コンビニのペットボトル問題:第三弾
猖獗をきわめる新型コロナ・ウイールスの状況はますます表記の問題の重要性を増している。前二回にわたって、コンビニ店員がペットボトル・ドリンクの首をつかむ問題に触れたが、改めて注意したい。
コンビニ店員は多数の客と金銭のやり取りをする。ほかにも見ていると汚れた床を掃除したり、ゴミ箱の中身を捨てに行ったりしている。
その指先は汚染している。にもかかわらずペットボトルで客が口をつけるアタマの部分をわし掴みにする店員が多い。これを禁止しないで、うがいや手洗いを客に奨励しても無意味である。なかには自分が咳をしてそれを手のひらで受けて、そのまま客が口にするペットボトルの頭をわしづかみにする店員がいる。濃厚接触ここに極まれりだ。
前二回この問題に触れて店員の教育を徹底するように提言したが相変わらずペットボトルを首のところでぶら下げる店員が多い。
見ていると中年のおばさん店員にいちばん多い。アルバイトで甲羅を経た彼女たちは店の云うことなど聞かないのが多いからだろう。その次は外国人とみられる店員である。これも教育して徹底することが難しいのかもしれない。もっとも全然教育していないのかもしれない。わりとデリカシーがあるのは若い学生風のアルバイトである。とくに女性。こんなことは教育しなくても、社会的常識があれば客が口につけるところを汚れた指先に直接触れることなど無意識に抑制するのが普通だろう。
上記の記事はコンビニ業界や各チェーンが十分な店員教育を行って状況が改善してきたと確認されたら撤回するつもりである。ちなみにスーパーの店員はおおむね衛生意識を教育されているようだ。場所にもよるのだろうが。
ドリンクはスーパーで買うと百円未満なものがコンビニでは大体150円ぐらいする。その上不潔でコロナウイールスの危険があるならコンビニで買うのはやめたほうがいい。
バスの運転手やガイドに対象を広げるだけじゃ追いつかなくなる。
ところでエレベーターの中はどうなんだろう。換気装置は十分なのかな。デパートなんかで地下から十階まで満員のエレベーターにのるときにも不安である。このごろでは銀座や盛り場でなくても、こんなところにまで、と思う意外なところに中国人の大家族集団がいて、エレベーターなんかに同乗すると不安になる。階を指示するボタンもうっかり押せない。