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一昨日、東南アジアの鉄道や東南アジアの諸国事情と全く関係のない宴会に出席したところ、どういうわけか落花生。様をご存知の偉い方がいらっしゃり、ひとしきり落花生。様のお仕事と鉄ヲタ活動の両面で盛り上がるという一幕がありました。詳しい経緯と内容は一切省略しますが、名著『インドネシア鉄道の旅』に続く『ミャンマー鉄道の旅』の刊行を強く期待する旨で議論が一致したことだけを記しておきます。世の中狭いですね〜(^^;
それはさておき、ヤンゴンの鉄道シーンまわりで目白押しのインフラ整備事業の最たるものとして、シンガポール・中国企業がヤンゴン駅の全面改造・再開発計画を落札しただけでなく、ヤンゴン環状線の全面改良計画もこの度起工の運びと相成ったようです。環状線の工事も中国企業がからんでいるようで、鉄道も完全に日中によるパイの取り合いでしょうか??
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そこでヲタ的な視点から非常に気になるのは、環状線内の既存のシブい駅舎や緑あふれる魅惑の沿線シーンがどう変貌するのかということであり、もうひとつはヤンゴンの客車区の移転先です。確かインセインに移すのか、それともチミダイン駅の脇の半ば遊休スペースと化したヤードを活用するのか……。チミダイン駅の場合は、客車置き場としての用途の他、環状線改良工事における工臨の拠点としての用途も考えられるでしょう。
すると、これまでピィ本線で走っていたチミダイン発着の鈍行列車が、今後もチミダイン止まりのまま混合列車として走り続けるのか、それとも運転区間をヤンゴンまで延ばしてマラゴンを運行上の拠点とするのか、はたまた貨車の連結を終了して純然たる客車列車にするのか、いろいろと気になるところです。いずれにせよ、ヤンゴン近郊区間でホーム嵩上げや線路内立ち入り不可とする措置が進めば、ダニンゴンやハローガで野菜をバッサバッサと下ろして行く光景も過去の話となることでしょう。というわけで、日本人鉄ヲタから全く注目されないままのんびりと走る、ピィ本線のチミダイン止まり鈍行の画像をアップしておきます。