東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

小池百合子先生

2016-06-30 08:43:40 | 都知事選挙
彼女はエステに毎月いくら金をかけているのだろう。これは褒め言葉です。年令は七〇代だったかな。こんなことはインターネットで調べればすぐ分かることだが、調べないのがわたしの悪い癖です。小池百合子先生のスタイリストに乾杯

エステがあまりうまく言ってないのはクビ年令のカバーでしょうか。数年前までのように記者会見の場で耳輪をわざとらしくいじらなくなったのは改善です。私の忠告がきいたのかな。

さて、今回ヘタを踏んだのは石原君でしょう。軽量級ではアリゲーターガーのような巨魁女史に抑えがきかなかったという力量不足が明らかとなりました。うわばみのような(一句削除のこと)彼女に比べるとまるで中学生みたいだものね。

戦後痴話の崩壊をEU離脱に見る

2016-06-27 07:00:07 | イギリスのEU離脱
イギリスのEU離脱投票とその後のテンヤワンヤを見ていると戦後の仮想空間を支えていた戦後神話の崩壊を予感させる。

国際政治というものは、そのフェーズ、フェーズでそれぞれ特有有効の枠組みができるもので、賞味期限が切れればそれらは神話にすぎなくなる。

EUなどという不自然なカードの城など崩壊して当然である。各々の神話は期間限定では有効である。絶対ではない。現実的なオプションのひつととしてはという意味である。もしそうでなければすぐに崩壊している。EUもよくやったよ、と過去形で語るべきだろう。

日本で言えば憲法第九条神話(痴話と言った方が良いが)は冷戦開始まではそれなりのレーゾンデートルがあった(それを日本に押し付けたアメリカにとっては、という意味であるが)。東西冷戦が始まると、その神話を押し付けたアメリカが、その反古化を要求した。

敗戦で徹底的に破壊された日本では唯一のルールメーカーはアメリカであり、冷戦を予想していなかったアメリカにとって第九条は有力なオプションだった。

憲法第九条を逆手にとって日本の利益を図ったのは日本の保守勢力の知恵であった。したがってしばらくの間は日本にとっても(つまり日米にとって)有効な神話でもあった。

当時の左翼勢力は日本の非武装化等夢にも考えていない。日本をソ連、コミンテルン、中共の支配下に置き再軍備をしてアメリカと戦争するのが彼らの究極の語られざる目的であった。

EUのこともそうだが、日本の周りの国際政治にも賞味期限切れの痴話が溢れている。なんとかしなければいけない。

皮肉なことに、日本の戦後痴話が今になっても(未だに)国民を呪縛しているのは、日本の保守勢力が一時期、第九条を盾にとったことのしっぺ返しというべきものである。


私の選挙歴

2016-06-19 07:34:23 | 選挙
私が選挙に行く様になったのは二十一世紀になってからである。前世紀にも選挙権を得た直後は物珍しさもあって一度投票所に行ったことがあるが、投票所の雰囲気の悪さに呆れて二度と行ったことがない。

女子大生とデートをしたときである。たまたま選挙の日だったが「もう選挙に言って来たの」と聞く訳だ。行く訳がない、というと怒った彼女にお説教をされた。
デートに喫茶店なんかで会うと、「こんな所にこなくてもいいのに」というようなあばずれ女であったが、この政治意識の高さにたじたじとなった記憶がある。

冷戦時代には選挙にいこうと行くまいと米軍の存在があるかぎり日本の基本的な政治状況が変わる訳がない。農村は健在だし、経済界もしっかりしていた。東からの脅威はそれなりにあったのだろうが、一選挙民レベルでは無視出来る。

米軍占領時代の終戦直後には社会党政権が出来たらしいが米軍がいるかぎり何も出来なかった。冷戦時代というのは分かりやすくいうと山口組と神戸山口組がシマを争っていた時代である。六本木や歌舞伎町のような有力なシマはどんなことがあっても相手に渡さない。日本はアメリカにとって最重要なシマだったのである。最終核戦争になってもアメリカが日本を手放すことはあり得なかった。そして冷戦のメカニズムというのはそういう現状維持の均衡が崩れないようにするのが戦略だったのである。

