東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

選挙に行きましょう ?

2021-10-31 07:03:53 | 選挙

 今日は天気がよさそうだ。久しぶりに選挙に行こうかな、と悪い気迷いをおこした。おかしな奴が立候補している。そいつにいれようかな、なんてね。
 そこで配られた投票用紙を見た。いろいろなことが印刷してある。実際そんなところを隅から隅まで読んだことはないのだが、今回はどういうわけか、暇だったからか全部読んだ。といっても一分もかからないけどね。
 前から投票所にある、ちびた鉛筆が嫌だったんだが、あれには理由があるらしい。なんでも投票用紙はプラスチックで出来ていてボールペンで記入するとにじむというのだ。驚いたね。それなら普通の紙を使えよ。ボールペンでの記入は拒否しないが推奨しないと印刷してある、堂々と恥ずかしげもなく。
 しかし、考えてみるとおかしい。最近はプラスチックから紙を作ることがあるのかもしれないが、それはごく最近からだろう。ちびた鉛筆は大昔から投票所に常備されていたぜ。その当時は紙がにじむなんてことがあるはずがない。聞いたこともない。
 おかしいのは万年筆での記入について書いていないことだ。オイラなんかは万年筆で書きたいね。あれなら粗悪紙(投票用紙は大体が粗悪だが)ならインクのにじむこともあるかもしれない。
 それにコロナ時代の今、だれが使ったか分からないちびた鉛筆には触りたくない。しかもそのために自宅から鉛筆を持っていく人もいないだろう。胸ポケットに鉛筆をさしている人間なんて家庭にも事務所にもいない。投票用紙にはシャープペンシルならいいと書いてある。いまどきシャープペンシルを外出時に持ち歩いている人がどれだけいるのか。
 思うに、鉛筆を強要するのは後で職員が記入を改ざんするためではないか。鉛筆なら消しゴムで簡単に消せるしね。そう思われてもしょうがない。そのためにもボールペン記入用の用紙にすべきだ。

 考えても見てごらん。銀行で払い戻しの用紙に鉛筆で記入したら受理するかね。選挙権の行使は金融機関でのチマチマしたコガネの出し入れに比べればはるかに重要で神聖なものだぜ。
 それに鉛筆を多数用意する莫大な費用の予算は税金だぜ。そんな税金の使い方は許せない。また、鉛筆をわざわざ二つに(三つに?)切ってそれぞれとんがらがすのにどれだけの公務員のマンパワーがかかるのか、その人件費も税金だぜ、たぶん外注しているのだろうが、その費用も税金だ。

 用意した膨大な数の鉛筆は選挙後どうするのか、おそらく捨ててしまうのだろうが許されない税金の使い方である。

 

 


選挙制度の大幅改革提案

2021-10-14 07:30:18 | 国際・政治

 総選挙で街はしばらく騒々しくなる。今度の選挙には間に合わないが日本の選挙制度を考えてみよう。一部はこのブログに前に書いたが提案は二点に絞られる。

1:衆参両議員の定数を半減せよ。

2:人数比を不可侵の基準にすることを止めよ。

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1:ついて

選挙民が投票の判断基準とするのは、支持する政党である。したがって日本の民主主義の質を決定するのは各政党の公認判断のまともさである。支持する政党の候補者がいい加減な、情実あるいは派閥力学によって判断が左右されているなら、どんな屑(クズ)が表に出てくるか分からない。

もう一つ、人数が多いと選挙区は都市などの人口密集地では当然面積は小さくなる。そうすると大所高所からの政策ではなくて、地元に利益誘導する連中が選ばれる可能性が高くなる。地元に道路を整備するとか、飛行場を持ってくるとか、橋を架けるとか。

あるいは、親からとか祖父の代から代議士だという連中が親の七光りと地元の利益誘導団体である後援会が勝手に自分たちの既得利益を守るために候補者を選んでしまう。今度若手改革派を気取って総裁選挙に出たのが祖父の代から三代にわたって政治屋稼業だったというのも皮肉である。もう一人の支持者の中心にいたのも年は若いが親の代から(確か祖父も代議士だったと思うが)代議士首相だったというのも笑えない滑稽話である。

いまのベラボウに人数の多い代議員数では政党事務局は候補者を精査するには手がまわらない。したがってクズが出てきて代議士になってしまう。三分の一かせめて半分にすればフルイの目はもうすこししっかりとするだろう。自民党は幹事長ではなく、候補者選定の権威ある組織を作るべきである。

2:候補者数を決めるのは選挙民の数ではない。

人数比という最高裁判所の妙な判決がある。また、どの政党も最高裁の判断を理由にする。こんな白痴的なことはない。過疎地などはこれでは割を食らってしまう。そういう所は国防上の観点からも必要十分な代表権を持つ必要がある。日本は四方、主として裏側だが悪党国家に囲ニョウされている。こういう県は充分な代表権を持つ必要がある。

日本の首相を選ぶのは議員である。要するに間接選挙だ。政党の候補者精査能力は日本の政治の質を決定的に左右する。

 

 


早朝の痴呆自転車

2021-10-04 07:47:06 | 自転車

 早朝新聞を買いに近くのコンビニに行った。ようやく明るくなった六時過ぎ、さすがにこの時間だと塵都東京の空中浮遊物も地上に落ちて清々しい空気の中を規則に従って歩道を歩いていると、向こうから自転車が来る。歩道を来る。この時間だと魔都東京は商業活動も始まらず、車道には車の往来もないのに。車道を走るのが怖いのかな。

 その自転車はよりによって歩道を走ってきた。黄色いポロシャツを着た老人である。乗ってい居るのは粋がってスポーツタイプの自転車。歩道を走るとは非常識な爺だ。まさか眼が不自由でこちらの姿が見えないんじゃあるまいな、十メートル先まで来ても歩道を来る。歩道の幅は二メートルもない。

 そこで危険回避のために方向指示器で車道を走るように注意した。なに、片手をあげて車道を指し示しただけだがね。この60がらみの男は丁稚上りといった風体の、いかにも工員風のがっちりとした体格だったが、ようやく車道に出た。そうして脇を通り抜けるときに威嚇的な捨て台詞を吐いた。驚いたね。

 この頃はテレビが煽るからか、いい年寄りがスポーツずいて粋がるから困る。こいつらに自転車のマナーを教えなければいけない>>警察庁

また、年寄りに自転車を売るときには、とくにスポーツタイプの車を売るときには教育をしなければいけない。