東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

アップデート禁止

2023-09-18 07:29:57 | ITと情報システム

今朝アップデートの案内があった。アップデートはいったん売った商品に欠陥があったことを認めることだ。分かっているのか。

第一案内がネットにあふれている悪質な「ひっかけ」とどう区別するのだ。欠陥商品を売りつけ、平然と、しかも購買者の義務であるように買い手にアップデートを要求するのは犯罪である。なんとか言ってみろ。


要らないものを押し付けるのは前時代的犯罪である。

2023-08-06 06:27:39 | ITと情報システム

パソコンは使う必要は人によって違う。それを金銭目的で開発した「ソフトというか商品」を強盗的に売りつけるのは犯罪である。

これは、経験によると、どのソフトというか、OSメーカーでも同じである。

ワンドライブとかちかちかどんどんのガキソフトを強制的な脅迫文句で場所を選ばず、時を選ばず画面を占領して脅迫的な文辞で押し付ける。前近代的な犯罪である。大体、パソコンを作文ソフトとしてしか使っていないのにワンドライブとか十代のガキマーケっとのちかちかどんどんソフトを時を選ばず画面を占有して売りつける。

ワープロとインターネット閲覧ソフトがあれば他はいらないのだ。IT業界の若造は人の迷惑を考えないで爆走するオートバイ乗りとおなじだ。本来現代のマーケテイングでは市場を細分化して商品を開発するものだろう。

話が脱線するが、こういうソフト業界の人間がマイナカードのシステムを開発している。深刻な問題が起こらないほうがどうかしている。

提案;ソフト開発業者はマーケットを細分化して商品を開発しろ。そうしていったん売りだしたらアップデートは犯罪と心得よ。つまり長持ちのする商品を売れということ。

 

 

 

 


まいなかーどをめぐる醜態

2023-07-14 06:48:58 | ITと情報システム

この問題をめぐる河野大臣の無責任な醜態は言うまでもない。マイナカード問題は一から出直すべきだ。

前にも何回か書いたが、日本のIT行政の根本的問題は、トップの無能力と最下層を支える「とっちゃん坊や」の狭窄視野の複合被害である。これまでIT問題の担当大臣は何人かいたが、政治行政問題として問題を扱う能力を持った大臣は一人もいなかった。

そして最下層をで計画の作成を支えるのは行政的、政治的視野のないIT野郎、いわゆるおたくというか、パソコンのキーボードに指を這わせることで陶酔を感じるくずしかいない。その間をつなぐ層は皆無である。

この体制では瑕疵なく問題を扱える希望は皆無である。そして実務を担当する役人の無知である。

このまま進めると恐ろしいことになる。いったん全チャラにして体制を一新するしか方法はない。


論語とそろばん 

2022-05-29 12:27:41 | ITと情報システム

 これまでにもマイクロソフトの反社会的特徴を述べてきたが、IT業界の企業倫理は非常に低い。渋沢栄一風にいえば、「論語なきそろばん」だ。
いわゆるOS業界についてはこのブログで具体的に問題を指摘してきたせいか、やや改善がみられる。問答無用で無理やりにグレードアップを強要することは少なくなったようだ。ま、褒めるところは褒めてやらないとね。
 IT産業と言ってもいろいろあるが、とくにセキュリテイソフト業界は最悪である。店でソフトを買ってくるだろう。そうするとすぐに追っかけて、脅し文句を並べて追加のソフトを買わないと危ないぞとくる。それなら最初から組み込んでおけよ。少しでも安い印象を与えて客を誘導し、買ったら追加パーツを買わないとセキュリテイは保証しないよと言う。それなら最初から組み込んでおけよ。詐欺以外の何物でもない。それが激安ソフト(特に名を秘す)なら、やはりなとおもうが、ノートンみたいな?伝統のある?ソフトでもこの手を使う。
 IT業界はチンピラや第三国人が多いようだが、困ったことだ。こういう脅迫的詐欺はメールで来るほかに、PC画面にメッセージが現れる。ただでさえ、フィッシング詐欺でとんでもないサイトに誘導されることが多いという。いちいち本当に該当会社のメッセージかどうかなんてチェックしていられない。だからすべてXXクリックだ。ところがこのXXクリックがOKクリックを偽装している可能性がある。だから何にもしないと、しつこくいつまでも画面に残る。
 比較的いい業種はプロバイダーだね。大体まともな商売をしているようだ。


