東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

首脳会談は求めるものではない

2012-09-30 23:21:44 | 国際・政治
ウラジオストックでコキントウとやらと立ち話をしたとか。そのときの話で裏切られた、メンツをつぶされたと胡錦濤がいっていると、したり顔に註釈するヤツがいる。情報通の面をして。これも聞いていると出てくる話がみんな違う。

教訓:立ち話は怪我のもと。相手の尻を追いかけ回すようなみっともないことをするな。

大体、日本の首脳は「首脳会談」を求めすぎる。あれは外務省の役人が自分の手柄にしたくて走り回ることもあるらしい。みっともない話だ。まるで謁見を乞い願っているとしか見えない。やめなさい。マスコミも「首脳会談の実現を努力しましたが実現しませんでした」と日本の失策のように書く。あきれた話だ。

その点だけは小泉純一郎はしっかりとしていた。相手が話したくなければ話さなくてもいい、と意に介さなかった。これが普通の、最低限の見識だろうよ。

会談は向こうから持ちかけられるもの。交渉はあちらに行くのではなくて日本に来させてするものというのが、交渉のイロハだろうが。

支那はうまいから、本当は会談がしたくても裏チャンネルを使って日本側が会談を乞い願って東シナ海を渡って駆けつけるように段取りする。見習えよ。

さっきNHKでLT貿易だとか、田中大平の訪中交渉のドキュメンタリーをしていた。素材としては面白いところもあったが、全体像を評価するには情報に穴がありすぎる。ひとつ、言えることは最大の失敗は最後の交渉を北京へ行ってしたことだろうな。足下を見られて攻め込まれている。

田中大平があんなに焦る理由が理解不能だ。焦っていてもいいが、それを交渉相手に見せるなど下の下である。奴らの動機は日中国交を果たしたということを歴史に刻みたいという自分たちの功名心だけであることは間違いない。

田中は国を誤ったという評価が定着しているようだがそのとおりである。

一つだけ。中共は戦時賠償を請求しない理由を奇麗ごとにしていたが、あれは台湾の蒋介石が戦時賠償を請求しなかったのに自分たちが請求したら格好が悪いと思ったからだろう。現実にはその後強盗のように援助やら何やらで莫大な実質賠償を日本からむしり取っている。

中国との交渉で、もめるとこれは戦時賠償の代わりだと彼らは決まってうそぶいて理不尽な要求をのませるということからも明瞭である。







支那の論理は女の論理

2012-09-30 08:51:20 | 国際・政治
テレビは相も変わらず尖閣でうんざりするね。今朝の6チャン。得体の知れない国際政治学者が妄言勘弁してくれとテレビを消した。
支那が支離滅裂な罵詈雑言を浴びせた一週間であった。日清戦争まで持ち出したのには驚いた。外交官が用いる言葉の野卑下劣なること当ブログにも劣るとは驚いた。
未だに戦後体制が続いていると主張する馬鹿。戦勝国の利権でいったい何百年食って行くつもりだ。「戦勝国」は年金じゃないんだよ。
戦後処理はサンフランシスコ講和条約で終わっている。日中共同宣言で総括したではないか。いまごろ「戦勝国」という利札が通用すると思っているのか。

日中共同宣言の覇権条項の精神を忘れたのか。都合のいいときに忘れるね。南沙諸島でやっていることはなんだ。第三国のこととはいえ、あれこそ覇権主義ではないか。だから日本も尖閣で警戒するのだ。





紛争はいいことだ

2012-09-26 06:22:23 | 国際・政治
尖閣紛争はよかったと思う。特に日本人にとっては。相手の正体がバカな日本人にもはっきりした訳だ。

紛争は変化をもたらす、変化は成長のきっかけとなる。明治維新のように。

ただし、大阪維新の会は駄目だ。名前だけまねても駄目なんよ。

福沢諭吉のように聡明な日本人には100年も前から分かっていたことだが、この紛争を機会に間抜けな日本人の覚醒を期待する。

近いうちに支那はまた、追従笑いをしだすだろうが、今度はだまされないことだ。




白鵬日馬富士張り手なし

2012-09-23 18:55:43 | インポート
今日の日馬富士白鵬戦、張り手もかちあげという名のひじ打も無かった。日馬富士みたいな相手には一番有効なのにね。