無責任な言い方をすれば選挙に行こうが行くまいがなにも変わらない。冷戦は1980年代の終わりにアメリカの勝利で終わった。その後極めて緩やかなしかし、根本的な変化が日本でも世界でもおこった。

アメリカは冷戦時代中国接近をはかった。これはソ連の弱体化が狙いであったが、これに泡を食って「見当違いの」反応を示したのが「天才田中角栄」であった。アメリカに中国の市場を取られたら大変というので、向うの言うことを何でも聞いて結んだのが日中平和条約である。日本の無思慮無制限な援助が支那の経済膨張、軍事力の拡大、覇権主義を招いたのである。キッシンジャーの訪中はソ連に対するアメリカの冷戦戦略と見て放っておけば良かったのである。角栄の大罪である。

石原慎太郎君が「天才」というのは反語なのだろう。彼の本は読んでいないが。

もっとも、冷戦時代が終わり、日本のあらゆる経済援助により支那が経済的に魅力的なマーケットになると、アメリカの戦略も変わってくる。支那が巨大なマーケットとして台頭すればアメリカにとって、日本等どうでもよくなる(極端に言えばね)。

現在、アメリカが冷戦時代の様に無条件で支那の脅威から日本を守るかどうかについて日本人は半信半疑になっている。また、自民党もタガが外れたようになっている。このような状況で自民党を信用している訳ではないが、今世紀に入って選挙に行く様になったのである。

国民には三つの選択しかないのだから。
1:賞味期限を越えたまずい飯を食うか(自民党に投票するか)
2:腐ったメシを食って食中毒になるか(野党に投票するか)
3:なにも食わずに飢え死にするか(棄権するか)、である。
1:しかないでしょう。違うかな。3:はあり得るが2:は
自殺願望がないかぎり論理的に絶対有り得ない。もっとも野党といっても色々あるか。*民*党とか*社*党より左というべきかな。

舛添氏が都議会を解散したら公用車を手配

2016-06-14 20:16:37 | 舛添都知事
明日不信任案が可決されるようだ。舛添は辞職するか、議会を解散するか両方とも出来ると思っているらしい。昨日の答弁で脅しとも取れる発言があった。

しかし、解散は出来ない、いくら規則があっても。世論が割れて、あるいは議会が割れてその帰趨が変わる可能性がある場合なら、不信任された都知事が議会を解散することは許される。そういう時のためにこの規定はある。

つまり今の議会では不信任されたが、選挙をすれば今度はどうなるか分からない、という場合にはもう一度チャンスを与えようと言う趣旨である。

いま議会を解散して選挙をしても世論のほとんどが辞職を要求している動向は変化しない。この状況が判断出来ないなら、痴呆が進んだか、精神に異常を来しているかしか考えられない。

選挙をすれば自民党等の与党は議席が減るだろうが、野党はすべて辞職を要求しているのだから、野党が増えればますます再度の不信任案が成立することは間違いないと断定してよい。政治家がこの判断が出来ないのであれば、すでに発狂していると断言して可である。

もし、明日の不信任案可決をうけて舛添が議会を解散しようとしたら都庁は直ちに公用車を差し向けるべきである。窓には鉄格子のはまった車で、屈強の看護師が乗った車である。その公用車は湯河原でもどこでも適切なケア・ハウスに直行すべきである。一応今日から配車の手配をしておいたほうがよい。

東京都を直轄行政特区に

2016-06-08 11:13:51 | 舛添都知事
都民は再選挙にかかる50億円という怪しげな数字に尻込みをしている。前に提案した様に選挙実施に残業代無料で都や市区町村の管理職全員をかり出せば数億円に費用は縮む。その罪死に値する都庁高級職員は罪滅ぼしに率先して休日出勤をすべきである。

