東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

マイクロソフトという反社会的存在(2)

2006-04-30 10:30:20 | マイクロソフト

『更新の準備が出来ました』

パソコンの画面に、こういう素っ頓狂なメッセージが朝一番に出てくる気が滅入るね。下宿屋、最近はないのかな、民宿の賄いではあるまいし、お夜食の支度がととのいましたみたいな安直な案内をするな。昨日おなじメッセージを見て処理したばかりだぜ。自動車で言えば、毎日リコールしているみたいなものだぜ。こんな企業がよく社会に受け入れられているものだ。

これだけプログラムを更新しなければならないということは、構造計算を詰めないままボカスカ欠陥マンションを建てるようなものだ。Eホームズ、総合設計(株)や木村建設よりもはるかに悪質だ。

優良企業というものは、可能な限り専門家のプライドをもって、将来起こりうる瑕疵に対処できる商品を作ったうえで販売するものだ。万が一問題が起こっても十分に対策を練って毎日土足でマンションに入り込んで『修復工事』をするような厚顔、無責任な態度をとってはならない。


マイクロソフトという反社会的存在(1)

2006-04-29 07:30:39 | マイクロソフト

ゴールデンウイークは雨もよいの空模様で始まりました。読者の皆様方におかれましては相変わりませずご健勝にて海外へ、国内へと追い立てられるようにお出かけのことと拝察申し上げます。

さて連休にはマイクロソフトという反社会的存在について考えてみたいと思います。以下次号へ


ホリエモンで更けた木曜日の夜

2006-04-27 23:27:08 | インポート

ホリエモン保釈がニュースで幅をきかした夜であった。それにしてもNHKにはあきれる。9時のニュースで1時間近く拘置所の絵しか流さない。ダラダラと拘置所の上空にヘリコプターを飛ばして不鮮明で判別不可能な絵を中継し続ける。ヘリコプターの値段だけでも大変なものだろう。視聴料の使い方にはもっと考えてもらわないと。自慢のハイビジョン・カメラもよく映らない。

NHKの9時のニュースはたしか45分だ。それを5分以上延長して東京拘置所上空の中継しかしない。ホリエモン事件が重要で象徴的なニュースであることは分かるがチト常軌を逸している。最後まで見てたオイラが一番馬鹿だって。ちげえねえ。夜食に炭水化物を食べ過ぎてね。腹にもたれて何もする気がしなくてウトウトしながら最後まで見てしまった。面目ねえ。

ちなみにテレビ朝日はどうだったか。NHKニュースの後一旦切ったテレビのスイッチを10時半に入れた。10チャンネルは北朝鮮の拉致被害者家族がブッシュ大統領と面会するニュースをやっていた。それも終わろうとするところだった。どうせ冒頭のニュースがホリエモン保釈だとしてもせいぜい20分以内にまとめたのではないか。今回はこちらのほうが常識的だ。

それにしても検察というのは未練たらしいね。あれだけ傍若無人な家宅捜索で根こそぎ押収して、株式市場を大混乱に陥れながら粉飾決算と風説の流布か。ちょっと唖然とするね。しかも三ヶ月も身柄を抑えておいてろくに調書も取れていないという。グーの音が出ない証拠を突きつけられなかったということだろう。情けない。公判まで身柄を拘束しても自供を得る見込みもあるまい。面子だけで保釈に反対するとしたら問題だ。

がさ入れのときは、すわ月光仮面現ると期待したのだが。


造反議員のオウンゴールだった

2006-04-26 21:04:13 | 社会・経済

去年9月の衆議院選挙で小泉自民党が大勝したのは、郵政民営化を口実に小泉追い落としをはかり、政局にしようとした造反議員のみっともなさのおかげでしたね。選挙は自民対民主でもなく、まして自民対野党という図式ではなかった。

自民党の小泉賛成派と反対派の争いだった。その反対派に極めつけのグズとアンポンタンが多かったので面白い見世物になったし、小泉首相の一方的勝利となった。剣呑だから誰とは直接的には言わない。こういえばいいかな。あの騒動で筋が通っていたのは平沼赳夫氏くらいだった。それにあんまりものを言わなかったということでかろうじて体面を保ったのは綿貫さんくらいだ。後はひどかった。国民は分かる。

今度の千葉七区の補選では全然そういう手は使えなかった。たしかにキャバクラ嬢のほうが庶民には『親しみ』(どんな親しみ?)がある。それにキャバクラ嬢というイメージが強烈でお互いの政策、争点が浮かび上がってこなかった。

