辰巳ジャンプが目指す選手像

今日は「きゃんでぃりーぐ」を開催しました。今年に入って初めての取り組みになります。「きゃんでぃりーぐ」の主旨は、日頃なかなか試合に出ることができない下級生に試合経験を積ませたいことにありますが、辰巳ジャンプは中心になる子供たちが4年生なので、Aチームが参加しています。目的が「試合経験を積む」ことにあるので、今日は全員が試合に出ました。結果は2勝1敗の2位。Aチームで出ているので、1位でないと合格点にはできません。残念でした。

今日の試合での子どもたちの態度を見ていて、すごく気になったことがあったので、ここに記録しておかなくてはなりません。それは辰巳ジャンプ=私が目指す「選手像」ということです。こういうことをここに書くということは、今年の子どもたちの姿が目指しているイメージとはちょっと離れているからです。

【辰巳ジャンプが目指す選手像】
(1)頭がいいこと
学校の成績は「オールA」をとるのが普通。すべての教科で手抜きしないで、「全校児童の模範」を目指す選手。思考力が高いこと。

(2)判断力・集中力が高いこと
バレーボールは一瞬の判断力が勝負の分かれ目になる。それを生み出すのが集中力である。辰巳ジャンプが最も嫌う選手は「ボー人間(ボーッとしていて、何も考えていない人間)」である。

(3)表現力が豊かなこと
辰巳ジャンプが最も得意としていることは「キャプテンを育てること」である。これまでの先輩たちは、辰巳ジャンプを卒業してから中学校や高校でキャプテン的な立場で頑張る子が多い。辰巳ジャンプの中で目立つ選手ではなかったのに、高校バレーでキャプテンとしてチームのために頑張った子が多い。その理由は、辰巳ジャンプ時代に、自分の思いを言葉でしっかり表現する訓練を積み上げているからだと考える。

(4)プラス思考なこと
辰巳ジャンプの子どもは、とにかく「プラス思考」である。これを習慣化するために指導を重ねている。「プラス思考」を身につけるために、生活すべてのことを前向きに考えるように指導をしている。「プラス思考」の習慣が身に付けば、一切のことに無駄がなくなる。すべての勉強も、バレー以外の習いごとも、家庭生活も、すべてがバレーボールの役に立つ。

(5)全世界の小学生の模範であれ
バレーボールがうまくても下手でも、技術は努力すれば多少はなんとかなる。しかし、「心がけ」「心根」だけは、本人が本気で良くしようとしないかぎり、どうにもならない。「私は世界一の小学生バレーボーラーなんだ」という自覚がある子、そういう態度を示そうとする子が、本当の辰巳ジャンプの選手です。


今日は5つだけ目指す選手像をあげました。今後このことを整理して、練習訓に並ぶくらいの重要な目標にしていこうと思います。
ちなみに練習訓は次の三つです。

一、人に言われず進んで行動、全力プレーを心がけること
一、練習の時には常に集中し、心でバレーをやること
一、いつも明るく元気に声を出し、笑顔で練習すること

この練習訓どおりに頑張っていれば、これまでは辰巳ジャンプの目指す選手像に育ってくれたのですが、今年のチームの子どもたちはどうもそうはいかないようで、より具体的に言葉にしていかないとイメージがもてないようです。ねばり強く指導をしていきます。


【今日の個人成績 上位3位まで】
(サーブ成功率)
1位 4番 93%
2位 6番 89%
3位 3番 81%

(サービスエース率)
1位 1番 67%
2位 3番 44%
3位 5番 38%

(サーブ効果率)
1位 1番 147%
2位 3番 125%
3位 6番 122%

(スパイク・ブロック成功率)
1位 6番 80%
2位 1番 54%
3位 4番 38%


今日は試合のあと、マイ劇場としている天王洲銀河劇場で「がーまるちょばカンパニー」のライブに行って、大笑いしてきました。がーまるちょばの、お客を巻き込む演出が大好きで、銀河劇場での公演がある時には、必ず見に行っています。今日も最後には全員スタンディングオベーションで大拍手でした。

THE GAMARJOBAT COMPANY reverse walking / ザ・が~まるちょばカンパニー  逆再生


この動画は逆再生で作られたものです。がーまるちょばのパフォーマンスの高さを感じ取れるでしょうか。小学生の子どもたちは、「ん?どうなっているんだろう?」と考えながら、この動画を見ると、脳が鍛えられるでしょう。思考力が高まる動画だと私は思います。
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