このたび当ブログは3万ヒットに到達しました。2万ヒットからは約2ヶ月ほど。最近はそれだけ多くの方がご覧になっていることを考えると、それだけ実のあるネタを提供できるようにしなければと身の引き締まる思いですが (^^;)、まあマイペースでやって行きますので、引き続きごひいきにお願い申し上げます m(_ _)m
さて、3万ヒット記念と、ぱれっとさんから頂いた北陸鉄道画像つながりということで、今日は今から??年前の北鉄石川線・懐かし画像をアップしてみたいと思います。中学を卒業してようやく念願のキヤノンA-1+NewFD50mmF1.4を入手し (半分は自分の貯金で、もう半分は高校合格記念として親が金を出してくれました。ありがたいことです)、これまた初めて購入したリバーサルフィルムを詰めて、富山地鉄・北鉄・上田交通を行脚したときのひとこまです。
当時の北鉄石川線は名鉄のかつての名車である3300形や900形のお古がゴロゴロしており、中学時代名鉄に凝っていた私としては是非訪れてみたいところの一つでした。そして念願かなって西金沢から乗車し、加賀一宮まで乗り通したときのワクワク感は今でも忘れません (^^
このとき、本来ならばさらに白山下まで、渓谷沿いの素晴らしい風景の中を走る金名線に乗りたかったのですが (文字通り、白山をブチ抜いて金沢と名古屋を結ぼうという遠大な計画に基づく路線だったのですが……)、ただでさえ乗客減で朝夕のみの運転となっていたのに加え、途中の鉄橋を支える岩盤が崩落の危機とのことで無期限運休・代行バス運行となっていたのでした……(金名線は私が訪れて1年後に廃止。年がバレますな ^^;)。
そのために遊休状態に陥っていた2番線には、雪がうずたかく積もりまくり。そこで、単に1番ホーム (現存) から電車の正面を撮るよりも、線路に降りて2番線側から撮る方がはるかに良い感じで撮れるなぁ……と思った私は、思い切って駅員さんに「線路に降りても良いか」とお願いしたところ、実に有り難いことにご快諾! いや~本当に良い時代でした……。バックに薄く写っている白い山々や黒々とした木立と合わせて、私鉄ローカル線のよき時代を写し込むことができ、とても思い出深い一枚です。
そして何といっても、リベットゴツゴツの昭和初期風車体にかかっている毛筆体の「準急」「野町」というサボが実に感動モノです (^o^)。