ディグフォーメーションの確認

相手のスパイクを拾い上げていく立ち位置にすることをディグフォーメーションといいます。
今日の練習ではそれを重点に指導しました。ディグフォーメーションを徹底することには大きな理由があります。今年のチームは身長が低く、ブロックに飛べる子が1人しかいません。となると、いくらブロックでがんばっても、相手のスパイクが抜けてくることはまちがいありません。そのスパイクが自分のコートに落ちてしまったら、試合にならないため、穴を作らないディグフォーメーションを作り上げる必要があるのです。これができあがると、矢口チームは、まるでコンピューターのプログラミングで動いていくような、ち密なバレーボールになっていきます。

現時点でひとつ課題を明らかにしておきます。
子供たちの人間関係に壁があります。コート内の全員がひとつにならないと、フォーメーションバレーができません。コート外の様子から、ある特定の人間関係でしか話をしていないことが分かります。自由に対人パスをさせると、いつも同じ相手としか練習をしません。こういうところに心の壁があります。だれかが意識して、この人間関係を変えていかないと、矢口チームは良くなりません。もし全員が「チームとして全員バレーをしようよ」と考えることができたら、大きく成長するチームになるでしょう。新メンバーも入ってきそうですから、子供たち自身でチーム作りをしていけるように忍耐強く待とうと思います。
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