這えば立て、立てば歩めの親心と申しましたな。今は何と言うのやら
今日は関東で夕刊フジと覇権を争う夕刊タブロイド新聞の「日刊G」であります。このころ大分首が据わってきましたな。カミング・オブ・エイジというんでしょうか、むかし高校の英語でそんな教材がありました。たしかサマセット・モームでしたか。まだそこまでは行かなくても大分文章もしっかりしてきました。
特に一番売りの1,2面あたりがひどかった。中学生の作文みたいで、どこで切れるのか分からない文章が一面にベタうちでした。名前を聞いたこともない『政治評論家』やどういうわけかこの新聞が好きな『哲学者』のコメントがやたらと挿入されていました。昨今だいぶ首が据わってまいりました。活字も大きくなって読みやすくなったように感じる。行間などのスペーシングに工夫しただけかもしれませんが、プロの心配りが感じられるようになった。
極左くずれの主張と見まがう記事がベタ打ちでした。最近はときたま読んでみるとまあまあの日もあります。このところのライブドア関連は新しいニュースはないものの、まとめ方はよくなった。もっとも、日本では地検の発表がなければどのメディアもニュースなんてないんですけどね。
この新聞の特徴は第三国人の勢力が強い風俗店の記事や広告が溢れかえっていることでした。それが極左、進歩的文化人的、朝日新聞的主張と二人三脚で並立しているところがなんとも言えない特徴でしたが、桃色新聞としても大分カミング・オブ・エイジになったような感じです。もっとも一日だけのサンプリングではいい加減なものですが。
近頃ブログ・ジャーナリズム、なんというかパラサイト・ジャーナリズムが盛んだ。オイラの文章なんかその最たるものかもしれない。夕刊二誌はもともと、ちょっと先行した他紙の記事を飯の種にしているところはブログと似ているね。朝刊もテレビも見ないオイラとしては結構これで重宝しているんだね。
さらば、一月