1:アメリカはなんとしても北朝鮮に第一発を撃たせたい。それをきっかけに大攻勢をかけ短時日のうちに勝利したい。それできわどい演習を行ったり、空母や潜水艦を展開している。北は臆病なのか、あるいは見かけによらず利口なのか挑発に今のところ乗ってこない。口先は別として。
2:第二弾としてABCD包囲網ならぬACJK包囲網を完成させたい。中国に石油などを含めて完全禁輸を実施させて包囲網を完成させたい。
3:もし完全包囲網が完成すれば北は今でも低水準にあると思われる現代兵器(航空機、戦車など)の運用能力を維持するための訓練が出来ず、すでに相当低いと考えられる実戦能力が消失する(半年以内に)。したがって軍事常識だけで考えれば中国の石油禁輸が実施されれば北は屈服するか開戦する。開戦すれば1,2日で航空機、戦車を運用する石油はなくなる。その前に兵力は消滅しているだろう。
4:したがって常識的な意味での戦争は一週間以内に終わるだろう。
5:考えなければいけないのは北体制壊滅後亡国の遺臣たちにゲリラ戦の能力があるかどうか、である。中東のように。これはにわかに即断できない。いずれにせよ北にはアラーの神様の加護はない。問題は北の人民が金王朝という国体を守るためにゲリラ戦をするだろうか、ということである。この辺の分析が重要となろう。朝鮮半島の政治史が参考になるであろう。
以上は素人の考えたプログラムである。テレビのワイドショーの馬鹿ゲストのたわいのない話を聞きながら。