東急の車両事情は梅雨に入っても引き続き変動が続き、明日は逗子から5117Fの甲種輸送、来月には5080系1本 (まだ作るとは!) と7000系×2本の甲種輸送が予定されているなど、目が離せません。その陰では、消えていった車両もどんどん増えるばかり。約1年前(昨年の6月末)、8039Fが東横線急行黄金時代を再現した神秘的な姿でさよならリバイバル運転を行ったのも、何やら遠い昔のようです……。
そんな中、伊豆急ラッピングを施された8614Fが「伊豆のなつ」田都バージョンとして走り始めてから (約2年前、2006年6月29日に運行開始)、これまた早いもので3年目に突入しようとしています。当初は「伊豆のなつ」キャンペーンが終わり次第もとに戻す旨のアナウンスがあったよなぁ……という曖昧な記憶があるのですが、何のかの言って剥がされずに第一線で走り続けており、しかも今年に入ってから、正面の一部のラッピングの剥がれが御丁寧にも貼り直されています。
このような異例の措置となっているのは何故か……理由として思い浮かぶのは、
(1) キャンペーン終了後も引き続き伊豆急帯で走らせておけば、幾ばくかは伊豆観光のアピールにはなるかも知れないという判断がある (あ、でも東急の駅にある伊豆観光ポスターの常連はリゾート21だから、やっぱ違うかも ^^;)
(2) 「音符」8634Fや「シャボン玉」8637Fと並ぶ変わり種編成としておく
(3) 8614Fは東武まで頻繁に直通する関係上、余りにも捉えにくい編成であるので、一種のファンサービスとして伊豆急色を継続するのも悪くない
……といったところでしょうか。3点目はまぁ、ファンのはしくれとしての邪推と期待ですが (^^;)、1日粘ってせいぜい3~4回しか撮れないとしても、長期間走っていればそれなりに沿線ファンとしても撮り貯めることが出来るのは事実です (^_^)。しかも、特別なイベント運転で集中的に……ということですと、どうしても沿線の雰囲気は悪くなるというのが最近の常ですので (-_-メ)、日常の運行で特別な車両をまったりと撮影できるというのは本当にありがたいことです。
もっとも最近は、出勤ついで鉄による田都撮影をする時間をなかなか確保できないのが悲しいところ (→長津田入換や恩田にハマっているからでもあります ^^; あと、アップしそびれていますが、京王6000系も用務ついでに重点撮影中)。それでも、先日ご紹介した画像のようにデヤとの並びを撮ったり、先月も5080系甲種の撮影ついでに、8614F単独の麗姿を捉えたりしております (^O^)。午前中で終わった仕事からの帰途、大井町線から田都急行に乗り換えたところ、何と8614Fが32K急行でやって来ましたので……(*^^*)。32Kということは、中央林間と押上の間を比較的短いサイクルで往復してくれるわけで、長津田で甲種到着シーンとデヤシーンを撮影したのちさほど時間をおかずに撮影できたのはラッキーでした。
それにしても……32Kって、東武非乗り入れ運用であるにもかかわらず、東武対応車が入ることが多いような気がするのは私だけでしょうか (^^;;)。