東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ジャーナリストの取材能力と伝達能力

2018-11-27 09:22:06 | 社会・経済

テレビ朝日午前八時のワイドショーで玉川某のことを前に書いたが、それについて少々追加。

ジャーナリストには取材能力と取材内容の伝達能力がある程度なければいけない。取材能力は第一線の研究者のレベルは要求されない。伝達能力は有能な作家のレベルは要求されないとは言うものの、ある程度の水準になければいけない。

玉川という男には伝達能力が欠けているようだ。だから必要な内容をコンパクトに伝えられない。テレビの時間は貴重だろう。コマーシャルで食っている業界の人間にはよくわかるはずだ。

くどくど長たらしくしゃべるから聞いているほうはイライラする。今朝はたまたま青木某なるものが一緒に出ていたが比較するとよくわかる。青木は思想的にreddyあるいはpinkyで感心しないが伝達能力はある。玉川と比較すると歴然としている。


テレビ朝日下調べスタッフへのヒント

2018-11-24 08:00:31 | 社会経済

「そんなことは分かっているよ」ですか。まあそう言わずに。

ゴーンが19年前に日産に来た時には日産は泣く泣く2万人のリストラを受け入れた。本来なら仕事人は役割を果たしたのだから居座っては美学上よろしくないが、そんなことはフランス人には分からないのだろう。

 今回マクロン大統領他フランス側のいっていることは彼らにとって日産は金の卵を産むめんどりだというらしい。だから離婚は認めない。とこういうわけだ。ルノーは非常に不合理で非効率的な組織らしい。ゴーンが日産にしたような職員合理化をルノーでしたことがあるのか。ないだろう。それでルノーの改革を手つかずにして、旧国鉄のような非効率的な組織にしたまま、彼らの給料を払うために日産をよこせというのはどう考えても許せない。

 ゴーンはルノーの窮状を改善するために合理化をしたことがあるのか。ないだろう。これじゃ日産でなくても部外者でもルノーの身勝手な「社会主義的」要求を認めるわけにはいかない。

 これは別の話になるが、今回驚くのは検察側の資料がそろいすぎていることだ。日産プロパーだけであれだけの証拠を集めることは難しいと思う。大部分の資料は電子媒体を含めてメリカ財務省の蒐集したものがアメリカ側から提供された可能性がある。「これによって此れを観るに」田中角栄のロッキード事件を彷彿とさせる。逆に言えばルノーとの縁を切ればトランプ大統領は喜ぶだろう。安部首相もそのくらいで今後の目睫の間に迫った日米交渉は勘弁してもらってはどうか。

 


テレビ朝日午前八時

2018-11-23 11:28:48 | 社会・経済

テレビ朝日午前八時

 

多分テレビ朝日だろう。いまだにテレビ局の名前は覚えられない。リモコンを使うので数字だけしか覚えられないのだが。それで一年ぶりに新聞のテレビ番組表で確かめた。そうだね、5チャンネルで当たっていた。

 

 8時のワイドショーでは裏方の下調べ、準備は5チャンネルが一番しっかりしている。今日のゴーン捕縛の解説もなかなかよくできていた。しかし、あの男はなんとかならないのか。視聴者から見ていつも一番右側に座っている男。確か「玉なんとかちゃん」だったと思うが。

  彼はテレべ朝日の社員(あるいは、だった)というがそれであそこが彼の指定席なのかな。あいつが的外れな発言をするときは「消音」ボタンを押しているのだが。かれは司会者が使用するボードの作成にもかかわっているのか。そうするとあのバカげた発言は漫才でいうボケ役のつもりなのか。

  それにしても、ボケ役の役割を果たしていない。発言するときに毎回必ず手を振り上げたり、指を突きつけたりしているが、あんなことをするゲストは見たことがない。目立ちたいのかな。視聴者にバカにされるだけだよ。

  見たところ五十台か六十台前半に見えるが痴呆症がはじまっているのかな。とにかく、専門外の(ジャーナリストではない)長嶋一茂などの発言のほうがまともに聞こえるのだから救いようがない。


ゴーンは何人か

2018-11-21 10:16:35 | 社会・経済

容貌魁偉というのは彼のことをいうのだろう。彼はどこの人間なのかな。あの異様な目つきを見ると中東かと思う。注、別に中東の人を悪く言っているのではありません。一種不気味で何を考えているのか分からないああいう目つきは中東やアラブ人に多い。