白鳳稀勢の里戦では張り手からひじ打のパターンだった。こうなると、モンゴル人同士の互助会的相撲は禁止すべきだろう。同部屋の対戦を禁止しているようにモンゴル人同士の取り組みはしないことだ。

同じ大関戦だから注目していたのだが、問題だね。極論すれば片八百長の変形だ。大関両方に張り手ひじ打をしないならいい、あるいは両方にするならいいが。それなら平幕(妙義龍は三役だっけ)相手なら危険な技を使ってもいいと整合性がとれるからね。







日中のチャネル

2012-09-23 10:14:58 | 国際・政治
政治、外交で二国間のチャネルを持つことの重要性を言う輩がいる。よほど考えてから言わなければいけない問題だ。

チャンネルというのは、必然的に裏道ということになる。暗々裏に、裏取引で、国民欺瞞と同義である。必要なことは分かる。便利なこともわかる。時には手品師そこのけのことを成し遂げる。佐藤栄作元首相の「沖縄返還」の手品のように、もう種は、密約は割れている。

話を日中関係、尖閣に限ればしばらくの間裏道はすべて閉鎖したほうがいい。民主党のいいところは(あまりないが)、裏道を掘らないところだ。素人っぽいところだ。だから、最近報道されたように拉致問題で北朝鮮のチャンネルと思って官房機密費を三億円もだまし取られた。民主党がすれていないところだ。

現下の尖閣紛争、いっさいのチャネルを当分の間使ってはならない。そんなことをすれば、結果は国民を欺瞞することになる。長い自民党政権のもとで推移したように。

尖閣国有化でも野田さんたちはチャンネルと思って見当違いのボタンを押したらしい。もう止めなさい。注

注:国有化するほうが、「平穏かつ安定的に島を管理出来る」と野田さんが言っていた。妙な表現だと思ったが、おそらく彼は「あるチャンネルをとおして」支那と意思疎通が出来ていたと考えていたようだ。そこが彼のすれていないところである。

今回学習したからもう懲りたろう。

いい機会ではないか。高い金をかけて維持している自衛隊の最大の欠陥は実戦経験がないことである。この機会にとことんまでチキンレースをやれ。

開戦に至らなくてもたっぷり図上演習が出来る、切迫感をもって。これだけでも自衛隊の作戦能力は飛躍的に向上する。

正規以外のチャネルを使えば、日中の政治屋の利権談合が同時進行する。日韓の場合も同様であった。同時に日中の政治屋を取り持つフィクサーもぼろい儲けをする。それは日本国民の税金なのである。当事者の利権談合が成立しなければ99パーセント(裏)チャンネルの交渉は成立しない。小学生でも分かる理屈ではないか。

尖閣では支那のほうから、早くも裏取引を求めてきたという情報もある。あんなに侮辱されて裏取引などあると思っているのか。自民党時代にはいくつかあったようだが。

裏取引で幕引きが出来なくて困るのは支那のほうである。いい機会だ。尖閣ではとことん、正式、政府間交渉で押し通せ。






愚作NHK「負けて勝つ」

2012-09-22 22:29:32 | 国際・政治
前に吉田茂のことを書いて褒めすぎたかな、と内心忸怩たるものがあった。
で先ほど何気なく火を入れたテレビで表記の番組が始まるところ。いま何時だ10時、そうすると一時間ちょっとやっていたのを見た。連載らしいが初めて見た。

