既に些か旧聞となってしまったかも知れませんが、約10日前から東急8637Fのドアが、一時期の北総車を思い出すようなカラフルな色となっており、私も昨日、大手町から帰宅する際に初めて当たりました。中央林間では、折り返して発車するよりも前に小田急の各停が来てしまうため、画像がないのは恐縮ですが……。
それはさておき、パクアン急行様のブログによりますと、KCIでは2020年以後の日本中古冷房車の輸入を取りやめて増備は新造車に限るとのことで、従って武蔵野線205系が最後の譲渡グループとなることが確定しました。東急でこれから大量に余る8500系は、結局インドネシアに追加輸出されることはなく、東急ヲタの端くれとしては残念なことです。
もっとも、KCIが東急から廃車発生品を購入すれば、ジャカルタの東急もしばらく延命するでしょう。しかし、武蔵野205系によって東西線・東葉高速・東急がモロに廃車の波をかぶる可能性もあります。というわけで、東急8000・8500系を記録する旬な舞台は、再び国内へ戻ってくることになるのかも知れません。
そんなことをつらつら思っていた先日、ひょんな用事で三島まで往復して来たのですが、そのついでに熱海駅と三島駅、そして駿豆線で短時間ですが撮り鉄に勤しんでみました。天気は非常に暗かったのですが、それでもキレイに撮れてしまうのはEOS 5D MarkⅣ様々といったところです (前回アップの小田急GSE画像はその帰りに撮ったもの)。
最近の伊豆急は「伊東ぷらんぽ」に代表されるように、結構派手なラッピングをドア脇に貼ってしまうことがあり、そのような8000系を熱海で眼にする度に「あちゃ……」と思い、伊豆急まで出掛けて撮ろうという意欲を削がれておりました。しかし今回熱海で眼にしたのは、原型顔のクハ8011 (東急時代と同じ車番) を先頭とする見事に美しい編成! 連写しまくりながら、本当に惚れ惚れとしました……(*^^*)。