地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

長野電鉄雪見行 (6) 2000系D編成の麗姿

2006-02-14 09:31:00 | 地方民鉄 (甲信)


 約1ヶ月にわたってお送りしてきました長野電鉄シリーズもそろそろ終盤にさしかかってきました。今日アップしてみるのは、恐らく小田急10000形のデビュー後も1編成だけ特急用の予備車として残るであろう、2000系の2007F (D編成) です。この編成は、昭和30年代前半に登場した他の編成よりもやや時間をおいた昭和39年 (1964) に登場し、スカートを装着しているのが特徴。最近踏切事故に遭って、破損したスカートをしばらく外していたそうですが、このときには既に新調したスカートをつけて快走していました。それはまさに女王の風格……(といっても相当の年増ですが ^^;)。
 ↑の画像は、8500系を待ち構えたのと同じ桐原での撮影。チンタラと走る普通列車とは違い、A特急はもっぱら80~90km/hという、地方私鉄としては相当な速さでブッ飛ばして行きますので、巻き上がる雪煙も相当なもの。通過直後、私の全身とカメラは粉雪まみれになってしまいましたが (笑)、この超迫力のシーンを確実に決めたことの喜びは何者にも代え難いものがありました……(^o^)。

 来る今年の秋冬からは、10000形がこういうシーンを代表するわけですが、特にオフシーズンなど、この2000系D編成が代走するところを少しでも多く目にすることができれば……と思っています。特に、旧塗装への変更がもし万が一実現すればありがたいですね。それとも、10000に合わせた色になるとか……(^^;;)。