歴史もの、それもドキュメント的なものは、しらけるものが多いものだ。ただでさえ、そうなのに、作者(集団)や役者が二流以下だとたまらない。主役だけはみたことのある実績の有る有名な俳優のようだったが。生かされていない。可哀想だ。

ドラマ作りが最低だ。相当回数連載するようだが、それならもう少し考えて作れよ。

いずれにせよ、吉田茂を積極的に評価するのは剣呑なところがある。この項はドラマと関係なし。

何を書いてきたのやら、とりとめも無く書いたが、吉田茂の評価がどうのとかを別にしても、吉田の役割を活写しているかどうかという観点からだけ見ても、このNHKのドラマは見るべきところが無い。


主役の渡辺謙とかいったかな、彼は日米合作の『硫黄島からの手紙」にも出ていたね。あの映画はアメリカでも賞を取ったらしいが、水みたいに薄っぺらな映画だった。渡辺謙はああいう映画には出ない方がいい。脚本を厳選して怪しげなものは断らなくては駄目だ。



張り手は横綱の特権?

2012-09-21 08:44:43 | インポート
横綱に対してはり手はいけないという暗黙のルールがあるのかな。前に失礼だとかいっていたのを聞いたことがあるような気がする。

とにかく、見たことがないような気がする。ま、ルールがあるならそれもいい。

昨日の相撲は明らかに事前に考えられていた手順だね。張り手を避けようとして顔を下げる、回しを探りに頭を低くする。そこへ顎を狙って肘打ちいうわけ。これは横綱が考えたというより、親方あたりがここぞというところで伝授したんじゃないか。

とにかく、相撲を見ていると時々おやと思う手を使う。あれは明らかにコーチがいるんだろう。ま、長い伝統があるから、危険な奥の手が様々伝わっていることは間違いない。

オイラは相撲が好きでもないし、公正に行われるべきと思っている訳ではない。ショーだからね。見せ物だからね。

だが、解説者なんかがきれいごとを並べると上記のようなことを言いたくなるのだ。




中国報道官は支那を代表しているんだろうな

2012-09-20 23:58:12 | 国際・政治
それにしてもひどいね。暴徒について「支那の怒りを知るべきだ」とか言っているがあれは国の意見なんだろうな。あきれてものも言えない。彼を替えないならあれが支那というものだ、という侮蔑が世界を覆うだろう。

歴史は繰り返す。戦前の支那独立への日本人の肩入れから侮蔑への道が繰り返される。つまり福沢諭吉の感慨『アジアの悪友とはつき合うべからず』を再学習しつつある。

侮蔑しながらつき合うのは危険である。それが昭和前期なのだから。共産党のシイとかいうのが、交渉しろとか申し入れたらしいが、相手のレベルまで下がるのは、戦前の一部の『大陸浪人』、政治ブローカーと同じ役割を果たすことになるのだ。

東アジアの悪友は、半島にしろ支那にしろ、相手を罵倒しながら強引な商売をしようとするのが本性である。日本人は『武士は食わねど高楊枝』である。およそ日本人には理解できない。

いずれにせよ、第二次義和団事件であることが明らかとなった。




シナ人は最低の使役獣

2012-09-20 19:16:20 | 国際・政治
あっけにとられるね。あれだけの狂気の犯罪人の暴動が当局の指導でぱたりと止まる。やれ、と当局に言われれば非道の限りをつくし、止めろと言われれば言うことを聞く。使役獣そのものだ。それも世界最悪の使役獣だろう。彼らは。犯罪人に飼われたドーベルマンだね。



白鵬のはひじ打

2012-09-20 18:20:54 | インポート
今日の取り組み、相手は脳しんとうを起こしたが、あれはかちあげと解説者は言っているが「ひじうち」だ。ひじうちがまともに顎に入っている。ひじ打は認められているのかな。偶然入ったからおとがめなしなのか。サッカーなら一発レッドカードになる。もしああいう「かちあげ」を全面解禁するとプロレス以上になる。