東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

来るべき北朝鮮との国交回復交渉は日韓交渉の失敗を参考にせよ

2019-08-27 08:01:55 | 東アジアの悪友

  昨日発行(827日付)の夕刊フジの一面に「在日韓国人の永住権拒否もありえる」(どうでもいいことだが現在はありうる、とは言わないのだね)という記事がある。1965年の日韓基本条約締結で日本が大幅に譲歩したいきさつが書いてある。その協定すら反故にする相手である。同種族である北朝鮮との交渉では同じ失敗をしてはならない。

  日本の原案では、「日本が韓国に残してきた官民による巨額の財産の保証を求め、在日韓国人も帰国すべきだ」というまっとうな案だったという。それがアメリカの極東政策である『韓国は日本の勃興に対する瓶の蓋政策』で日本側が当初要求を引っ込め、あまつさえ、当時の日本の国家予算を超える金額の援助を与えることで妥結した。ちなみに日本側の首相は安部首相の大叔父佐藤栄作であったというのも皮肉である。

  日本は統治時代、南朝鮮は農業地帯として残したが、満州と北朝鮮地域では大規模な工業開発を行った。したがって1965年当時の主張で北朝鮮に残してきた日本の財産を請求すれば、韓国への請求額をはるかに超える。ちなみに朝鮮戦争勃発時の国力は日本が残してきた工業生産力の遺産で北朝鮮のGDPは韓国のそれをはるかに凌駕していた。韓国は世界の最貧国であった。国力が軍事力に反映する。だから北朝鮮は38度線を越えて韓国に侵入してから一週間でプサンに達したのである。

 


文君はあきらかに見当識障害

2019-08-21 02:09:05 | 東アジアの悪友

韓国の対日ゆすりには二つのパターンがある。

1:近所の往来で相手についての悪口雑言を大声で喚き散らす。いわゆる告げ口外交、金を強請りとるまでやめない。すなわち慰安婦問題、徴用工問題である。ヤクザの常套手段である。

2:おこまりでしょうからお前の店をやくざから守ってやる、と別のやくざが言う。だからミカジメ料を払え。

ヤクザというのは北朝鮮のことである。北朝鮮の日本侵略への防波堤になってやるからミカジメ料を払えというのだ。こちらのほうはアメリカやそのほかへの諂いがあるから大っぴらには言わない。裏取引でワイロ取引と併用する。自民党の日韓議員連盟はこれでいかれてしまう。

 どちらも従来のやり方がうまくいかなくなって破れかぶれになったのが、このあいだの大統領演説である。つまり『北と一緒になれば日本に追いつき豊かな未来が開ける』、『45年までに統一する』などと口走るのは日本というすし屋を暴力団から守ってやる、の裏返しでミカジメ料(底抜けのホワイト国待遇)を払わなければヤクザと結束して営業を妨害するぞ、と脅すのである。

この夢(狂人の妄想)を抑制もなく平然と言うのはあきらかに追い詰められて見当識障害が顕在化したのであろう。それを言っちゃお仕舞よ、あなた。北と一緒になれば韓国は沈没消滅する。北朝鮮が韓国主導あるいは対等の併合を許すわけがないのに。

日本が検討すべきは韓国消滅後に北朝鮮の地域勢力と、かって平安末期に日本が外交関係を結んでいた渤海国とのような関係が持てるか、である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昭和天皇拝謁記

2019-08-19 20:37:18 | 東アジアの悪友

 昭和天皇拝謁記というのをNHKがポツンポツンと放送している。原稿(拝謁日記)は初代宮内庁長官の遺族から毎日新聞に持ち込まれたという。毎日新聞は全文(あるいは相当部分)を一挙掲載したのだろうか。私は新聞を読まないからわからない。それが毎日新聞かどうかもメモしていないから誤りかもしれない。短いものであっても中味は濃い。

