地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

南関東瑞雪 (5) 西武顔101系もあと何年?

2006-02-01 12:31:20 | 都市民鉄 (首都圏)


 一瞬海沿いの暖かそうな風景に飛んだと思ったら、また寒そうな景色に逆戻りです (^^; 江ノ電画像はまだストックがありますのでお楽しみに)。
 京王相模原線で約1時間少々撮った後は、まず調布へ移動。そのまま新宿に出て別の方面へ行っても良かったのですが、折角近場にもう1つシブい電車が走っているのだから……ということで、高幡不動行きの電車に乗って武蔵野台で下車、徒歩数分で西武多摩川線の白糸台駅にたどり着きました。
 このスポットは以前もご紹介しましたが、そのときはドピーカンにつき車体に電線の複雑な影が落ちまくり (TT)。しかし今回は、見事な雪景色の中、もう西武ではごく僅かになってしまった西武顔の101系がゆっくりと発車して行くシーンを楽しむことが出来ました (^^
 その後、もう一つの個人的定番スポット・新小金井へ移動。ポイントをゆっくりと通過して進入してくる101系を撮影しました。平地での高速運転と秩父線急勾配の連続運転の両方に対応した101系にとって、こういう路線は完全にパワーを持て余してしまうのでしょうか、雪の多摩川線での走りには、どことなく悲哀が感じられるのも確かです……。
 それにしても、多摩川線以外では車齢が高い西武顔101系はほとんど消滅目前と言われている中、多摩川線での雪景色もあと何回見られるのでしょうか。今は武蔵境駅の高架化工事真っ盛りにつき中央線と多摩川線が分断されており、国分寺~武蔵境間で西武電車の甲種輸送を行うことが出来ないため、当分は安泰なのかも知れませんが……。
 こうして約1時間ほど西武多摩川線に遊んだ私は、武蔵境から中央線に乗ってさらなる別のスポットに向かったのでした。