苦しい時こそ“笑顔”を出せるか

小学生バレーボールの指導者の中で私が最も尊敬している方が、今年のファミリーマートカップ全国大会で優勝した岡山県の大元スポーツ少年団のマキイ先生です。マキイ先生は試合中に決して声を荒げたりしない。大元の子供たちも、どんなに追い込まれても笑顔で立ち向かおうとする。「苦しい時こそ笑顔」が合い言葉のチーム運営をする方です。

昨日、今日と、辰巳ジャンプは太子堂ジュニアさんのK監督のご配慮で、緊張感のある練習試合をさせてもらえました。教育大会前のこのタイミングで接戦のできる相手との試合を経験したことは大きな力となるはずです。太子堂ジュニアさんには本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。



さて、昨日は千葉市ポートアリーナで開催された「第8回ライオンズクラブ旗争奪関東バレーボール小学生大会」に出場しました。この大会の主催運営者は千葉県の千葉中央ジュニアさん。会場である千葉ポートアリーナは写真のように本当に広い体育館です。関東近県のたくさんのチームが出場する大会に、今の辰巳ジャンプ5年生が出場するのは初めてのこと。このことだけでも貴重な経験でした。ご招待くださり、大会運営してくださった千葉中央ジュニアさんにもご恩ができました。このご恩は東京都大会で結果を出して応える必要があります。辰巳ジャンプ全員で頑張って恩返ししましょう。
この大会は初日には出場せず、2日目2位リーグの出場となりました。辰巳ジャンプ新チームは「すべての小学生よりも上のレベル」でバレーボールをすることを目標としていますから、この日の目標も当然全勝でしたが、いかんせん、レフトとライトの両エースアタッカーを怪我と体調不良で欠いている状態。そんなチーム状況でもレギュラーチームと遜色なく試合してしまうメンバー層の厚さだけは、やはり辰巳ジャンプ史上最強チームであることに変わりありません。

写真のように表彰状をいただいて、子供らしくニッコリ。



今日の「太子堂ジュニアクリスマス交流大会」でも、苦戦は最初から想定内。問題は「体育館にいる選手の中で、一番全力を出しているのが自分」であるかどうかが評価基準。一人ひとり、それができていたかどうかで自己評価をしてください。いったい自分は「何%の力」を出していたのかという評価です。

【宿題】
練習ノートに「○月○日・・・(  )%の力を出せました」ということを書くこと。
もうひとつ・・・「笑顔」をつくる練習をすること。


【課題】
誰が見ても「120%力を出していた」という試合をすることを目標にすること。




クリスマス交流会は9チーム中2位。これで満足したら「辰巳ジャンプ2014年チーム」は終わりです。圧倒的な力で1位になることができなければなりません。「私たちは今いるレベルではダメだ!」このくらいの厳しさで、弱い自分に負けて泣いているようではバレーボールをやめた方がいい。厳しい練習が始まったら、「笑顔」で「喜んで」、「待ってました!!!」と練習する「変人」になることを決めたばかりじゃないのかな。辰巳ジャンプの5年生は、まだまだ平凡な「凡人(ぼんじん)」ですね。はやくストイックな「変人(練習の鬼)」になってね(笑)
コーチ陣に「何やってんだ!」と言われても、最高の笑顔ではねかえせるようになりましょうね。
なんて答えてはねかえせばいいんだろうな?(爆笑)
点を取って、「どんなもんだっ!」という笑顔で、はねかえすしかありませんね。(笑)


【2日間の個人成績】
(サーブ効果率)チーム118%・・・2%不合格
1位 K.S、A.H 124%
3位 A.R 121%
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4位 H.A 119%
5位 E.R 117%
6位 O.R 111%
7位 I.N 110%
8位 N.M 107%
9位 K.R 82%

(サーブ成功率)チーム88%・・・2%不合格
1位 A.H、E.R 92%
3位 H.A 91%
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4位 K.S 89%
5位 A.R 86%
6位 K.R 82%
7位 I.N 80%
8位 O.R、N.M 79%

(サービスエース率)チーム30%・・・合格
1位 K.S、A.R 35%
3位 A.H、O.R 32%
5位 I.N 30%
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6位 N.M 29%
7位 H.A 28%
8位 E.R 25%
9位 K.R 0%

(スパイク・ブロック決定数)
1位 H.A 52本
2位 K.S 29本
3位 N.M 11本
4位 A.H 2本

(スパイク・ブロック成功率)チーム64%・・・16%不合格
1位 H.A 68%
2位 A.H 67%
3位 K.S 60%
4位 N.M 52%
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