東急長津田工場をたまたま訪れた際に展開されていた5050系の入換は、デワ3043だけでなくED301も動員した大がかりなものでした。手順としては、
*工場入りした5151Fの8連を中間で切り離し。
*デワ3043がクハ5851以下4両を牽引して恩田駅横→正門脇側線へ移動。
*ED301がクハ5151以下4両を牽引し、同上の移動。
*そこで完全に空いたところに再びデワ3043+4両が移動、押し込み。
……という感じ。これだけ延々とやってくれますと、思わずシャッターを切りまくってストレス発散しまくりでした。しかも、甲種輸送ばりのデコボコ編成ともなればなおさら……(*^^*)。もちろん、恩田に来ても全く入換作業の気配がなく、完全に期待ハズレに終わってしまうことも多々あります。念のため……。
ところで、長津田工場には相変わらず余剰の8000・8500系が多数ひしめいており、恐らく伊豆急向け改造と思われる工事を中心に地道な作業が行われていましたが、こどもの国線を挟んで南西側にある東横車両電設の特修場が完全に更地になっているため (明らかに古く手狭そうな建物でしたので、拡充を兼ねた新築でしょうか?)、長津田工場内は車両の密度がいつになく高く、そういう中で頻繁に車両の位置を変えながら諸々の作業を進めて行くのは大変そうだなぁ……という気がしました (すみません、関係者ではないもので ^^;)。
そのうち、伊豆急向け?に運転台を新設するのは当然ありうることですが、昨年・一昨年はたしか7月に伊豆急向け車両が完成して甲種輸送されていましたので、今年は完成が秋以降にずれ込みそうな気配です。
いっぽう「あれ?」と思ったのが、1枚目の画像に妻面の半分が写っているデハ0716+0816のユニット。この2両は、すでにインドネシアに向けて輸出された8611Fに組み込まれていましたが、インドネシアでは8両固定編成となるため、この2両だけ輸出を前に編成から外されて放置されていた……という次第。車齢も若く、解体されないということは、果たして伊豆急向け改造が行われるのでしょうか?? それとも別の私鉄への譲渡……? 8000・8500系の最終グループにもこのような出番が回ってきたことから、事態は新たな展開を迎えつつある……という気がして来ました。しかし、今はその答えを知る由もなく、デハ0716+0816はアントに引かれて工場の奥へと消えて行きました……。