対人ネットアンダーパスのチーム新記録達成

今日の練習は、学芸会の振替休業日ということで、平日火曜日の午後に3時間も練習できました。
しかも、欠席者が多かったために、参加者6名という練習になりました。少ないと思うでしょうが、実はこの6~8名の練習が最も効果的な内容になるのです。

【練習内容】
・通常トレーニング
・ネットをはさんだ対人ワンバウンドアンダー 30回できたら次の練習へ
・ネットをはさんだ対人アンダーパス
・二人組を変えての、ネットをはさんだ対人アンダーパス
・時間をかけての、個人に合わせたスパイク練習

練習したことはこれだけでしたが、参加した6人のバレーボール技術(特にスパイク)は一気に伸びました。

スパイクだけではなく、アンダーハンドパスの技術もあがりました。
写真の2人組(5年生のI.HとN.A)が意識高く練習していたので、ひと声かけました。
「ネット対人アンダーパスは、平気で300回できて都大会レベル、1000回できて全国大会レベルだからね。」
するとこの2人は集中力を高め、ネット対人アンダーパス648回というチーム新記録を達成しました。
人数が少なく、ていねいに教えたので、6人全員がアンダーハンドパスでは「絶対にひざを伸ばさないで、ひざを少しでもいいから曲げて、いつでも一歩目を踏み出せるようにして待つ」ということも深く理解できたようです。

その後、6人全員を一人一人ていねいにスパイク練習をしましたが、たっぷり時間があったため、6人ともどんどん上達していきました。
休んだ子は、おしかったですね。今日は大チャンスの練習日でしたのに。


これまでの30年間の小学生バレーボール指導者経験をふりかえって、今日のような日に、家族がどう言おうと、家族のどのような予定があろうと、子供自身の意思で、「私はバレーボールの練習に行く!!!」と振りきってくるような子供たちは、間違いなく都大会に出場していきます。たとえば江東区で年間完全制覇した年の子供たちは、移動教室から帰ってきたその日に、家に帰らずに大きな荷物を持って体育館に来て、「先生、練習しましょう!」と私を待ちかまえていたような子供たちでした。
そんな基準だけはいちおう書き残しておきます。「そんな時代ではない」という批判もあるでしょうが、そうした意思の強い子供を育てようとしているのが私だと宣言しておきます。
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