東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

中国一等書記官は三角スパイか

2012-05-31 18:11:58 | 国際・政治

一等書記官の事件は奥が深い。マスコミではもっぱら農林水産関係で誰が会ったとか飯を食ったとかやっているが、日本の農林水産行政にシナが興味を示す情報があるとも思えない。

それを糸口に人脈を広げて兵器産業などに食い込もうということもあろう。一部報道にあるように。

本当の狙いは日米中の三角スパイではないのか。二重スパイというか。日本の農林水産行政に目くじらを立てているのはアメリカの産官共同体である。例えば病牛肉の輸入規制の緩和要求。他にもいろいろある。その辺の情報は日本の行政がどう動くかアメリカは一日も早く知りたいだろう。

一等書記官やシナが日本の農林水産行政の情報をアメリカに売って、見返りにアメリカの軍事機密を狙うなんて構図のような気がするね。マスコミの諸君、しっかり取材せよ。


橋下徹(四)のモデル

2012-05-16 18:46:02 | 国際・政治

橋下徹はまずモデルを明示しなけければならない。現状の問題点を総括して国民に提示しなければならない。そして彼の解決策を具体的に<<<国民に>>>にアピールしなければならない。その解決策が問題解決に役立つことを国民に説得しなければならない。

政治家だって成長途上、修行中の連中もいる。いわばIN MAKING、の過程にいるものもある。だからオイラは政治家誰に対しても無慈悲に『はっきりせい』とは普通いわない思いやりは持っている。

しかし、徒党を組み、ボスにおさまり、周りに頼りない塾生という私設ガード的手勢を抱えようとしている人間、そうして国政にも進出しようという人間には無慈悲に冒頭の要求を突き付けなければならない。

一体彼には想定するモデルが他国にあるのかな。もしあるならそれを示せ。そうすればその国の現状とそのモデルの正邪を判定するよすがを得ることが出来る。

いや、これは世界にも例のない橋下徹の優れた政策だというなら、なおさら政策の詳細を国民に提示しなければならない。

中央の政治機構が駄目だから地方分権だ、などという国が、ましてそれを実行するようなキチガイのような国が外国、欧米にあるとは思えない。一部のアジアなどのカルト国家にはあるかもしれないが。

いま思いついたんだがね、大阪というのは相当ひどいところらしいのはハシシタ君の奮闘で分かった。それでだね、大阪は日本政府の直轄領にしたらどうだ。徳川時代問題のある藩は召し上げて幕府の天領としたが、そのひそみにならうのである。

あるいは東京都の委託統治領にするのだ。石原君がしっかりとやってくれるだろう。

尖閣諸島も東京都の委託統治領にしたらいい。


橋下徹、三、の情報発信力

2012-05-16 13:19:20 | 国際・政治

ハシシタの『統治』モゴモゴだが、こう推測して話を進める。国の官僚制度の統治能力がないから地方分権を大幅に行えば、めでたし、めでたしだ。こんな自明なことが分からないのか、ということらしいね。

同じような機能を国と地方が持つ不経済もある。決定が迅速に行えない。地方の実情を反映できない。こんなところかな。ハシシタくん。

大阪府と大阪市の統合なんてのはその例らしい。大阪の場合は国と地方の二重性どころじゃない。三重性だから、或る程度理屈があると言うのはわかる。戦時下の東京府と東京市統合のひそみにならう理由もあろう。

この考え方をいきなり、国と地方に齎すというのはどう考えても乱暴だ。中間項についての説明があればいいよ。彼はやみくもに言っている。違うなら訂正してね。

国の統治機構がにっちもさっちもいかなくなれば、普通は国の機構を根本的に変えるところに発想がいく。地方に権限を委譲すればすべてうまくいくと考えるのは馬鹿だけである。

おれが国政に出れば国の機構を効率的に変えると青写真を示して国政進出するならわかる。国民は彼の青写真を検討して投票を決めればいい。

地方分権、地方分権とお題目だけ唱えて仲間を募るなど下の下である。お相手も若干いるらしいが皆ゴミばかりだ。意外なのは石原氏だね。彼の思惑はよく分からない。

しかし、さすがに現在の地方首長でハシシタに同調するのはすくないようだ。

人には生まれて持った分際というものがある。これまで大阪の首長がやらなかった(実に驚くべきことだが)イレズミ職員の問題とか君が代斉唱徹底などは大いに結構である。その辺でやめておきたまえ。これだけでもこれまでの無数の駄目首長を凌駕する君の業績である。勲三等功三級の勲章もいずれもらえるだろう。ほどほどにして置きたまえ。


橋下徹の地方分権2

2012-05-16 07:39:30 | 国際・政治

彼の批評をしようと思って、何を言っていたか思い出そうとするが思い出せないことが多い。それでオマンマを食っている政治評論家とかマスコミは新聞記事などを検索してリプレーすればいいのだろうが、オイラはそんなことはしない。

