昨日は、いつもお世話になっておりますKucing様のお声がけのもと、町田駅周辺の某所にて新春・インドネシアの宴が開催されまして、205系大量導入をはじめ激しく変わりゆくジャカルタの鉄道事情、そして台湾や東南アジアなど各国の美味しい鉄事情をめぐって熱いトークが繰り広げられたのでした♪ とりわけ、ジャカルタから帰国されて間もない井上様及びKucing様によるご報告には、僅か5ヶ月前にジャカルタを訪問した私でも完全に浦島気分です……(汗)。今年は果たしてどのような変化が待ち受けているのでしょうか?? 何はともあれ、昨日お会いした皆様には大変お世話になりました!!
というわけで、205系の大量増備によって今後の先行きが大いに気になるジャカルタの103系の続き、低運車を激写したシーンです!!
去る8月のジャカルタ遠征では、宿願叶って活動初日の朝ラッシュアワーに103系高運東海色を撮影出来たのですが、その時点では光線の関係で、ジャカルタ・コタ側に連結されていた低運ケヨ21編成は顔面が影でツブれてしまいました。したがって、最早8連1本しか稼働していない103系が夕方のラッシュアワーに出庫するのか否か、他の編成と差し替えられて再び予備車に戻ったのか不明ではあるものの、まずはなるべく早めに賭けに出て激写したいと思った次第。
というわけで、午後のボゴール線列車を撮影する際のお気に入りスポットに出向き、午後2時台から張り込むことしばし。余りにも強烈な午後の光線で、手持ちの「神の水」○カリスエットが一気に減って行きましたが、夕方のラッシュに備えて続々と山を下りてくる列車を逃すわけには行かないため、じっと耐え続けます。
やがて……待ち続け耐え続けた者にのみ与えられる大いなる祝福の時が!! 午後3時のアザーンが辺り一面に響き渡り、海から柔らかな風が吹き始めた頃、ボゴール方からあの感動のモーター音と白いボディが迫って来ました! 嗚呼スラトゥス・ティガ! 熱帯の深い緑をバックに轟進する103系の姿をひたすらファインダーで追い続けながら (1枚目)、心の底からの歓喜に打ち震えたのでありました……。
訪問中における103系の代走は、残念ながら最初の2日間のみで終了し、その後は再び予備車となってしまいましたが、期せずして改めて幸運がめぐって来ました! 技術者・S様の有り難いお取り計らいにより、パクアン急行様とともにデポック電車区を訪問したところ、何と!ボゴール所属車としてボゴール電車区の奥で寝ているはずの103系が検査のためデポックに回送されており、小まめに起動&停止を繰り返しながら性能試験をしているシーンに目出度く遭遇! 架線柱の隣の線路を走行していたのが残念と言えば残念ですが、103系を順光で撮影できるのであれば贅沢は言っていられないというものです (笑)。
何はともあれ、こんな感じで目出度く103系高運・低運両方の稼働中の姿を撮影出来た次第ですが、新年に入り本格化する205系の運用入りに伴い、最早8連1本しか稼働できない103系の処遇が大いに懸念されるところです。とりあえず今年は間違いなく103系の検査期限が来るものと思われますが(あるいは、予備車化により走行距離が大幅に減っているため、検査期限が先延ばしになるのかも)、果たして……。KCJ社公式HPの入札公示コーナーにて、都営6000系とJRE103系のクーラー部品がどうのこうの……という公告を目にしまして、実際都営6000系の一部の車両でクーラー換装が始まっていることから、103系についてもヘタレた部品の現地化換装が進み、今後も元気で走り続けることを期待しているのですが……。
いっぽう、昨年末にパクアン急行様のブログで目にした超ぶっ飛び情報としまして、ジャカルタ近郊電車列車の営業は従来KAIと子会社KCJの二重体制であったところ、完全にKCJに移管となるということで……行く行くは全ての電車がKCJコーポレートカラーの赤黄帯に移行するものと思われます。そこで、103系が無事入場して赤黄帯になるのか否か、もし赤黄帯となったらどんな雰囲気になるのか、あるいは廃車となってプルワカルタ送りとなるのか……本当に眼が離せません (汗)。
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