 大戦前後の首相たちに対する寸評は興味深い。時の首相は天皇に状況を上奏したり、決裁を仰ぐわけだから、受けるほうとしては報告がしっかりしていて内容があるものが当然評価がたかくなる。

  昭和天皇が事務能力を評価の基準としているのはそういうことである。この点では日支事変の始まりから東条内閣に引き継ぐまでの近衛に対する評価は低い。事務的にあてにならぬ、とある。おもうにお公家さんであった近衛は軍部が担ぐ都合のよい神輿として軍部に本当の情報も与えられずにちゃらんぽらんにやっていたのであろう。

 そ れに比べて東条英機の事務能力に対する評価は高い。軍部内部を完全に掌握していて情勢(例えば226のような軍部内の不穏な空気を)を正確に上奏していたものと思われる。ただ、彼には政治判断、外交問題に対する理解判断には問題があったということだろう。注

   注:若干の補足が必要と思われる、後便にて補足予定

  終戦直後のもっとも困難な時期に首相を務めた芦田均に対する評価も(事務能力評価も)高い。今ではほとんど忘れらえた政治家であるがアメリカ占領軍の圧力、国内での赤化革命の脅威のなかであえなく昭和電工事件で失脚した。いずれにしても昭和天皇好みの首相であった。

  一番面白いと思ったのは吉田茂の評価である。

「吉田はカンで動く。人間は難しいね」

これはこう解釈される。「政治的な節目節目で判断がはやい。日本の政治に決定的な影響力を持っていたマッカーサーをうまく操っている。」という意味だろう。ようするにカンで動いても結果オーライだった。戦後日本の復興繁栄のレースを敷いたのは吉田だからね。

  さて「人間は難しいね」である。これは吉田は理論も情勢分析もない。あれで首相がつとまるのかね、というのが一番多い感想ではないか。

 私はそうは取らない。吉田のカン働きは早いし適切であった。首相というものは被上奏者として事務能力だけで評価できないことが分かった。むずかしいね」とこうなるのであろう。

 

 

 


外交上の裏取引の四つの前提

2019-08-17 09:30:53 | 東アジアの悪友

裏取引はきれいな言葉ではチャネルと言われる。

前提1:信頼できる、尊敬できる相手に限る。

 前提2:頻繁に行うものではない。国民を欺き愚弄するものである。百年に

一度くらいがよい。

 前提3:ディールを誠実に実行できる相手がどうか十分に見極める。

過去に一度でも違約の事例があれば相手にしない。

 前提4:仲介者に対するワイロを含まない。つまりフィクサー排除。

 この要件を韓国はひとつも満たしていない。


反日は構わない、脱韓すればいい

2019-08-14 16:22:27 | 東アジアの悪友

 だってしょうがないだろう。人の好き嫌いはどうしようもない。国対国でも同じことだ。嫌いな相手に好きになってもらおうとは思わない。

  一番唾棄すべきは、嫌いだ嫌いだと非難しながら金をせびり取ろうとしてすり寄ってくる相手である。総会屋、詐欺師、やくざ、半島人がこれに該当する。金を投げ与えている間は彼らはおとなしくしている。

  まともな人間なら嫌いな人間には近寄らない。それが個人にせよ国家にせよ、あるべき態度であろう。

  それが偽りのでっち上げで反日歴史を作り上げた国へ子供を修学旅行で送り出す自治体、学校がある。考えても見なさい。あのうちのおじいさんは悪きことをしたんだよ、と自分のうちの子供にグロテスクな展示で吹き込んでいる家庭にまともな親が自分の子供を行かせるかね。

  日本の保守党政治家(野党は言うにゃ及ぶ)は戦争直後から同じ過ちを繰り返した。その積み重ねの行きつく先が現在の状況である。安部さんが不可逆的にこの悪しき流れを断ち切ろうとしている。最後までやってほしい。

