東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

加計学園の小使い頭渡辺某氏のニタニタ笑い

2018-06-03 06:54:29 | 加計問題

 加計学園の事務局長という渡辺某の記者会見をテレビで見た。「ありもしない安部と加計の会談を愛媛県に話しました」という弁明をしていたが、あのニタニタ笑いと人を馬鹿にしたような説明は渡辺氏が「本当は俺はうそを言わされているんだよ」というのを記者や視聴者に分かってほしいという本心を現わしている。平然とウソをつけない実直な人間なのだろう。安部首相や親分の加計に言わされているのは歴然としている。平然とウソをついた財務省の佐川に比べればはるかに人がいい。擦れていない。官僚の古手と違って悪人ではない。

  安部氏が愛媛県の文書を「伝聞の伝聞だ」と強弁したときから、加計の担当者が独断で愛媛県の財政支援が欲しくてありもしない首相との面談を持ち出した、という嘘で安部首相と加計氏の逃げ切りを画策するだろうと思っていた。加計問題が大きいか小さいかしらないが、こういう嘘を平然とつくということは精神病者、性格異常者に大型トレイラーの運転免許を与えるようなものである。ワシントンが桜の木を切ったのを正直に話したというのは、つまらないことのように見えるが為政者の基本の基本を教える教訓なのだ。


安倍晋三における人間の研究

2018-04-11 10:41:56 | 加計問題

 異常な小心者である。彼が質問に対して「即座に、不必要に大げさな言辞で」回答した場合はすべてウソと考えてよい。加計、森友がその例である。その案件にやましいところがなければ、国会答弁であるからよく文章を考えてからゆっくりと返事をすればいいし、必要以上に、聞いているほうが異常と感じるほど断定的に否定する必要はない。

  森友加計案件は早くから安部は知っていてしかもプッシュしていたことは明らかである。いい政策やプランであると思えば知人であろうと家族であろうと、私が知っていました、賛成しました、プッシュしましたと信念をもって言えばいい。李下に冠を正さずというが、その政策が良策なら家族であろうが、知人であろうと関係ない。このことは当ブログで繰り返し書いている。

 特区などというのは極度に政治的なもので趣旨からして首相の主導力が発揮されるべきものではないか。それを自分はあくまでも最後に知った、決裁したとしたがるのは、自分では責任を一切取らないという態度である。こんなことで特区の制度が生かされるのか。もっとも成功したあかつきには自分の功績として横取りをするのであろうが。特区などというものはトップが責任をとるのが当たり前ではないか。安部氏にはその気概もない。まわりにはゴロツキしか集まらないわけだ。

  その発言を繕う(そんなことは必ずボロが出るんだが)取り巻きの政治ゴロや官僚ごろつきがいるのが森友加計日報問題である。今日の話題では柳瀬某なるものは官僚ごろつきである。安部氏のまわりにはいまやこういう連中しか集まらないようである。

  だいたい、自分が一番正確に知っていて判断できるのはそういう身近な(一次情報のある)人たちの話であるのは当然で、青天白日の手続きに従っていて、なんらやましいところがないなら知人や家族の案件だからと言ってしり込みする必要はない。

 問題はそのやり方に非合法、法律違反があったことで、しかもそれは自分の責任であることが明白だから、累が及ぶのを恐れて断定的に、おおげさに、かつ不必要に即座に否定するのである。無考えと言わざるを得ない。猿が頭隠して尻を隠さず、とはこういうことを言う。安部のこの性格を理解すれば安部の嘘は簡単にばれる。

  はやく除染をしないと日本は大変なことになる。ゴロツキに囲まれたヒットラーは数年で暴走を始めた。

 


幕府崩壊の危機

2018-04-10 20:11:25 | 加計問題

 老中首座ともいうべき安倍晋三の失政が明らかとなった場合に、徳川幕府が体制維持のために取った方策は老中首座の処分である。それは切腹、謹慎、押し込めと色々とあった。そして代わりを譜代大名から補充するのである。水戸徳川家からでもよい。いずれにせよ、それで幕藩体制は揺らがない。幕府には自浄能力があったのである。将軍家(国民)は安泰なのである。

