ゴールデンウィークも残りあと僅か。考えても見れば遠出してないな~と思いつつも、かと言って人混みは避けたいですので、観光地・景勝地に近かったり、SLなどの「鉄」や親子連れが詰めかけそうな臨時列車が走ったりするような路線は避け、割と近場でまだ丁寧に記録したことがないところにブラリと出かけようと思いました。しかし、今日 (土曜) の天気は昼頃まで雨という予報……。そうなれば、ドピーカンの天気ではアングルの数が限られて撮りづらい路線に限ります。というわけで選んだのは総武流山電鉄。以前ちょこっと乗ってみて、元西武701系がヨロヨロのレールの上を豪快に揺れながら走るあたり、そして終点・流山駅の如何にも「車庫のある小私鉄の駅」という雰囲気に感動したのですが、如何せん車体の横のでっかい「N」塗装がイマイチだったり、住宅街の間を細々と走るうえに架線中も多かったりでアングルも限られ、どうも今ひとつ写欲が湧かない路線だな~というのも正直な感想でした (^^;)。しかし、近々開通するつくばエクスプレスの影響で、果たしてこの路線は大丈夫なのだろうか……という懸念が拭えないこともあり、「取りあえず普段通り頑張っている小私鉄の姿をきっちりと撮っておかねば! アングルは必死にロケハンすればきっと見つかる! 天気が曇りなら選択肢も増えるだろう!」と思い立ちまして、JRのホリデーパスを片手に (笑) 馬橋駅に降り立ちました。
ところが……天気は当てがハズレて、急速に回復してドピーカン (笑)。それならそれで、頑張って撮るしかない……と思い、普段はほとんどしない「かぶりつき」に精を出したのでした (^^;)。特に、昼間運用に入っていた2編成のうち1本は濃いブルーがシブい「青空号」編成ともなれば、俄然写欲が盛り上がります (^^;
最初に「これは」と思ったスポットは新松戸駅前の踏切。如何にも都会的な景観ですが、単線かつ電車は2両編成という……このギャップがたまりません (^^)。このすぐそばにある幸谷駅は、新松戸駅から乗り換えて来る人の多さ、それにマンションの1階にある駅の (馬橋に比べて) 新しい雰囲気ゆえ「こっちの方が始発っぽいな~」と思ってしまいます (^^;;
幸谷駅を出るとしばらくはゴミゴミした住宅街の間を走るのですが、武蔵野短絡線、そして市道の下をくぐると雰囲気は一変、昔ながらの田園風景をかすめて走ります (^^)。こんな感じでの~んびりとした住宅街&田園風景の組み合わせが平和台の手前まで続きます。
平和台駅を出て、新興住宅街の中を一瞬走るとすぐに終点の流山に到着です (あっけない ^^;)。青空号 (&なの花号) 編成の北向き=流山寄りの車両は、ごらんの通り前パンなのが涙モノです。だからこそ明るい曇りを望んだのですが……まあ撮れたからいいや (^^;)。
こんな感じで、昼間は15~20分間隔で走っているのが流山電鉄です。ぶらっと訪れるにはやっぱり良いところでした (^^)。改めて感想を敢えて記しますと、「N」がなく、横一本のラインなら最高に良いのに……(^^;;
以上、GWスペシャル・画像3枚つき記事でした (爆)。