~あらすじ~
業界一ツキのない殺し屋の七尾は、ある男に絵を届ける仕事を依頼される。
仲介者の真莉亜がいつものように「簡単」と称する仕事だったが、男のいるホテルにはなぜか殺し屋が何人もうろついていた。
~感想~
殺し屋シリーズ第4作。前作までの顛末がいくつか語られるので順番通りに読むことを勧める。
「マリアビートル」では新幹線から降りられなかった七尾が今度はホテルから出られない。
個性豊かな殺し屋たちとの戦い、何人もの殺し屋たちの思惑、豊富な伏線に支えられた意外な結末と、このシリーズに期待するものが全部ある。特に6人組のうぬぼれた美男美女の殺し屋が現れたからには当然そうなって欲しい(?)展開には笑った。
他にも元女バスで小柄でコンプレックスの強い同級生コンビという誰かの性癖の塊みたいな殺し屋や「+チック姉さん」の市長と秘書を思い出さずにいられない二人など、新キャラはいずれも濃く、特に後者は作者らしく倫理観がぶっ壊れてて最高だった。
ページ数は意外と少なくその分、前3作と比べてちょっと物足りなく思えてしまうものの、シリーズファンなら黙って買いの快作である。
23.11.1
評価:★★★☆ 7
業界一ツキのない殺し屋の七尾は、ある男に絵を届ける仕事を依頼される。
仲介者の真莉亜がいつものように「簡単」と称する仕事だったが、男のいるホテルにはなぜか殺し屋が何人もうろついていた。
~感想~
殺し屋シリーズ第4作。前作までの顛末がいくつか語られるので順番通りに読むことを勧める。
「マリアビートル」では新幹線から降りられなかった七尾が今度はホテルから出られない。
個性豊かな殺し屋たちとの戦い、何人もの殺し屋たちの思惑、豊富な伏線に支えられた意外な結末と、このシリーズに期待するものが全部ある。特に6人組のうぬぼれた美男美女の殺し屋が現れたからには当然そうなって欲しい(?)展開には笑った。
他にも元女バスで小柄でコンプレックスの強い同級生コンビという誰かの性癖の塊みたいな殺し屋や「+チック姉さん」の市長と秘書を思い出さずにいられない二人など、新キャラはいずれも濃く、特に後者は作者らしく倫理観がぶっ壊れてて最高だった。
ページ数は意外と少なくその分、前3作と比べてちょっと物足りなく思えてしまうものの、シリーズファンなら黙って買いの快作である。
23.11.1
評価:★★★☆ 7