  日本が一歩一歩ずるずると、この悪弊を踏襲したのは保守党政治家の責任である。毎度、日韓議員連盟などは相当なワイロを貰っていたのだろう。あるいはS接待を受けていた。

  また中国にせよ、韓国にせよ、表立ってこわもてに理不尽な要求をしながら、日本の要路の人間を裏でワイロで買収するという二面作戦はお手のものである。

  しかし、やむを得ない面もあった。第一に憲法である。日本を無力化する目的で米国に押し付けられた軛はきつかった。第二にアメリカが彼らの世界戦略、極東戦略のために、絶えず中国、韓国よりのバランスをとってきたためである。日本が異議を唱えれば、アメリカは貿易面で日本を締め上げる。日米安保破棄で脅迫する。在日米軍の撤退で脅かす。つまり極東の悪友に日本を献上すると脅かすのである。



仲介謝絶

2019-08-12 12:56:17 | 東アジアの悪友

 本日の某テレビによると、トランプ大統領が日韓の対立を「どうしたらいいんだ」とコメントしたらしい。番組はこれをトランプ大統領が仲介に乗り出するか、と早とちりをしている。

  映像は日本で言うぶら下がり取材らしい。よく見る芝生の庭(ホワイトハウスの前庭か)で立ったままの発言を切り取っている。前後の文脈、プレスがどういう質問をしたか、はいっさい報道しないから発言はコメントしようがない。

  その点トランプのtwitterは乱暴な発言に見えて老練な政治家らしく尻尾をとられないように書いているから参考にしてもよろしい。この件でトランプはなにかフォローしているのかな。

  いずれにせよ、彼には介入させないほうがいい。この辺は安部さんのさばき方ひとつだ。

 お手並み拝見といこう。失望はさせないと期待するがね。

  オバマ政権の時だったがアメリカは「慰安婦」問題で日韓の仲裁をした。不可逆的かつ最終的に解決したはずの問題をブン公がぐちゃぐちゃにしている。驚いたことにアメリカは仲裁者としてのメンツ丸つぶれなのに韓国を非難していない。カエルの面にしょんべんをひっかけられたような無反応である。生体反応なしである。トランプ大統領よく考えなさいよ。やり方は強圧的に押さえつけるしかない、かっての光輝あるアメリカのように。

 こういう自分の仲裁案を責任をもってフォローアップしない国に介入を許すわけにはいかない。

  万が一にも、国務省下級官僚の間に伝統的に残る日本に対する恐怖心から韓国を日本に対する瓶の蓋(カウンターバランス)として利用させてはならない。

  それではとくとトランプ・安倍の漫才コンビのお手並み拝見といこう。

  付言:韓国はGSOMIAとかいう軍事情報協定の破棄をちらつかせているというが、これがアメリカや日本にとって有効な手になるとは、素人には思えない。聞くところによるとこの協定は有効期間一年で自動延長という。条約としては異様に短い。ということは最初から締約国はいつ破棄されても痛くもかゆくもないという内容なのだろう。日本の新聞はさも一大事のように報道しているが信用できない。

 


ワイロ外交に弱い米国国務省下僚とロイター通信ならびに朝日新聞

2019-08-06 09:32:53 | 東アジアの悪友

 首都圏昨日発行(六日付)の夕刊フジに歳川隆雄氏のコラムがある。「永田町・霞が関インサイド」というのだが、先月末流れたフェークニュースは米国国務省下僚が情報源であるという。

  それによると731日の朝日新聞朝刊で米国が日韓の仲裁に乗り出したと報道した。しかも仲裁案の内容まで報じている。それは日韓ともステイタス・クオつまり現状を維持して何もしない、日本はホワイト国除外を発動しないという内容である。

 この報道を筆者はNHKのニュースで聞いた記憶がある。朝日新聞は読んでいないからしらなかったが、NHKのニュースを聞いておかしいな、と思った。まずフェークに間違いないと思ったが、まあほかのマスコミがフォローするだろうと思ったが全然なかった。

