ついに明日からは名鉄のダイヤ改正が実施され、パノラマカーの運用も激減することになりました……(T_T)。あるいは、既に車両運用の移行段階として、一部編成の離脱が始まっているのかも知れませんが、何はともあれ6連と8連は見納めとなることでしょう。そこで、駅も車内も沿線も相当の人出となるものと思われますが、まずは無事故で当面の波を乗り切って欲しいものです。
取りあえず気になるのは、果たしてどの編成が残留するのかということ。現在の4連の中から3編成が選ばれると考えるのが自然なのかも知れませんが、検査期限などの都合から一部の6連にも短縮化のうえ白羽の矢が立つ可能性も否定できません(実際の検査期限は全くチェックしておりませんので、あくまで儚い予想です。すみません ^^;)。あるいは、サボを手で差し替える手間を考えますと、恐らくブック型の行先表示を採用してきた編成が先に淘汰され、電動幕を装備した編成が最後まで残るのかも知れません。そこで一つの可能性として、電動幕を装備するトップナンバー・7001F (↑) がパノラマカーの歴史に幕を閉じる役目を果たすという、東急8001Fと全く同じような展開もありそう……。
そんな7001Fを撮影したのは、名古屋での用務当日の朝 (笑)。一応10時頃までに用務先に行けばよい……というわけで、早朝から名鉄撮影決定です (^^;)。そこでここは是非P6を、と思ったのですが、いろいろ調べておりますと、どうもP6は他の車種で代走する確率が高いようで、貴重な時間を費やすにはリスクが高過ぎます。むしろ、P4が短時間に相次いでやって来る場所を選んだ方が、効率良いだけでなく記録できる編成数も増えるわけで……。そこで、まずは朝6時前に名鉄名古屋をスタート、東枇杷島で犬山線からの東岡崎行きを撮影したのですが、うーむ……日の長い季節とは言え天気が悪く、会心の一撮というわけには行きません。
しかし、ここでめげるわけにも行かず、ロケハンの結果次の場所として選んだのが津島線の甚目寺。側線もある昔気質な雰囲気の駅は早速気に入ってしまいました (^^)。相変わらず暗い……のは結局改善しなかったのですが、やって来た7001Fの撮影はとにかく気合いで「まあ一応成功!」。
それにしても、余りにも暗い天気ですと、ハイビームがいつもヒヤヒヤ……。
甚目寺での撮影後は、岐阜から来るP4を待ち構えるべく二ツ杁へ。停車時間も多少ある待避駅ということで、進入と発車をそれぞれ撮影出来るだろうか……と期待したのですが、あらら、下りと上りのホームはそれぞれ改札が独立していました……。そこで西枇杷島とのちょうど中間 (駅間短すぎ! ^^;) にある緩いカーブへ。引き続き暗く、ホンの少々被写体ブレが残ってしまいましたが (泣)、シャープを強くかけて何とか見られるカットとなりました。白帯車譲りの逆さ小富士形表示器も、この7025Fのみということで……辛うじて撮影できて一安心です (なお、背景の一部の柱・電線を消しております ^^;)。
こんな感じで朝ラッシュ時のパノラマ撮影を終えたのですが、果たしてダイヤ改正後はどのような運用に入るのでしょうか……。個人的には広見線あたりでの機織り運用が最も理想だなぁと思うのですが、まずはその全容が分かるのを楽しみにしつつ、残されたパノとの時間をあと何度かかみしめたいものだと思っています。
【6.30注記】名鉄公式HPによりますと、7001Fは先に離脱となりました (T_T)。