あれだけ騒がれるのだから一般庶民たるオイラでもすぐに記憶から引っ張り出せるものでなければならない。これは彼の言動が世間に浸透しないことの証左である。

つまりハシシタは自分の主張を民衆に浸透させる発信力のない政治家である。この辺はかっての小泉新太郎(元首相、名前はあっているかな)と比べ物にならない。

彼の民衆に対する浸透力は、環境汚染のようなものである。なんだか分からない毒物、や放射能が浸透してくるのである。

たとえば、彼が統治なんとか、と時々言う。それについて書く為に思い出そうとすると、統治なんとかとよく言うなとしか思い出せない。語尾不明瞭なのである。

舟中八策などのように、彼の言動は実のないものである証左なのかもしれない。


地方自治拡大は解決になるのか1

2012-05-15 19:53:15 | 国際・政治

橋下くんなんかに、説明してほしいことがあるんだがね。

彼の主張はなんていうのかな、それがそもそもはっきりしない。曖昧なムードであおっているんでね。議論の仕様がないのだが。かりにオイラが地方自治の拡大ということかな、と書いたがそうじゃないかもしれない。

地方の独立、か。地方分権、か。地方への権限の移譲、か。肝心なところを泡みたいな修辞で逃げるのはいかんぜよ、橋下徹くん。

第一に何故という質問。たしかに、中央官僚はひどい。いまや無能、貪欲集団になっている。

毎日の新聞で天下りだとか、厚生施設だとか、断片的にマスコミで報道されている情報しかしらないが、ひどい。

此れを是正しようと言うのか。いわば綱紀粛正だな。地方分権でそれが実現するのか。この二つの命題をつなぐ接続詞はない。一つの命題から他の命題を導き出す三段論法もない。合理的推論もありえない。

地方公務員の実態もひどいものなのは、橋下くんもよく知っている。刺青狩りなんか、大いにやってもらいたい。君が代もいい。

中央が悪いんじゃなくて、中央も地方も悪いというのが正確なところじゃないか。

現代の天一坊なる橋下君は結構子分がいる。名古屋市長だっけ、愛知県知事だったっかな。金魚のウンコみたいについている。東京都の石原老人まで迷わせているらしい。大したものだよ。


小沢一郎一派の所業、おまけ

2012-05-10 10:36:33 | 社会・経済

控訴期限に先だって党員資格停止を解除したのは控訴を断念させるための示威行為、圧力であったことは間違いない。あてが外れて残念でしたね。

三権分立だから、司法が政治に介入してはいけないが、政治も司法に圧力をかけてはいけない。前にも書いたが、一審判決前に、無罪を主張するのはいいが、有罪判決を出したら裁判官は左遷やひどい目にあわせるぞという脅迫めいたものが多数インターネット上に見られた。

同工異曲の内容で、明らかに小沢の手のものが書かせた集団示威行動とみられる。自分の有利になるように一審裁判官に脅迫をおこない、判決が無罪になると、それを金科玉条のように振りかざして政治的批判を圧殺しようとする。これはファッショであり、オームのようなカルト集団そのものの特徴である。


小沢一派の神をも恐れぬ所業

2012-05-10 09:46:35 | 社会・経済

『神をも恐れぬ所業』という言葉がある。小沢の子分輿石某なるものが早々と小沢一郎の党員資格停止を解除したのはまさに神を恐れぬ所業である。

現代の神、民主主義を恐れぬ、国民を恐れぬ、民主政治を恐れぬ悪行である。党員資格解除は民主党内のことではあるが、資格停止解除は判決が確定してからとなっていたそうだ。それなのに、少なくとも控訴するかどうかが、わずか一日、二日待てば済むのに、いかにも何かをおそれるように、民主政治の権威にあえて挑戦するように小細工を弄して解除してしまった。

裁判は裁判で粛々と進む。政治家もまた当然の責務を果たさなければならない。三権分立だべ。国会は裁判所のしもべではない。

裁判は証拠と論拠に基づいて独自のプロセスを進む。裁判がすべてではない。疑わしくは罰せずという原則もそのためにある。世間は政治的に、社会的に、倫理的批判と言うものが占める比重は大きい。

それがゆえに、そういう批判が行きすぎないように、小沢本人に抗弁や身の潔白を証明する権利が与えられている。それが国会証人喚問である。そこに出ないと言うことは、政治的に非難されても仕方がない。

疑わしくても無罪になれば、政治的に説明責任も消滅するという考えなら政治家の資格はない。

そういう考えはシナ語では法匪という。小沢一郎は法曹界に転身すればいいだろう。

だから小沢が裁判中だから証人喚問には応じないと言うのは通用しない。まして、とにもかくにも一審で無罪になった今は、進んで釈明の機会を求めて自ら証人喚問を請求すべきであった。