スガ内閣のIT政策が骨太であるための条件は

2020-09-19 07:20:25 | ITと情報システム

 このブログでもマイクロソフトの悪徳企業ぶりを再三指摘したところであるが、新内閣でも本格的にIT問題を取り上げるなら、日本独自のOS開発を取り上げてほしい。日本の安全保障と技術開発の安全性を確保するためには日本独自のOSが必須である。

 日本の政府および民間企業でパソコンとMSのOSでまかなっている部分がどのくらいあるか手元に資料は無いが、相当の部分になるだろう。毎日数回もアップデート要求が来る欠陥商品は排除しなければならない。それが政治家の責務である。頻繁なアップデート要求は、裏を返せば発売後何年たってものリコールすることに相当する。

 また、マイクロソフトは事前の予告も案内もなく、顧客の了承も得ずにバージョンアップする。そのために、断りもなく勝手に顧客のパソコンに侵入する。顧客のデータに断りもなく侵入する。犯罪行為といっても過言ではない。あたらしいIT政策ではこうした行為に対して公正取引委員会、法務省などが厳罰を持って臨むことを銘記すべきである。現在、政府は何の規制もしていない。

 バージョンアップにより顧客は使っていたソフトが突然動かなくなることがある。こういうソフトは絶対に使ってはいけない。特に官庁業務では絶対に使ってはならない。また、バ-ジョンアップするたびに操作方法やメニューが案内もなく変更される。顧客は新方法をメクラメッポウに探し回るわけだが、業務は中断し、担当者はパニックに陥る。

 マイクロソフトの過去のバージョンアップの大部分は、とくに業務用には使用することのない、ゲームや音響、映像などのためにフリルがほとんどで、この改修のためにかかるソフトに関係のない大多数の顧客が甚大な迷惑をこうむっているのである。

官庁業務ではMSOSは絶対に使ってはならない。

 費用対効果の検討も必要だが、昔のように専用回線と日本独自の運用プログラムによるITシステム運用の比重も増やすべきだろう。安全性は金に換えられない。

 そしてIT開発にかかわる人材の問題である。このブログでも取り上げたことがあるが、政策決定者(今回新設された大臣ポストなど)の能力と実際に開発に携わる人間の識見が同レベルでなければならない。

 これまでは、IT政策の決定者にはITの知識も識見もなく、ただメクラ判を押すだけであった。一方開発担当者は識見も広い視野もないアンチャン・クラスのゲーム・フリークであった(ごめんね)。今度のIT担当大臣は自民党きってのIT通だそうだ。IT通というのはなんなのだ。単にスマホやゲーム端末を器用に操れ、若者のように指入力が素早く出来るだけだったら、大変なことになるよ。新大臣はITについて広い視野と展望があることを期待するしかない。

 以上の要件を整備して骨太のIT政策を推進してほしい。

 

 


恥を知れ マイクロソフト

2015-12-20 18:50:53 | ITと情報システム
パソコンを起動すると「うぃんどうず10にアップグレードしろ、無料だ」というメッセージが割り込んでくる。一回だけならいいよ、「ご親切に、うっかりアップデートしてソフトが動かなくなったりすると困るから遠慮しておくよ」てなものである。

まれにこう言う案内が他のソフトでも出るが、そういうメッセージには大抵、アップデートしない場合はその旨伝えるボタンがあり、それを押すとそれ以上ズーズーしく押し売りをしてくることがない。

ところがこのバナーにはそういうチョイスがない。右上のバツ・マークを押すと画面は消えるが、すぐに同じメッセージが出てくる。もう何ヶ月も毎日出てくる。マイクロソフトは頭がおかしいのか。

一回の作業中に数回出てくる。消しても消しても出てくる。仕事の邪魔をしているということが分からないのかね。割り込みのタイミングで今作業しているソフトが動かなくなることも多い。

とにかく、こんなに失礼な会社は経験したことがない。街の零細企業でも、悪徳不動産屋でもここまでひどいのはない。マイクロソフトよ、日本市場から消えてくれ。

安倍首相他に申し上げる。三本の矢だか一億総活躍社会だかしらないが、日本製のOSを開発してくれ給え。これは非常に重要なことだと思う。

マイナンバーは郵便局でどのように保管されているのか

2015-11-26 09:12:54 | ITと情報システム
インターネットのある(長たらしいので引用しない)go.jpサイトに政府機関から地方自治体(?)にマイナンバーを送付した日付をのせている。