以上からなにが分かるか。昨年の総選挙には、相当な特殊事情があった。今回の補選は必ずしも今後の国政選挙の先行指標とはならない。


教育基本法改正の前にやれることがある

2006-04-26 09:02:37 | 社会・経済

教育基本法の改正である。もう出したのかな。これから出すのかな。公明党と自民党で合意した妥協にまだ異論があるようだ。

改正は必要だし、出すならしっかりしたものにすることは必要だ。しかし、法律を改正しなくてもとっくに出来ることが山ほどある。法律さえ作ればいいというのは、法匪的、官僚的発想だ。

竹島しかり、尖閣しかり、東シナ海資源紛争しかり。領土に関わる問題は『愛国心』、『国民の理解』がなければ前進しない。

半島人が何かというと、日章旗を燃やす。日本の首相の似顔絵をテレビカメラの前で燃やす。何故正式に抗議しないのか。マスコミを通して半島の土人、愚民を批判しないのか。ぼんやりとした、小泉首相一流の不感症的コメントが出る。「この問題は冷静に対処しなければいけませんね」だとさ。

竹島は日本の領土であるという主張はどこにもない。問題点について、相手に論駁する指摘もない。これは若い日本国民に対するメッセージという意味もある。学校では教えない。これで日本の若者の無関心を責めることはできない。教育基本法を改正しなくても、問題が起こるたびに、シナ、朝鮮人が無礼な振る舞いに及ぶたびに、政治家がきちんと発言していけばいいのだ。逆に法律を改正しても政治家が今の態度のままだと効果はまったくないだろう。

「冷静に外交的に対処しなければいけない」だと。そんなことは自明なことだ。言う必要もない無意味な「言明」である。海外にも国民にもなにも伝えていない。問題は日本の主張を繰り返し国民に訴えることである。靖国問題でも似たような対応だ。態度だけは大きくぶれていない。小ブレはある。これがまた小手先の小細工という印象をあたえる。相手の非礼に対する抗議はなにもない。

相手はパーフォーマンスでやるのだが、日本のマスコミが馬鹿のようにかわり映えのしない絵を写すものだから、相手は得たりやおう、と毎度ご案内のシナ、半島人独特の「泣き女」を繰り出して芝居を演じる。

国旗を公衆の面前で焼かれて抗議しない政治家が日本以外でどこにいるのか。


お持ちの勝ち馬投票券はお捨てにならないでください

2006-04-24 22:31:12 | 社会・経済

千葉七区補選の敗因を突く。接戦には戻したようだが困ったものだ。おかげで株は大暴落だ。えらい損をさせてくれたな。どんな候補を持ってきても楽勝と思っていたのだろうが、官僚の若造では、永田にせメールの後ではイメージがだぶる。新鮮味がない。

余輩はかねてから政治家を官僚と代議士の二世からリクルートしてはならんと申しておる。

馬券だが、緑のランプがまだ点滅中である。確定!と声がかかるのはまだだ。万が一ということもある。余輩も千葉の県民だったことがあるが、全国屈指の金権体質を持つ政治風土である。加えて小沢一郎は田中角栄や金丸直伝の金権選挙のプロである。警察が各陣営の選挙違反を捜索しているだろうが一抹の不安を禁じえない。

自民党は候補者選びでもめて地元が盛り上がらなかったといううわさもある。とにかく、勝ちたければ来年の参議院選挙では官僚から候補者を選ばないことだ。同時に代議士二世からも選ばないほうがいい。代議士には後援会がついている。代議士と持ちつ持たれつの利益で結ばれている。オヤジがこけても、その組織をそっくり活用して利益誘導システムを温存したいのが後援会だ。やれ親父の跡取りだとか、夫の弔い合戦だとか言っているのはみんなそんな思惑を糊塗しているにすぎない。

二世議員は若いのに政界では比較的大きな顔をしていることがおおい。その理由はオヤジの見よう見まねで国会のなかのなんというか、ルールというか、そうそう、いうなれば江戸城中の作法や慣例を知っているということが強みになるんだろうな。殿中でござるよ。ようするに吉良上野介が浅野内匠頭をいじめるようなものだ。この間も杉村太蔵君がいびられた。

一方、官僚出身はというと、政官業の癒着に便利ということがまずある。国会答弁なんか代議士や大臣のゴーストライターをやっていたり、国会答弁の草案を作文していたからすぐ使えるというのだろう。同じ事を逆の立場でやればいいのだ。

こんなのは政治家ではない。無理に雇うとすれば、その知識を生かすには衆議院の事務局雇員か参議院のそれだろう。かって、大岡越前守は石川島に無宿者の人足寄せ場を作った。国会のなかに臨時に平成の寄せ場を作ったらどうだろう。官僚出身議員と二世議員を全部雇う。勿論二年とか三年とか期間を限ってだ。そして特技を生かしてもらう。

