KCJ (ジャボデタベック通勤鉄道) 公式HPを見ておりましたところ、いよいよ今月末に迫って来たレバラン(断食明け)を控えて帰省ラッシュが過熱の度合いを加えつつあるため、去る23日から来月の2日まで、長距離列車が発着するガンビール駅とパサール・スネン駅は全ての電車が通過扱いとなるとのこと。そもそも断食期間中につき、私のジャカルタ滞在中は他に日本人撮り鉄を見かけませんでしたし、これから10日間ほどインドネシア全土が帰省ラッシュ大戦争に陥るさなかに趣味目的でジャカルタを訪れようとする奇特な方もそうおられないと思いますので、わざわざ記す必要もないのかも知れませんが……くれぐれもガンビール及びパサール・スネン駅を利用される際にはご注意を……(汗)。
というわけで、ジャカルタ撮り鉄の続き……今日はド派手な05系07Fを (^^;
前回も記しました通り、メトロ05系は既に5編成がジャカルタで就役し、さらにネットを見ておりましたところ川崎市営埠頭でしばらく放置されていた3編成も無事貨物船に載せられて日本を後にしたとのことですので、これはいよいよ東急8500系と並ぶ最大勢力となることが確定か……という勢いですが (滝汗)、車齢20年少々ながら東西線の車両計画変更でやむなく廃車となった05系を大量に購入したKCJは本当に良い買い物をしているなぁ……と思います。何せ05系が来ますと、非冷房でボロボロのエコノミー電車・客車が行き交う線路が一気に最先端都市のそれに化けて見えますので……(笑)。KCJとしてもそのような効果を狙ってか、05系を主に東~ブカシ線やスルポン線といった客車鈍行運行路線に集中的に投入しているのは興味深いところです(笑→とくにスルポン線の場合は回生ブレーキ装備車である東急8000系列が入線出来ないため、その分メトロ車が多く入るということらしいですが)。
そんな05系のうち、07Fは先頭車の側面に超!ド派手なピンクの女性専用車ラッピングを施し、大いに人目を惹いています。ドアのラッピングは如何にも貼るのが面倒と思われ、今後他の05系、さらに他の車種にどの程度波及するかどうかは分かりませんが(いずれ取り上げますが、各車種とも一部の編成が既に対象となっています)、まぁ取りあえず一部の編成限定であれば良いかな……と (^^;
ちなみに、冷房車では8両・6両編成いずれも2両設定されている女性専用車ですが、こうも編成中の比率が高いと男性客としてはどうしてもやっかみたくなるものです (1両のみで、かつ中間車であれば……と思うのですが ^^;)。しかし、女性専用車内には女性の鉄道警察官(または単に警備員?)が乗務しているほか、女性専用車に通じる貫通路にも男性の切符切り要員が立っていることが多く、男性客の闖入は固くブロックされています。というわけで、冷房車の女性専用車は実施後約1年を経てほぼ完全に定着しておりまして (余程混み合う朝方は「?」ですが、少なくとも日中と夕方は完璧に実施)、ホームの先頭車停車位置付近には最初から女性客しかいないというのが現状です。現地で乗り・撮り鉄される際にはお気をつけを……。