地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

EOS 7D MarkⅡ試撮貨物散歩 (1) 扇町DE11

2014-11-02 00:00:00 | 貨物列車


 キヤノンが去る10月30日に満を持して発売した、APS-Cサイズセンサーの高速連写デジタル一眼レフカメラ・EOS 7D MarkⅡ。前作であるEOS 7Dを発売日に購入して以来約5年間使い続けて来た私個人としましては、5年間の進化、とりわけ高感度撮影時の性能上昇にアツく期待し、正式発表とほぼ同時に淀新宿本店に予約を入れまして、今か今かと発売を待っていました。すると何と!先日アップしたCNR・YZ22のN模型と同じく、EOS 7D MⅡも当ブログ10周年の節目とほぼ重なるタイミングで発売開始となったとは! いや~慶事というものは立て続けに起こるものです! (当ブログの10周年は慶事でも何でもないと言われればそれまでですが ^^;)
 というわけで、去る30日は渋谷の某ホテル(道玄坂とか円山町の方ではありません。笑)でのヲ仕事が無事終了したのち、山手線に乗っていざ新宿へ。発売日ゲット!を決め込んだあとは真っ直ぐ帰宅し、バッテリーグリップ無料プレゼントキャンペーン(ま、どうせ新発売時の販売価格にバテグリ代が上乗せされているものと思いますが……)の申込も投函終了! さっそく一昨日、平日休みであったのを良いことに、試し撮りと称して久しぶりに近場の貨物スポットを訪ねてみることにしました (まだ操作に不慣れな中、イキナリ遠出は出来ないですし)。



 そこでまず訪れたのが鶴見線の扇町。鶴見線はかつて、大川や扇町での化成品タキ扱い、あるいは昭和手前で分岐する製油所での石油タキ扱いがあった頃は度々訪れたものですが、今や定期的に貨物列車が運行されるのは扇町の石炭ホキ(三ヶ尻との往復)と安善の米タン(拝島との往復。毎日走るわけではなし)のみという凋落ぶりは実に寂しく(あと、ごく稀に新芝浦までシキ入線あり)、鶴見線のさらなる本数減による移動効率の悪さもあって訪問は本当に御無沙汰となっておりました……。牽引機が原則として防音カバー付きのDE11 2000に代わってからは、確か初めての訪問だったのでは……と記憶しているところです (滝汗)。それだけに、鶴見線の車内から眺める浜川崎ヤードの空虚ぶりは、かなりショックでした (T_T)。その一方で、三ヶ尻からの返空石炭ホキが扇町への最後の一走りを控えて発車待ちであるのを眺めて「やった♪ウヤじゃない♪」と内心はしゃいでいたのですが (^^;)。
 というわけで、待つことしばし。電車用線路1本と貨物用線路2本を除いてすっかり草に覆われた扇町駅に、鮮烈なJRF塗装のDE11と黒ホキの編成が御登場! EOS 7D MarkⅡはレリーズのタッチが非常に敏感で、しかもミラーショックも極めて少なく、あっと言う間の毎秒10枚連写ですので、油断しているとあっという間に「シャシャシャシャシャ……」と小気味よく撮り貯まってしまいます! うむむ……貫禄たっぷりのDE11 2000に果敢に挑みかかる「IMAGE MONSTER二代目」EOS 7D MarkⅡ……。一皮も二皮も剥けた撮り心地に、むしろ撮るこちら側が追い着くのが大変かも知れません (←ヘタレ)。そんなことを感じつつ、一方では久しぶりの貨物入換撮影の目まぐるしさにフラフラになりつつ (笑)、11時14分の臨港バスに乗って川崎駅界隈に向かったのでした。