もっとも、そんなことをしたら、「そして誰もいなくなった」ということになるね。


一衣帯水

2006-04-21 09:30:39 | インポート

キチガイとゴロツキが隣に住んでいたらどうするか。金持ち喧嘩せず、と引っ越すのが賢明である。しかし国の場合には引っ越すわけにもいかない。

イギリスは幅数十キロにも満たないドーバー海峡があったためにナチスを撃退出来た。東シナ海と日本海はそれに較べれば大海である。一衣帯水などとパカパカしいレトリックにだまされずに、この海を天然の要害として鉄壁の守りを固めなければならない。今回の海洋調査は遅まきながら最後の防衛線である。

朝鮮半島に生息する種族のヒステリー的狂騒状態は国民的精神病の一種として欧米の精神病理学者の間では「火病」と言われているらしい。それにしても不思議なのはこのような相手にビザ免除を与えていることだ。

あのような理不尽な反日感情が全土を覆っているところで成長し、偏った画一的な反日プロパガンダ教育を受けてきた人間がどのような害悪をなすか分からない。現に日本国内で凶悪のかぎりを尽くしているニュースが溢れるなかで、ビザ免除など理解に苦しむ。交易も交流も必要だろうが、害意をもった種族に無制限でノーズロなビザ免除を与えるなど国民の安全を守る政治家の取るべき態度ではない。

母親が自分の家に甚だしい憎しみを持ち、常に悪口雑言を浴びせている相手の子供を自分の家庭に招き入れるだろうか。子供同士が交流すれば仲良くなるとかいって。そんな無神経な母親はいないに決まっている。第一普通の神経を持っていれば招かれても嫌いな相手の家に子供を行かせない。交流をしないのが普通の神経である。こどもを強請りの使いにするのでなければだ。相手の家にまで入り込んで罵詈暴言を繰り返すのは犯罪者か狂人である。

政治家は、どんなリベートを貰っているのか、どんな弱みを握られているのか知らないが、国のこととなると平気で国を売るようなことをする。

戦後教育の悪影響であろうか、日本人は身内同志ではシビアに立ち回っても、外国となると羊のように家畜のようにおとなしくなる。シナの政治家が言ったように、そんなにボヤボヤしていると、太ったところでラム・チョップにされて食べられてしまう。

一部政党や一部市民運動家は「食される快感」などと倒錯的なうわごとを言っている始末である。


広辞苑には出ていないかもしれないが

2006-04-19 09:34:31 | NHK

批判と非難という言葉がある。指摘と主張という言葉がある。批判といい、指摘というと発言者がまるで、学者か裁判官のように権威をもって客観的なことを言っているように聞こえる。

対立する立場の一方の発言を伝えるときには批判した、指摘した、というかわりに非難したとか主張したというべきだろう。NHKがシナ、半島の政治家の発言をニュースで流すときに使う言葉はきわめて「格調の低い日本語」で耳障りだ。意図的ならば公共放送とはいえない。

日本語の無知によるものなら、日本を代表する公共放送のアナウンサー、ニュース書きの資格はない。民放のニュースも見るが、あまり記憶に残るような引っ掛かる言い方もないから、まともな日本語で報道しているのだろう(別にこの目的のために全力を傾注してニュースを聞いているわけではないので)。

NHKのニュースの場合は漫然と聞いていても、引っ掛かるし、いつものことでたまたまというわけでもない。常習的だ。推測だが、シナ、半島の蛮語は在日あたりが翻訳してニュースまで書いているのではないか。そうして今のNHKにはその日本語をチェックする人がいない、あるいは後難を恐れて何もいえないという状況なのだろう。大問題である。

今日、ロとかいう韓国の大統領が日本の海洋調査に文句をつけているニュースを見て改めて感じた。こういうことは若い視聴者にじわじわと浸透して洗脳されるからもっと、深刻に対策をとってほしいものだ。

ロ大統領の発言のクオーテーションのなかなら「、、、指摘する」と発言しました、などと報道してもよいが、ロがそう指摘しました、などとはいうものではない。ロがそう言った、主張したというべきだろう。日本はこの問題で韓国とは別の見解を持っている。NHKの報道を聞くと、日本は自己の主張を放擲して、ヘヘーッと低頭しなければいけないように取られる。


アイフル1兆8千億円の出し手

2006-04-17 13:54:05 | 社会・経済

アイフルがシュンだ。どうもテレビ番組のゲスト・リポーターみたいになってきた。話題がだぶるね。我ながら芸のない話だ。もっとも、内容はだぶりようがない。こちらのほうがはるかにタメになるからよろしく。

アイフルのホームページをのぞいてみた。短期、長期あわせて負債が1兆8千億円くらいある。もちろんそれに見合う資産もあるわけだが。引当金もあるが微々たるものだ。負債はほとんどが金主から高利の運用を委託された資金だろう。貸付もそれに見合う額があるのだろう。消費者金融日本一らしいね。