  これがうまくいかないと、レームダックとなる。討幕勢力にめぼしいのがいないから政権は直ちに奪取されることはないが、徐々に政権担当能力は失われていき、国は無政府状態になるか、倒幕勢力が育ってくれば倒幕、ご一新ということになるのである。

 はやく譜代、佐幕の交代勢力が出てこないと大変なことになるよ。


政治任用とは官僚対象ではない

2017-08-04 08:51:32 | 加計問題

 政治任用と言われるが似て非なるものと言わざるを得ない。大体、いつの間にか今のようになったのか、マスコミは報道していない。

 我が国の政治風土を転覆させるような変化(改革という美名で呼ぶ輩もいる)を国会、マスコミ、国民のチェックも経ずに実行する素早さ、狡猾さは大盗賊の美技に等しい。

 実質的に政治的な決定に関与する人間に政治責任を負わせようとする意味ではこのブログでも政治任用を主張してきたが、現在の制度は認めることができない。

 官房副長官が内閣人事局長という制度は政治家の恣意的支配を助長するだけである。かっては(記憶では)各省の次官人事は閣議の了承が必要であった。もちろん局長以下の人事にも大臣、首相などの実質的同意が必要だったには違いないが、悪意をもった官房副長官の恣意にゆだねるがごときは論外である。もちろん官房副長官は首相のポチである。つまり首相の恣意的独裁がまかり通る。

 内閣人事局が権限を持つ対象は600人とか言われる。たまたまアメリカが政治任用の対象とするのも600人規模と言われる。日本では政治任用の対象のほとんどは入省と同時にキャリアをスタートさせ、一生涯官僚として勤務する官僚が対象である。これを政治任用という美名で特定の権力者の人事権にゆだねるのは悪事を助長するものである。

 アメリカの場合、政治任用の対象は官僚あがりもあるが、民間からの登用が多いようだ。その供給源は政治家であり、政党員であり、シンクタンクの人間、学者、民間人(企業経営者など)である。つまりその政党の政策を高次のレベルで機能的に補助遂行できる人物である。そして国民に対して責任をとれる人間である。さらにアメリカでは政治任用の人事は議会での承認人事となっている。

 そうして選ばれた人物は硬骨で信念に基づき行動直言するスタッフとなるだろう、アメリカのように。

 官僚というのは元来不偏不党で行政技術で行政の遂行に参与するものであって政策で機能するものではない。そうでなければ政権政党が変わるたびに下級官僚まで総入れ替えしなければならない。高級官僚を政治任用の対象にするということは適切ではない。弊害が多すぎる。不偏不党であるべき生涯官僚の人事査定に使われるものではない。

 局長級以上をアメリカのような意味で政治任用とするのは実りある政治改革につながる。その場合、政治任用を建設的に機能させるにはしっかりとした基盤を持つリクルート組織が必要である。それは党の組織ということになるだろう。彼自身が行政の一ポストにすぎない官房副長官に独占させてはならない。かならず国会での承認を必要とすべきである。そうすれば野党も政治任用人事に一定の責任をはたせる。

この経緯一つをとっても安倍晋三は福田元首相の言うように国家の破壊者である。狡猾巧言の手品師である。

 


ゴキブリになった安倍さん、加計カ著「新変身」紹介

2017-07-24 15:11:51 | 加計問題

ゴキブリの季節である。古い畳の家だとこれからがシーズンである。電灯の元、シュルシュルと音を立てて疾走する。それってんで殺虫スプレーを引っ掴んで後ろから浴びせかける。あれは神経に影響するのかな、ゴキブリはめちゃめちゃに暴走する。あっちに突っ走っては壁にぶつかり、跳ね返って盲滅法に逆走する。あれはお掃除ロボットの軌跡に似ているね。神経をやられて、めったやたらに暴走するゴキブリは安倍さんに似ているね。