それも嫌なら、嫌でも、まだ手はある。東京都を行政特区として中央政府の直轄地とするのである。外国にも首都を政府直轄地域とする例がある。とりあえずは、期間限定で実施するのがよい。期間限定で法律を改正する。

オリンピックが分かりやすい目安になるから期間は四年か五年がいいだろう。直ちに臨時国会を開いて法律を制定すべきである。都知事は勿論公選制になる。中央政府が任命するのである。さしあたり事務取扱いは高市総務大臣かな。

それで秋にでも実施すればオリンピックもやり過ごせる。事務もスピードアップし、内容も向上するだろう。いいオリンピックになるぜ。オリンピックが終わったら期限法の延長の可否を国会で論議すればいい。

舛添のオウンゴールをアシストしたのは誰か??

2016-06-08 09:25:23 | 舛添都知事
いうまでもない、都庁の高級官僚と都議会与党である。高級官僚は馬鹿殿を誘導して自己の利益を図る。これは高級官僚の遺伝子である。よく此れを善導制御するのは殿の識見力量であるが、舛添は痴呆ないし精神病者であるからその能力はない。

高級官僚にくすぐられて、大大名になったつもりで夢を見たのだろう。豪勢な海外旅行のご相伴にあずかる高級官僚のニタニタ笑いが眼にうかぶ。また殿に吉原の花魁をあてがっておいて勝手に都政を壟断していたのだろう。

そうでもなければ、毎週美術館に行ったりする暇は舛添にはない。また、毎週金曜日の昼から湯河原に行ける訳でもない。「殿、お留守の間は我々が務めまする故、湯河原の温泉にごゆるいりとお入りなさりませ」というわけである。

都議会与党はどういう思惑で馬鹿殿を利用していたのか。マスコミも同じネタの使い回しでは行き詰まる。そろそろこの線で取材を始めなさい。

与党は、舛添がますます弱体化したので、止めさせるよりかは完全に無力化するであろう舛添を据えておいたほうが好き勝手が出来るからシメシメと思っている。

「止め検事」(ヤメケン)の汚い手

2016-06-07 09:31:14 | 舛添都知事
これは検事時代に身につけた悪習といっていいが、法廷で検事と対決したことがないのでやめ検と折衝した時に感じたことだが、昨日の「調査報告記者会見」に同席していた年配の方の弁護士の対応で思い出したことがある。

記者が「調査というが、実際に関係者に会って裏を取ったのか」という趣旨の質問をした時に「たよりないおいぼれ」にしか見えなかった、たしか佐々木善三かな、弁護士がヤクザのような威圧的な顔をして土方のような口調で「あんた、事実調査ということが分かっているのか」と反論にもならない反論で脅しをかけた。

この「はったり」は「やめ検」の常套手段である。相手はよぼよぼのじじいだと思っていたのに、いきなり暴漢に襲われたような気になって黙ってしまう。テレビではその後記者が二の矢、三の矢をはなったかどうか放映していないが、おそらく度肝を抜かれて話をそらされてしまったのではないか。

これは検事時代に身につけた職業病と思われる。法廷で不利になると、この手で相手弁護士を脅迫する。うまくいった経験があるから、昨日の様に痛い所を突かれた時に反射的に出てくるのだろう。

法廷ではそれでも、限度があるが、取り調べ等の密室ではこの種の根拠のない「おどし、はったり」は被疑者にはきわめて有効に違いない。

こう言う時の対応は相手の顔をしげしげと侮蔑的に観察して相手の弱点を指摘することである。昨日の会見では「舛添がこういったから、舛添が提出した資料にはこう書いてあったから」どうだ、という域を一歩も出ていない。直接に関係者を当たらない調査など調査とは言えない。この辺をゆっくりと侮蔑的に指摘する必要があった。

これも私の経験であるが、「やめ検」は機を見るに敏である。こう反撃されて、自分が一転して不利になると感じるとあっという間にお世辞笑いをして話が無かった様にしてしまう。まことに検事という職業の唾棄すべき一面である。不浄役人とはよく言ったものである。

