筆者は新聞を読まない。ラジオはない。テレビは人寂しい時にバックグラウンドの雑音として流している。そんなわけで正確な全貌は分からない。もちろん一日中鉛筆片手にテレビをみていても、なにも分からないだろうが。
# 丸山穂高発言 なるものがマスコミ、政界をヒステリー状態に落とし込んでいるらしい。公明党が除名するのはいい。「いい」というのは「しょうがない」という意味である。公明党には問題の案件に党是という明文化されたものがあるのだろう。と推測する、でなければ除名などというアクションは女のヒステリーとかわらない(差別発言でごめん)。
滑稽なのは落語家のコメンテイタが憲法違反だといったことである。もっと驚いたのはテレビ出演の常連らしい「弁護士」なるものがおなじことを言ったことだ。専門家だろう、しっかりしなさいよ。
国会議員というのは法律を作る連中である。それが憲法違反だという理由で発現を批判されるのはともかく、発言を封殺しようとするのには驚いた。法律を遵守しなければいけないのは立法府の人間である。役人である。
国会議員と言えども日常生活では法律に従う。当たり前だ。しかし政治、あるいは政策の話では現行法規に違反するからとか、憲法に違反するからなどと言って除名勧告決議案を出すなどというのは狂人か痴呆とかわらない。
政治家でも外交交渉の場でこういう啖呵を切るのはまずありえないだろうが、場合によってはありうる。トランプ流とでもいうのかな。
安部首相がチンタラチンタラとプーチンとやっているのはなにか思惑があるのだろう、いいか悪いかは分からないが。しかし、ロシアのやり方は結婚詐欺だと思っている日本人はおおいだろう。返還になびくと見せかけて経済協力、援助だけをだまし取ろうとしているとしか見えない。
冒頭にも書いたが、丸山議員の発言報道がよく分からないものの、乱暴で感心しない発言だろうと思うのは普通だろうが、除名勧告決議を本気で考えているなら喧嘩両成敗だ。
ここはプラトンの対話篇をまねようではないか。丸山穂高議員にたいして言論で意見や批判をぶつける。それにまた丸山議員が反論するといったやり取りを繰り返すうちに、お題目のように盲目的に唱えてきた問題点があぶりだされてくる。それが政治ではないのか。