  そして実際にはアメリカのポンペイオ国務長官も何もしていない。バンコックでやあやあと日韓外相と会っただけだった。

  筆者の意見は最後に述べるが、歳川氏のレポートを最初に要約する。かれはジャーナリストだから米国の高官に取材したところ、報道されているようなことは全然無かったという。そうして、国務省のごく下っ端の官僚の仕業だろうとしている。その根拠としてホワイトハウスと米国国務省の関係はよくなく、特に下僚はトランプ大統領就任以来圧迫を受けているのでその腹いせに嘘のリークをしたのだろう、というのが歳川氏の判断である。

  それでは次に筆者の見解を述べる。

#第一にニュースを聞いた時に情報源(人名)が隠されていることに不審感を抱いた。

#第二にトランプ大統領が日本に一時アクションを止めろというようなことは、これまでの流れからして考えられない。第一仲裁するつもりなら、その内容を事前にぺらぺらマスコミにしゃべるはずがない。

#ポンペイオ氏はたしかにバンコックで三者会合を持ったが、日本の行動を否定するような行動はとるまい、と思った。その通りになった。

 #しかし歳川氏の言うように国務省の下僚がトランプ大統領に対する腹いせに一方的にリークすることはありえない。ここは韓国が担当者にわいろを贈ったとみるのが妥当である。

ワイロを贈って、これこれの報道をしてくれ、と国務省のうだつの上がらない下級役人に指示する。そしてアメリカが日本に圧力をかけるだろうという印象を与えるリークをさせる。問題はポンペイオ国務長官にもワイロを贈っていたか、である。その可能性もあると見ていた。そうとう巨額になるけどね。国務長官へのワイロとなると。結果的にみるとその可能性はある。ワイロは儀礼的贈り物、接待という形をとって韓国は日常的に行っている。

最終的にはポンペイオは踏み止まったが、機内での発言は思わせぶりなところがあった。ワイロを貰ったから多少は色をつけてやろう、ということかもしれない。しかし、出来るのはあそこまでだよ、という判断は持っていたらしい。

ロイターもたっぷりワイロを貰って裏もとらずにそのままフェークニュースを流す。

いつもの手である。おそらくロイターの記者も韓国政府はワイロで買収していただろう。なぜならまともなジャーナリストなら国務省下僚のリークの裏を米国政府高官から採るはずであり、そうすればあんな記事は出せない。

  朝日新聞はワイロをやらなくてもあの手の偽情報はホイホイ紙面に乗せる新聞である。時系列ははっきりとしないが、まずロイター報道があって、すぐに朝日新聞が翌日の朝刊に載せたのだろう。

 現在アメリカの新任国防長官が訪日し、訪韓予定だが、韓国はまた例の同じ手を使うようだ。アメリカが防衛情報共有条約を維持したいなら日本に新貿易管理の発令をやめさせろとというわけだ。今度は引っかかっちゃあだダメだよ。韓国の聯合通信とかロイター、AFP、ニューヨークタイムズなどのフェークニュースに誤誘導されないように注意しよう。

日本で引っかかりそうなのは朝日新聞、毎日新聞、NHKなどか。

  朝日新聞はワイロをやらなくてもあの手の偽情報はホイホイ紙面に乗せる新聞である。時系列ははっきりとしないが、まずロイター報道があって、すぐに朝日新聞が翌日の朝刊に載せたのだろう。

  これを見ると、トランプ大統領がフェーク、フェークというのも分かるね。

 


ヤクの切れた猿

2019-08-06 07:57:19 | 東アジアの悪友

 ヤクの切れた猿がいるかどうか情報はない。しかし、大学の動物実験棟には居そうな気がする。覚醒剤、麻薬中毒の生理学的実験を霊長類でするために居そうな感じだ。ボス猿というか。もっとも実験するまでもないかな。

危ないね、日本も麻酔銃やサスマタを用意しておいて、警戒しないといけない。