ロシアは生来のヤクザ的なシマ獲得欲からウクライナに侵攻したと思われる。
しかし、戦局が思うように進まず、狂ったように無差別的にインフラを破壊しまくっている。一般住宅にも見境なく砲撃、空爆を行って破壊している。仮にロシアが東部や南部に支配地域を獲得しても、戦後復興を実現しなければ実利は得られない。普通占領地に領土欲があれば、支配の果実を得るためには、インフラとか経済フレームは残すものだ。
拙劣な戦争遂行で疲弊したロシアの経済力では、ウクライナの経済復興は不可能になっている。要するに戦争のために国力は疲弊し、そのうえ戦後果実は全く期待できない。ダブルパンチだ。ロシアはウクライナ占領地(たとえあったとしても)の戦後復興を行う力は残っていない。どうするの、相手の領地を徹底的に破壊しまくって引き上げるのか。NATOの東方拡大を食い止めたことに満足して。
欧米諸国は逆ににウクライナの破壊の賠償をロシアに求めるだろう。ロシアが破壊したインフラ、国力の償いは当然のこととして欧米はロシアに要求する。いまの制裁なんかの生易しいレベルではなくなるだろう。
過日NHKから衛星放送契約の勧誘があった。そこで昔から衛星放送を見ている友人に契約する価値があるかどうか聞いてみた。
「契約する価値はない」とのことであった。
古い受信機なのでテレビから買い替えなければいけないのだが、友人がいうのには、
NHKの衛星放送で他では見れないものは大リーグ中継(註)だが、その友人によれば最近は面白くない。彼は古くから衛星放送を見ているが、野茂や、せいぜいイチローくらいまでで、最近は熱心に大リーグ中継を見る気がしないという。もちろん大谷翔平の活躍は魅力的だが、野茂やイチローほど熱が入らない。要するに慣れてしまったのだろう。熱烈な野球フアンだとか、職業野球の業界人なら別だが、普通の人へのアピールは弱くなっている。
スポーツ専門局の有料放送をみればいいが、金がさらにかかるし、よほどのマニアでもないと魅力はない。衛星放送受像機を買えば、民放の衛星放送を無料で見られるが、これが商品広告ばかりである。それに韓国ドラマとか、古い時代劇ばかりだ。よほどのもの好きでないと見るものがない。
野球のほかに、ニュースとかなんとか特集なんてのは昔は民放にない高い品質と魅力があったが、最近では地デジの民放局に勝る番組は無くなった。
まあ、やめておいたほうがいい。できれば地デジの契約もしないほうがいい。民放より優れた、面白い番組を提供するならNHKも価値があるが、民法の低俗レベルと競合しようとばかりしていて、見られる番組はない。ニュース番組でも最近は民放のほうがいい。
民放と低俗化路線を競うようなNHKには存在理由がない。
とのことでした。
これまでにもマイクロソフトの反社会的特徴を述べてきたが、IT業界の企業倫理は非常に低い。渋沢栄一風にいえば、「論語なきそろばん」だ。
いわゆるOS業界についてはこのブログで具体的に問題を指摘してきたせいか、やや改善がみられる。問答無用で無理やりにグレードアップを強要することは少なくなったようだ。ま、褒めるところは褒めてやらないとね。
IT産業と言ってもいろいろあるが、とくにセキュリテイソフト業界は最悪である。店でソフトを買ってくるだろう。そうするとすぐに追っかけて、脅し文句を並べて追加のソフトを買わないと危ないぞとくる。それなら最初から組み込んでおけよ。少しでも安い印象を与えて客を誘導し、買ったら追加パーツを買わないとセキュリテイは保証しないよと言う。それなら最初から組み込んでおけよ。詐欺以外の何物でもない。それが激安ソフト(特に名を秘す)なら、やはりなとおもうが、ノートンみたいな?伝統のある?ソフトでもこの手を使う。
IT業界はチンピラや第三国人が多いようだが、困ったことだ。こういう脅迫的詐欺はメールで来るほかに、PC画面にメッセージが現れる。ただでさえ、フィッシング詐欺でとんでもないサイトに誘導されることが多いという。いちいち本当に該当会社のメッセージかどうかなんてチェックしていられない。だからすべてXXクリックだ。ところがこのXXクリックがOKクリックを偽装している可能性がある。だから何にもしないと、しつこくいつまでも画面に残る。
比較的いい業種はプロバイダーだね。大体まともな商売をしているようだ。
日常、蕎麦屋に入るときに屋号など気にしない。そうして大体どこの店でも同じ味だ。ばらつきが少ない。大体同じ味だし、昔から何回食ったかしれない。だからそばと言うものはこういう食味だと無意識に思っている。ところが最近とんでもない店にぶち当たった。
ちょっと店の名前が変わっている。見たことも聞いたこともない店だ。更科堀井という。更科と言う蕎麦屋は無数にあるが堀井と付いた店には二度しか入ったことが無い。それも同じ店だ。