彼が食い物にしたのは日産だけなのだろうか。ルノーでは悪さをしなかったのだろうか。ルノーは彼を取締役会で解任しなかったのは、日産でのような非行がなかったのか、ルノーがまだ気が付いていないのか、どちらだろう。

日産だけが食い物にされたならこれは一つの文化論になるかもしれない。

 

 


自己責任論の胡乱さ

2018-11-10 08:17:26 | フリー・ジャーナリスト

昨日だったか、たしか4チャンネルだったかでフリージャーナリストの自己責任論をやっていたが、どうも整理がされていない議論で、毎回思うのだがもう少し、問題を腑分けしてから討論(めいた)番組を作るべきじゃないかな。

自己責任論がなにか、ということが全然ほったらかしになっている。「世間をお騒がせしたこと、重々許し難し、よってお仕置き申しつくるものなり」ということなのか。

それとも、政府が国民の税金を使っていたのがけしからん、ということなのか。これなら分かる。納税者ならだれでも分かるだろう。だか政府がそのリソース(金、人)をどれだけ使ったかということは明らかにしていないで議論を進めている。はなはだうかつな話と言わざるを得ない。

ちなみに、政府がトルコ政府やカタール政府に借りを作っていたとしたら(十分にありうることだが)その責任は重大である。それは将来日本外交にとって重い負債となる。

もっとも、政府はこういうことは明らかにしないだろうが、マスコミは可能な限り取材し、かつ乏しい彼らのIQを絞って推測を視聴者に披露しなければいけない。そういう作業をするのがマスコミだろうが。

それと気になることはフリージャーナリストが立派な仕事をしていると過大評価することである。

いかなる職業も尊重されなければならない。当たり前だ。ジャーナリストだけが立派なしごとをしているような主張は受け入れられない。ジャーナリスト(フリージャーナリストを含めて)は生活の糧を得るために仕事をしている。聖職のごとく主張することは認められない。

今度の事件で自分の生命の危険を冒して国民に有益な情報を取りに行ったというような議論が、彼らの行動を弁護する根拠として頻出するが受け入れられない。むしろ自己責任と言いうのはこちらのほうだろう。断片的に報道されているところから、安田氏の段取りの付け方は非常にうかつだったようだ。人質になって殺された後藤氏(?)のガイドと承知して仲介を頼んでいたり、前にも同じような取材でイラクで拘束されたりしているらしいから、うかつさは彼の職業的資質に疑問を投げかける。仲間のジャーナリストがその点を指摘しないのは不思議だ。これを同じ穴のむじなというのかな。

 

 

 

 

 

 


アメリカのイラン制裁

2018-11-04 07:55:28 | 東アジアの悪友

 われわれ日本人によくわからないのはアメリカのイランに対する憎しみの激しさだろう。同様に分からないのは日本人の半島人に対する生体反応のなさの不自然さだろう。まるで正反対である。

 トラ ンプのイラン制裁にはアメリカ国内ではさしたる反対もない。おおむね同調しているのがアメリカ国民の感情だろう。他のことではトランプ反対運動が起こっているがイラン制裁については積極的な反対はまったくない(外交の素人がニュースに接しているかぎりでは)。

  イランが王政のときはイランはアメリカの同盟国だった。イラン革命で王政を倒して宗教的な共和制を樹立したのはもう50年も前になる。イラン革命後に起こったイランのアメリカ大使館占拠事件をいまだに根に持っているとしか考えられない。しかし、アメリカの態度はより自然で人間的なのかもしれない。

  それに対して日本は半島人から無数の非道なことを仕掛けられても「話し合い」だとか日本の議員連盟の連中は言っている。この異常さに国民は気が付いていないらしい。徴用工問題だとか慰安婦問題だとか、国際取り決めを無視する非道に対しては経済制裁をするでもなく今回も言葉の上だけの「遺憾表明」だけだ。

 憲法改正も大事だが、半島対策は喫緊の課題である。南朝鮮にたいしても制裁の検討に入るべきである。一番心配なのは日本の子供たちが政治家の態度を見てどう育つかである。かの国では民族性を反映して想像力をたくましくした「おぞましいエログロナンセンス」な、日本なら児童に見せることを禁じられているような展示に溢れた反日記念館をみて育った子供たちである。いっぽうわが国では他国の無法に対して生体反応を示さない親たちをみて子供たちは育つ。この懸隔は破壊的である。