 森友、加計醜聞でテレビに出る識者は「お友達」の弊害を指摘する。まえにも書いたがお友達や縁故で公職を固めるのは悪いことではない。身近な人間であればその人物の真価は知らない他人より正確に判定出来る。なにしろ長年間近で観察して来たのだから。勿論その人物(この場合は安倍さん)が識見にすぐれ、確かな人物鑑定眼があればの話。もしなくてただお友達だから、縁者だからというので重用するのであれば、これは一変「凶悪犯罪」に変わる。どう見ても安倍さんには人並みの鑑定眼すらないことが明瞭となった。

 保守論客、保守マスコミに警告する。保守は大切である。安倍は大切ではない。保守イコール安倍ではない。もっとものを考えてから言え。保守を守るのが君たちの役目だろう。

 


安倍首相の生き残る唯一の道

2017-07-11 07:53:06 | 加計問題

ただし医学的見地からの検討は専門ではないので除く。日本を取り巻く安全保障状況は切迫した状態である。この分野では安倍さんの言うことが一番妥当なようだ。来月、下手をすると今月中にも何か起こるかも知れない。この分野では自民党でも安倍さんよりましという人材も目につかない。

そこでだ、いまアタマを変えると混乱する。もうすこしやらせてみるという手もあるかもしれない。もっとも安倍さんの言うことは良さそうだが、実際に問題が起こった時に彼にさばく能力があるのかどうかは分からない。なにしろそう言う状況になったことはないのだから。

 そのためには国民の信頼を回復する努力をしなければならない。以下必須の点をあげると、

 森友問題、当時の担当局長、国会答弁をした局長に責任を取らせる。報道によると今般の人事異動で栄転させたというが、やることが逆だ。更迭、罷免が相当である。前から言っている様に損切りでもっと大きな損失を回避することである。安倍首相にも何らかの不都合がおよぶかも知れないが、偉大な政治家の力量というのは泣いて馬謖を切ることを躊躇わない決断である。それが自分の一部であっても。

 財務省の担当大臣にしかるべき処断を下すことである。官僚だけ処分して大臣を放置することは有り得ない。まして財務大臣はまったく説明責任を果たしていない。安倍さんも随分無神経だ。マスコミもだけどね。

 加計問題、白紙に戻すことである。国政からみれば今治に大学を新設するが如き案件は豆粒ほどの価値もない。まして来年早々の開校が必須であるが如き強迫観念は痴呆的である。8月に決定するという認可は行わず白紙に戻すことだ。

 この二つをやったからといって安倍内閣の支持率が上がるとは保証出来ないが、少なくとも可能性は出てくる。

 

 


山本幸三大臣には歯がないのか

2017-07-11 07:44:02 | 加計問題

昨日の国会閉会中審議のニュースで痴呆早世大臣とか言う山本幸三の答弁を聞いていると何をいっているのか分からない。相手を納得させるにも、相手を論駁するにしても何を言っているのか言語不明瞭では話にならない。委員達が再三委員長の周りに詰め寄っていた。例によって中継で説明がないから何を抗議しているのか分からないが、「何を言っているのか分からないから注意しろ」と抗議していたのかな。

 国会は議論論戦の場だろう。もっとはっきりとものを言え。入れ歯を家に置き忘れて来たのか。もっとも何時聞いてもあんな調子だったような気がする。山本幸三は発声法の基礎訓練を受ける必要がある。普通の人は、まして国会議員になろうという人は教えられなくても発声法には工夫する。

 第一ああいう話し方は非常に不誠実な印象を与える。あれで選挙演説もやっていたとすると、当選させた選挙区の人間は相当に民度が低い。どこの選挙区だったかな。

 なにも役者の様に発声法を習えというのではない。常識の範囲でいい。もっとも日本の役者でも歌舞伎役者はさすがに伝統があるから発声法にも嫌みがないが、いわゆる新劇、現代劇の役者の発声法は喚き、咆哮することだと勘違いしている。これにも困ったものではあるが。なかには音声の収録技術の完備した映画でも必要も無いのに、喚く俳優が多いのもこまりものだ。

 


