子どもたちは早く成績を知りたいでしょうから、背番号でお知らせします。
【サービスエース率】
1番 42%
2番 29%
3番 24%
4番 17%
7番 20%
8番 26%
チーム28%
【サーブ成功率】
1番 94%
2番 86%
3番 100%
4番 96%
5番 0%
7番 60%
8番 89%
チーム 90%
【スパイク・ブロック成功率】
1番 82%
4番 79%
7番 0%
2番 60%
3番 0%
5番100%
チーム79%
サーブの成功率が90%に乗ったのは、練習試合も含めて初めてのことです。
子どもたちがいかに集中して頑張ったのかがこれではっきり分かります。
スパイクについては、1番さんのスパイク決定本数は55本でした。これもまた過去最高成績でした。
エースアタッカーがこれだけ頑張ってくれたのですから、試合の結果が良いのも当然でしたね。
しかし、それ以上に好成績を残したのがレシーバーの二人でした。
3番さんは、一番ねらわれやすいポジションなのですが、今回の試合では前日の練習通りにフェイントを落とされない工夫をとことんしてくれました。
8番さんはなんとミスの数が「0」でした。ノーミスです。これもまた初めてのことでした。バレーボールでノーミスなんてことはめったにないのです。よく頑張ってくれました。
このように、支部代表決定戦を冷静に振り返ってみれば、今までにない子どもたちの集中状態を作り出せたことが勝因だったと思います。
でも、勝因はそれだけではありません。辰巳ジャンプの試合の裏で、江東区の他チームの指導者の皆さんからたくさんの応援をいただいていたのです。箇条書きで列挙してみます。
1、練習会場の提供(Jチーム、Bチーム、Eチーム、Kチームから頻繁に)
2、セッターのトスを向上させるポイント(Sチームから)
3、勝つための試合の進め方(Sチーム、Sチーム、Jチームから)
辰巳ジャンプ内部で指導する私には見えていなかった指導のポイントを、他のチームの指導者の皆さんが外から見ていて気づき、適切なアドバイスをしてくれました。これが江東区小学生バレーボールの強みだと思います。チームを超えて指導し合っていく。学び合っていく。こういう雰囲気でずっと歴史を刻んできたからこそ、新しく誕生したチームの皆さんのことも寛大に受け入れて、切磋琢磨していくことができるのです。
「他チームに与えた分だけ自分のチームの成長につながる」これはスティーブン・コビー氏の『7つの習慣』にも書いてある成功法則です。