広報が不十分だからよく分からないが、政府機関>地方自治体>郵便局>配達という流れかな。

そのサイトのリストによると十一月のなかばにはかなりの自治体への送付を完了したことになっているが、相変わらず配達されていない。郵便局は電話の繋がらないところで、先日直接郵便局に行ってみた。係によるとそのサイトに出ている日にちの2日後に局には届いたそうで、その日からでも10日も経っているのに半分くらいしか配達を終わっていないという。なんとか今月中に全部配達したいそうである。

ということは20日以上局に留め置かれているが、その間の管理はどうなのかな、と不安をおぼえた。そもそも、政府から送達されるものがどういう状態で来るのか。厳重に封印された封書なのか、簡単に中をのぞける物なのか。つまり郵便局で封筒につめるのか、疑問はつきない。

郵便局というのは人の出入り、各種郵便物の出入りが激しい所であるが、そんなところで20日からひと月も日々の出入りが激しい郵便物をきちんと管理できるのか疑問だ。

ところでその時に目撃したのだが、郵便局に特別の受付が出来ていてマイナンバー受付というのがある。要するに不在配達通知のある人が局でも受け取れるように特別のコーナーを設けて再配達の手間を省こうというのだろう。

プライバシーを守るために書留にするのであり、不在の場合は再配達で対応するのがスジだろう。それでは捌ききれないというので特別コーナーをもうけるのだろうが、首を傾げざるをえない。

係は厳重に身元をチェックすると云っているが、守られるかどうかの保証はない。

すべての責任は非現実的なスケジュールを立てた総務省幹部が負わなければならない。

考えても見なさい。オートロックのマンションに書留を配達する、インタフォンで居住者に解錠してもらって部屋まで届ける。そしてまた一階に戻ってインタフォンで他の居住者に連絡する。これを50戸なら50回繰り返す。300戸なら300回繰り返す。

その際貴重な残りの書留はマンションの前に停めたオートバイの荷台にむき出しで置かれている。無人で他人に持って行かれても分からない。最近はマンションが多い、しかも大規模な物が多い。一つのマンションに配達するのに半日は最低かかるだろう。

それにかなりの部屋は不在で再配達になるからさらに時間がかかる。再配達のメモを書いて郵便受けに投入するのでも時間がかかる。再配達メモを入れ忘れることも多いにあり得る。その場合住民はどうするのだ。

そんなことを考慮して今のスケジュールを考えたのか、総務省幹部は。大臣にも責任がある。以上の配慮は常識の範囲であって専門知識等全く不要だ。高杉早苗くんは事務方に「大丈夫か」と確認しなかったのかね。大臣失格どころではない、人間失格である。


マイナンバー制度は止めたほうがいい

2015-10-17 17:27:20 | ITと情報システム
ITと情報システムは違う。ITがなくても情報システムは作れる。あれば便利だが、気違いに刃物にならない様に気をつける必要がある。ITが使えれば便利だが、そのかわり完全に自分の手のうちに入れていなければならない。室長補佐とやらの古参下士官が操れても上級管理職の理解能力が欠けていれば国を滅ぼすだけである。

町医者の診療所に行くと、あるいはしょっちゅう問題を起こす二流大学病院に行くと、こけおどしの最新式の検査機械や医療器械がおいてあったりする。いかにも二代目低能化の見本みたいな医師が使うと危険きわまりない。医療関連会社はどうして、彼らに取り入って、おだててそういう高い機械を売りつけるのかしらないが、まるでガキが最新式のモデルガンでも扱う様に嬉々として得意になって使っているのを見るとぞっとする。

情報システムにITを使う(組み込む)ためには最高の意志決定者は完全に使用するITについて理解してることが必須である。そうでなければ、精神薄弱者に核兵器の発射ボタンを任せるのに等しい。

マイナンバーは何のために導入する必要があるのか。国民の利便性のためだという。危険を犯してまで利便性を追求する必要はない。手続きを簡単にするためだって。これ以上簡単にする必要はない。

マイナンバーは税収を上げるために役に立つという。税収をあげるためにまずすることが沢山あるだろう。闇経済とか在日の現在補足不能な地下収入を徹底的に絞り上げる努力をしているのか。全然していないだろう。代議士は在日の脱税の口利きで政治資金を稼いでいるという。