安倍晋三氏の変化は深刻な問題だ

2017-06-28 20:49:08 | 加計問題

アメリカの精神科医が連名でトランプ大統領は精神病であると公表し警告した。

彼の言動は選挙中から同じ調子で「病状」には変化がない。あれが彼のもともとの地だよ、

という判断もあるかもしれない。

それに対して安倍氏のほうは状態の深刻化のスピードが速い。若いせいもあるのだろう。

彼はいくつ? 60前後かな。トランプより一回り若い。海老蔵の細君の乳癌?の進行も早かった。若いからだろうな。昔は青年の結核の進行はあっという間だった。

 安倍氏は、もともとの地が今の彼で、今まではうまく隠していたという説明もあるかもしれないが、説得力がない。人格が変わったというか、精神的な状態の深刻化が進行中とみるほうが妥当ではないか。彼も自覚しているのかもしれない。やけに焦って憲法改正なども自分が健康で政権を維持している間にけりをつけようとしている(つまり後世に自分の功績として残したい)ように見える。


御用学者の忠誠心には一点の曇りもない

2017-06-27 19:16:04 | 加計問題

加計学園の無識者会議メンバーが記者会見をした。私の記憶するところでは二回目である。竹中平蔵という御用学者は「審議の過程には一点の曇りがない」と前回とおなじ表現をした。よほど語彙が乏しい男と見える。

 国民が求めているのは「一点の曇りもない」ことを納得させてもらうことだよ。

君が言うことではない。竹中君、「一点の曇りもない」かどうかは国民が判断することである。君たちの責務は国民が「一点の曇りもない」と判断出来る材料を提供することである。

 そこを説明したのかね。マスコミが報道を端折ったのか、そこは一つも伝わってこない。とすれば竹中平蔵たちのプレゼンテーションは技術的にも落第である。もしマスコミが報道しないなら、そして報道する価値があったなら、マスコミの怠慢である。マスコミは君たちの議論に報道すべき内容がなかったと判断したのだろう。

 竹中らの主張を聞くとバブル華やかなりしころの地上げ屋の理屈を思い出す。駅前の大規模再開発は絶対必要だから強引にヤクザを使っての地上げも正当化されるという態度と同じだ。

 彼らの理屈は詭弁と遁辞の満載である。もっともこれはマスコミの報道の仕方にも関係するのかな。ああいう記者会見をするのだから審議過程を国民の前につまびらかにする絶好の機会だったのにね。それとも審議会の議事録を読めというのかな。国民はそんなものを読む暇はないが、マスコミは読めるなら読んで要約し、批判すべきだろう。

 

 

 


安倍晋三は喜劇役者かヒ-ルか

2017-06-25 08:52:28 | 加計問題

 安倍首相がまた大衆の笑いをとった。例の加計学園の問題で次のような趣旨の発言をしたという。『獣医師会の圧力で開校を一つにしぼったが、それが問題なら複数の開校を認めても良い』といったらしい。彼は発狂したか、これで吉本興行の芸人のように国民の笑いがとれると思ったか。あるいは馬鹿な国民、マスコミはこれで騙せると詐欺師的才覚を発揮したのか。

 彼の発言は『加計学園の承認は既成事実として動かさない。さらにもう一つ認めるから、この問題をうやむやにして頂戴』ということであろう。

一つにしぼることが問題じゃないんだよ。安倍君。ご友人の大学にだけ認める様に操作したと疑われていることが焦点だよ。一番説明すべきは国民の疑惑をはらす様に説明することだよ。

 閣議決定の四条件というのがあるらしいし、最初から応募者を不当に制限してはならない。そして公正明朗な審査過程で候補者を絞って行けば良い話である。条件を満たせば一つ、二つと言わず三つでも四つでもいいということではないか。

 大変な資金援助、経済的な優遇が、そういう審議過程に曖昧な問題を抱えた対象に与えられることが問題なのだ。大体特区というの自前で起業する資金があり、立派な計画もあるのに政府の規制で起業出来ない人たちに機会を与えるということだろう。加計学園にそれだけの資金があるのか。あるいは自力で資金調達が出来ると証明したのか。

 森友の土地取得でも不可解な値引きがあり、加計学園では数十億円にのぼる土地の無償提供がある。そんなところに排他的に便宜を与えるのは国民に対する背任犯罪行為であるからこそ、問題になっているのが分かっているのか。