ところが店に置いてある、あれは何と言うのかな、宣伝用のチラシみたいなものには創業が江戸時代で支店がいくつもあると書いてある。そして難しいことが書いてある。蕎麦屋が気取っても始まらないと思うんだが。
この店は大手百貨店の中にあり、たしか数年前に開業した。そのころ一度入ったことがあるのだが、びっくりしてその後は敬遠していた。ところが最近近くに行ったところ、店の前には行列だ。評判がいいらしい。あれから数年経っているから味が落ち着いたのかな、と試しに入ってみて呆れた。全然良くなっていない。
まず、注文を取りに来た時にそば粉は何にしますか、と聞かれた。なんでも三種類あるらしい。いやさ、驚いた。その見識張った態度には。出てきて箸をつけてまた驚いた。
まずシルの珍妙なのにびっくり。そばつゆと言うのは大体味がどこでも同じだが、ここのは出汁の味がしない。醤油を溶かしただけみたいだ。これはいけない。テーブルの上には薬味が三種類置いてある。たくさん置くのが見識らしい。普通は八味唐辛子だけだろう。試しにせっかくだから見たこともない薬味をかけてみたがちっともピリッとこない。それに容器に内容が書いていない。通がそんなのが無くても分かるのだろう。しかしふたを取らないと分からないから通にも不便じゃないかな。第一多数の客の手に触れて不衛生だ。
次はネギだ。これがほとんど煮てなくて固くて噛み切れない。そのまま飲み込むと喉に切り傷が出来そうだ。ネギは柔らかく煮込んでネギ本来の甘みうまみが出てくるものだ。どうなっているのだ。
それからそばだ。分からないから「ふつうのでいい」と指定したのだが、これが箸で掬えない。べとべとドロドロのソースをかけてかき混ぜたスパゲッテイのようにもつれ合った上にねばついて塊になっている。無理をして持ち上げようとすると何が起こるか分からない。しるがあたりに飛び散りそうだ。だから顔を汁のほうにもって行って粘着して団子のようになっているのを慎重にかみ切るわけだ。まるで幼児が食べるみたいだ。
蕎麦と言うのは夏目漱石の坊ちゃんの美学者先生のように頭の上にまで掬あげる必要はないが、そうするとこれまた気障になるが、せいぜい十五センチくらいは救い上げてから食べるものだが、そんな危険なことは出来ない。
悪戦苦闘して食べ終わったら、手がべとべとだった。おそらく注意して食べたものの、汁が手に飛び散ったのだろう。気持ち悪いからおしぼりで拭ったが、ごしごしと何回拭ってもベトベトがぬぐえない。店を出てからコンビニに飛び込みアルコールティッシュを買って二枚使ってようやくベトベトが落ちた。あれは何だったんだろうね、汁の味を『よくするために』なにか化学薬品を使っているのかもしれない。
これだけインターネットやSNSが普及しているのに、ロシア国民がプーチン政権の発表を信じているのはどうとればいいのかな。民度が相当に低いのか。あるいはそんなにインターネットは普及していないのか。シナのように厳しい報道規制があるのか。
ロシアは昔ナチスに相当痛めつけられたから、ネオナチだとウクライナにレッテルを貼れば国内的には効果があるのかな。しかし、国際的にはまったく相手を呆れさせるだけだろう。
ある醜婦がミスワールド日本代表に「このオカチメンコ」と罵声を浴びせた。この女むかし、ある女がオカチメンコと、ののしられたのを見た。その女はひるんでしまった。それでこの醜婦は「ははあ、オカチメンコというのはすごい殺し文句なんだな」と思った。勿論意味なんか分からないのだが。それで何かの折にミスワールドを、このオカチメンコと怒鳴りつけた。
ロシア政府がウクライナをネオナチと罵るのはオカチメンコの意味を知らずして極めて有効な打撃力のある殺し文句と思い込んで使ったこのシコメを思い出させる。実際には本当のオカチメンコが絶世の美女をブスと罵った笑劇なんだけどね。
オカチメンコの意味は辞書に出ています。無学の方のために蛇足ながら申し上げる。読み返してみたけど、今回はちょっとややこしかったかな。
先月も書いたがロシアが相手を非難する「ネオナチ」という殺し文句はロシアにふさわしい。
ネオというのは新版ということだろう。ナチとはなんだ。国内では非条理な、非人道的な独裁、対外的には理屈なしに相手国を侵略することだろう。非人道的な戦争犯罪を犯すことだ。これはロシアのことと世界の人々は受け取る。馬鹿な(たぶん)ロシア国民は騙されるのだろうが、西欧諸国でこの言葉に騙された国はないではないか。
最低限でも、偽のプロパガンダでもいいが(よくはないが)、ウクライナのどこが上記のナチの定義に当てはまるのか、具体的に宣伝してくれれば、ははあ、なるほど、こんな理屈をつけているのかと分かる。ただ「ネオナチ」、「ネオナチ」と痴呆のように繰り返してもしらけちゃうのね。そうしたら、勿論西欧諸国も具体的に反論するだろうが、事実を示さずに相手を決めつけるのは幼児のすることだ。