地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄&小田急・珍車黄金週間

2005-05-05 20:46:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 天候に恵まれた三連休、多くの方が遠出をされて撮り鉄や乗り鉄を楽しまれたことと思います。でも私は家で急に依頼の入った書類をゴソゴソと作成……全然連休なんて関係ないです (T_T)。
 ただ、余りじっとしていると精神衛生上よろしくないので、新たに購入したレンズの使い勝手を試しがてら、近場の相鉄と小田急をブラブラしてきました。主な目的は、これからいよいよ激減する一途と思われる抵抗制御車 (相鉄7000と小田急5000) を撮れるうちに撮っておくことに他ならないのですが、その間に相次いで非常に貴重な珍車に遭遇しましたので、ちょっとアップしてみたいと思います。
 まずは↑こちら、相鉄5050系 (画面左) です。以前11月にちょっとご紹介したこともあるこの電車は、東急5000系似の湘南顔ボディに始まり、アルミ車体化・VVVF化など数奇な運命をたどってきましたが、2本あったうち1本が既に解体され、残りの1本もニセ厚木にて休車扱いで放置されていました。しかし、最近天王町~星川間で起こった踏切事故の影響で予備車が足りなくなったためか、奇跡の復活をとげたのでした! (廃車候補の電車がニセ厚木で休車扱いになることは、通常そのまま再起せず廃車を意味しますので、これは本当に感動的なことです) 来週から開始される女性専用車扱いに対応したステッカーも貼られていますので、とりあえず当分の間は独特のVVVF音を奏でながら元気に走ってくれるでしょう (^^)。



 次は↑こちら、小田急3263Fです。破竹の勢いで大増殖を続け、さらに2005年度計画でも96両の新造が発表されている3000形 (ううっ……これでもう、昨年の4000形に続き、9000形がたったの1年で全滅してしまいそうです……T_T) ですが、個人的には全く写欲の起こらないデザインで、カメラを構えていても3000形一般が来たときにはまず撮りません。しかし、期間限定の防音カバー試験車として豆腐のような姿となった3263Fが来たときだけは、取りあえず撮っておこうかという気になるのが不思議です。今日も、5000・9000目当てで待っていたところ、江ノ島線内機織り運用で走っていました。
 登場当初は、ちょうど2600形旧塗装車フィーバーの時期と重なったこともあり、多くの撮り鉄の注目を集めていたこの編成も、最近は飽きられたのか (?) ほとんど撮り鉄の姿を見かけません。個人的には、防音カバーは思ったほどの効果はなく (VSE・50000形の場合はデザイン上の配慮が非常に大きい?)、多分これが最初で最後、重要部検査の際に外されそうだな~と思っていますので、これは記録する価値大?かも知れません。(でもやっぱりこれよりは5000・5200・9000が来て欲しい今日この頃 ^^;)