2日後に二次予選をひかえた大切な練習を今日と明日行います。
初出場チームが都大会の出場権を獲得するチャンスにめぐりあっています。都小連の歴史に新しい1ページを刻んでいくことを目標に、この程度でよいというのではなく、考えうる最高レベルの目標をかかげて練習していきましょう。
今日は一人一人のスキル(技術)をあげるための練習でした。
主にトスとスパイク。トスは絶対に妥協しない練習をすることが大事です。なぜなら、アタッカーが思う存分打てるトスをあげて当たり前であり必要最低条件です。アタッカーがカバーしなくてはならないトスをあげているようなチームが都大会に出られるわけないのです。たとえレシーブが乱れても、セッターがトスでなんとかしてしまい、アタッカーが打っていくようなチームこそ、都大会レベルのチームです。
スパイクも、現状ではまだまだです。十分な状態で。コースもねらってスパイクを打つことが、1セットに1回出ればよいような状況です。決めるスパイクではなく、つなぐスパイクを打つしかない。これでは相手のリズムになってしまいます。
トスもスパイクも改善の余地があまりにも多くあります。
さらに、経験不足とおとなしい子供がほとんどの現チーム。一人一人は声を出しているつもりでしょうが、体育館全体に聞こえるような声を出せなければ意味がありません。都大会をかけた試合の時には、大人の応援団も含めて、体育館にいるほとんど全員が絶叫しているような試合になります。そんな時に、静かな声を出しても聞こえません。声の出し方については、矢口タートルズ最大の課題です。試合が静かすぎるのです。怖いくらいに強気な声を出せる子が出てきてほしいと期待しています。
何度もこのブログに書いていますが、都大会にたくさん出場してきた辰巳ジャンプの選手たちは、私が「そんなに声出ししたら、のどがおかしくなってしまうから、ほどほどにした方がいいよ。」と止めるくらいに声を出していました。矢口タートルズの子供たちがそうなるのは、いつなのでしょうか。バレーボールは難しいスポーツです。声を出して気持ちを伝え合わなければ、ボールは簡単に自分のコートに落ちます。