官僚の仕事を便利にして人件費を削減するという。住民基本台帳とか、こういうシステムを導入する時には必ず仕事の効率化人件費の削減を宣伝する。本当に効果があったか導入後評価したというニュースを聞いたことがない。人件費を削減したければ公務員の給与をカットするのがまず第一のスジである。公務員が楽をするために、国民の安全を危険に晒してもいいというのか。

マイナンバー制度の導入は中止して、まず高級官僚についてのITという最新式機械の理解度をサーベイすることのほうが先だろう。

バカもの(ワカもの)文化から情報システムへ:1

2015-10-16 08:27:22 | ITと情報システム
現代の若者は戦前のことを知らないから「軍国主義」という言葉を勝手に解釈する。軍国主義の最大の特徴は「軍事官僚主義」である。現代軍隊に当たる官庁は厚生労働省である。予算規模が最大であるという意味では。彼らの錦の御旗は天照大神ではなく、アジアの解放者でもなくて「福祉」である。水戸黄門の印籠のようなものである。

この印籠が目に入らぬか、
ヘヘー

てなものである。

軍事官僚は政治家の容喙を許さない。政治家が介入してくれば「黙れ」と一喝すれば済むのである。いまでも同じことである。ただ「黙れ」と直裁にはいわない。これが文明という物らしい。

軍事官僚集団は陸軍海軍大学出のエリート官僚である。将軍への道が開かれている。第二級高級官僚は陸軍士官学校、海軍兵学校卒業で陸軍、海軍大学の入試に失敗した者達である。原則として大佐で昇進はとまり将官にはよほどのことがないとなれない。逆に言えば大佐までは誰でもなれる(今の官僚制度と同じだ)。

これを支える手代は、古参兵上がりの下士官である。今で言えば高卒ノンキャリアでうまく立ち回った連中である。これらがヒエラルキーを構成して軍事官僚制度を維持する。軍事イデオロギー等はそこらの若造が見繕って売り込んでくる。

こんどのマイナンバー制度汚職で捕まった、なんとか言う室長補佐(この役職名も珍妙だ。古参兵下士官にしゃぶらせるあめ玉なのだろう)は典型的な兵隊叩き上げの異能の古参兵下士官である。とはいっても酒保に出入りする業者には将軍以上に権力を振るう。戦前からなにも変わってはいないのだ。

さて若者文化とはなんぞや。チカチカドンドンのIT文化である。以下次号

安倍政権の弱点・・サワリとオチ

2015-10-04 10:25:07 | ITと情報システム
* もう一つ思い出した。ニュースでも流れていたが、NHKが受信料徴収にマイナンバーを使うとかいう話。ひどい話だが、中村某の発言によると、これはNHK、政府の間ですでに談合が出来ているようだ。

他の出席者から質問が出ていたが、中村の回答は支離滅裂、異様で意味をなしていない。NHKを擁護して代弁しているようだから両者の談合は出来ているのだろう。

大体安倍さんはどういう了見で楺井氏を会長に送り込んだのだ。安倍さんのことだ、NHKを解体清算するために楺井氏を送り込んだと思っていたのに、わけがわからない。

NHKを存続させるということは国民に無駄な資産投入を強いる物だ。明治初年に国策で出来た八幡製鉄所を平成の時代まで無理矢理存続させようと言う不条理だということが、安倍氏には分からないのかな。「国有鉄道」に乗らない乗客の家に押し掛けて運賃を国の制度を使って強制徴用しようというものだ。こんな理不尽なことが許されていいのかね。

安保、外交(ごく大枠)では支持しているのが当ブログであるが、官僚主導で作られる政策では安倍氏は判断力も理解力もないらしい。

たとえば、マイナンバー制度、最近の国勢調査、NHK関係等。いずれも安倍さんには自分の政策、考え等ないようだ。官僚が作ったものを分析理解批判する能力はブレインにもないらしい。

官僚が作ったというのは、言い換えれば、自治労が作ったということである。マイナンバー制度も民主党政権で決まった物だしね。

そうか、教育政策では安倍色はあるかな。とにかく限られた特定分野以外は官僚に100パーセント依存しているようだ。まあ、一時に全部改革するというのも大変だろうよ。民主党、それから以前の自民党が何十年もやってきたことだからね。

安保改正等一点突破をはかる戦術とも言えるが、抜け目のない官僚はその間にあちこちで隙間を見つけて地盤を浸食しているよ。こういうことをさせないのが政治の役割だろうに。