アイフルは銀行と提携しないらしいから、金の出し手はほかのところだろう。このごろは行き場を失った脱税マネーが多いから、パチンコ・マネー、焼肉マネー、風俗マネーなんかが行くのかな。医者マネーとかね。ところで、今度は営業停止だけなのかな。ガサ入れはしないのか。金主なんかも分かるのにな。そのかわり、マスコミの取材を頑張ってもらわないとね。安全保障にもかかわってくる。


NHK改革は雑誌に期待するよりないか

2006-04-17 07:53:51 | NHK

情報流通に関する構造改革として、金銭流通に関わる郵政改革以上に大切なのはNHK問題だ。チンタラチンタラ関係各位は断続的にやっているようだ。時々マスコミにも出てくるが、橋本会長の態度はどうしようもない。片山君とかいう参議院議員もこの業界では幅を利かせているらしくてチョロチョロ出てくる。こういう改革は当人たちにやらしたんでは意味がないんですよ。当人たちというのはNHKもそうだが、わが国政官業癒着の模範モデルである郵政族議員、旧郵政省の連中を含む。世間向けにはコワモテをしているようでも、裏で八百長をしている。

ところで、新聞、テレビはまったく及び腰だ。テレビは勿論自分たちの免許に累が及ぶから最初からへっぴり腰だ。「オイラは立派な町のジャーナリスト」と胸をはれるテレビ局は皆無だからね。みな、すねに傷を持つ。新聞は自分たちの系列のテレビ局を持つから以下同じだ。

とすると、残るは雑誌ジャーナリズムしかない。あるいはブロガーであろうか。雑誌もセン(先)述べた理由で新聞社系は駄目だ。出版社系だね。週刊文春か、週刊新潮か。週刊ポストは最近おかしいし、週刊現代は色がついているようだから期待できない。

橋本会長の態度は従業員あがりの立場である。女郎上がりがおいらん頭取になったようなものだ。今やっているチャンネル、番組、従業員を維持する、あわよくば新入社員もいれて業務を拡大したい。そのためには批判をどうすり抜けていくかという一点に稚拙なレトリックを駆使(?)している。聞くに堪えず、新聞などで報道するに耐えざるものである。

ところでNHK会長の年俸は3600万円だ。従業員上がりには法外に高すぎる。しかし、民間の辣腕家になら年俸5000万円を払って大掃除をしてもらうのは高すぎないだろう。NHKは今の給料を安くすると将来民間から有能な会長がこないと屁理屈をいっているようだが、NHK会長の年俸など国会でその都度決めればよいのだから理屈にもなっていない。

まず、適正規模とはどういうものか、意見を述べなければ話にならない。コスト計算を開示しなければならない(勿論、チャンネル別、番組別にだ)。みずからの公共放送についての見解を明瞭に説明しなければならない。これらの説明は政官業癒着の伏魔殿である国会ではなくて、国民にたいして適切なるメディアを通して伝達されなければならない。

見もしない番組を視聴者が補助(subsidize)しなければならない理由があるのか、見解を明らかにしなければならない。今、NHKがやっていることは、歌謡番組もドラマもゴルフ中継も見ない人たちから、すべて金を徴収してそれらの番組を見るののための費用にしているということだ。いってみれば、税金を国民全部から召し上げて、高速道路財源にあてるようなものだ(今はその逆に高速道路利用者からの料金でまかなっている)。

一般道路は税金で維持されている。NHKは今のすべての番組が一般道路なみの公共性を持っていると主張できるのか。そうなら速やかに国営にしてもらえ。娯楽番組は見たい人間から料金を取ればよい。映画館に行かない人たちから映画料金を徴収して、一部の人たちに本来より安い料金で見せるような政策を国は認めるのか。

これだけ、国民の嗜好が多様化している実態に逆行していること甚だしい。一歩譲って歌謡番組などは大衆(愚衆と言いかけて慌てて言い換える)のマジョリティが見るかもしれない。これは逆に言えば、現代において嗜好マイノリティに対する不当な圧迫ではないか。EUが言うようにNHKのような国民全員にたいする視聴率強制は重大な人権侵害であろう。

過疎地(全国津々浦々というわけだ)へも娯楽番組(痴呆番組といったほうがいいのが多いが)を提供できるのはNHKだけという理屈がある。民放はペイしないからやらないというわけだ。この議論はどんな過疎地にも立派な高速道路や新幹線を、そんなところへ行かない国民全体からの税金をつぎ込んで建設しろという議論と似ている。小泉さん、あんたはこういう不条理を治そうとしているのでしょう。