この二人の弁護士は第三者ではなくて舛添の代理人である。都議会、マスコミはこの弁護士達と舛添の間で交わされた依頼条件を公表する様に要求すべきである。依頼契約書があるかどうか確かめるべきであろう。もしないなら、どういう条件で調査を依頼したか判断出来ない。その場合には調査全体が無効であると言わざるをえない。


舛添君は日本人かな

2016-06-06 19:54:48 | 舛添都知事
今日の記者会見ざっとテレビのニュースで見た訳だが、視聴者を逆なでするような表現をするね。やはり日本語が使えないのかな。

都民や関係者の皆様にご心配をおかけしました、という日本語はないよ。誰もお前のことなんか心配していない。勝手なことを言うな。
都民や皆様に大変ご不快な思いをさせて申し訳ございません、というのだよ。それが正調日本語である。ところで、このところ意識してチョンのみはしていないようだね。

都議会は弾劾裁判所の役割をはたせるかな。舛添は自分の金で(まさか政治資金を使ってはいないだろうね)弁護士を雇って「すり抜け」を計った。傭われた弁護士は、多少不適切なところはあったが、法的には問題ないからどうぞ「政治的には」情状酌量を、という弁護方針をたてた。法廷戦術に出た訳だ。不適切な支出は一部返金します、というのもこの辺の目分量で情状酌量を狙えるという弁護士のアドバイスだろう。

彼が弁護士を雇ったということは、彼の裁きが完全に法廷マターになったということである。議会の弾劾裁判(都議会には明文はないだろうが実質的に資格を問う弾劾裁判になる)が開かれるわけだ。総務委員会とか100条委員会とかね。議会は検事役兼裁判官役を務めなければならない。もっとも裁判官との二役は荷が重いというなら、検事役だけでもしっかりと勤めなさい。

裁判官には有権者になるか。住民投票とかね、そういう規定はないのかな。なければやはり議会は裁判官役まで務めなければなるまい。それが出来ないなら直ちに参議院選挙に悪影響が出る。

マイクロソフトは悪質なコンシエルジュ・ババアである

2016-06-02 11:06:46 | マイクロソフト
預けてある鍵で勝手に入居者の部屋に入ってかき回すアルバイト婆さんのコンシエルジュが捕まったというニュースがあった。マイクロソフトのやっていることはそれ以上に悪質である。

日本の消費者庁は何をしているのだ。EUなんかの対応はどうなっているのかな。マイクロソフトはEUからこれまでに何回も莫大な課徴金を払わされているが、それは主として同業者に対する非倫理的不当競争に対してだったと記憶する。

今回の自分勝手な不法アップグレードは業者というよりかは膨大な数に上る消費者に対して損害を与える不法行為である。これに厳罰を加えなくて消費者行政がなりたつのか。

日本の官庁や会社のほとんどはMSのOSを使っているのだろう。大規模な情報漏洩、情報破壊などの惨害がおこるかも知れない。早急に厳罰をもって臨むべきである。

安全保障上官庁のパソコンではマイクロソフトのOS使用を禁止する法律を早急に制定すべきである。防衛省等には一台もマイクロソフトの端末があってはならない。


マイクロソフトの悪徳商法その二

2016-06-01 20:16:46 | マイクロソフト
さて、盲判を押せというのを蹴って、もとのW8に戻すというボタンを押すとまた脅迫文が画面に。

「この作業は時間がかかります」だと。よくもヌケヌケと言えるものだ。前進あるのみ、いや退行あるのみかな。ボタンを押すと脅迫文とはことなり、五分でW8に戻った気配だ。嘘偽りを言ってW8に戻るのを阻止しようとしたのだ。

さて、この作業でどんな破壊的な悪さをしているやも知れぬ。セキュリティ・ソフトの定義ファイルは根こそぎ無くなっていた。念を入れてスキャンをかけたが、これまでに比べて異常に時間がかかった。

あとは見かけ上は戻った風に見えるがマイクロソフトのことだ、どこを壊されているか分かったものじゃない。怖くてもう使えないな。