旬日のご無沙汰である。当ブログとしては珍しい。最近のテレビはリプレイばかりで書くことがない。小沢と岡田が政倫審出席がどうのと、いったい、何カ月やっているのだ。一日、一回のやり取りですむことではないか。おまけにスガ首相が今週合うという。国民をバカにするのもいい加減にしろ。
それにしてもテレビがありがたいネタが続くとばかり、芸のないリプレイを繰り返す。最近はテレビを見ないのじゃ。じゃによってブログに書くネタもない。
そろそろテレビの免許も全部延長禁止だな。総務大臣、次回の免許更新時にはＮＨＫを含めて現テレビ局は一局も免許を更新するな。
さて、小沢政倫審問題だが、政倫審出席を議決しても本人が拒否すれば強制力がないそうだな。自民党などはそれで、議決には参加しないといっている。民主党もやるなら証人喚問要求議決を一発で決めるべきだ。
最初からそれでいくべきだ。この無意味な茶番劇のリプレイを国民の貴重な、限りある電波資源を食い荒らしながら何カ月もテレビでリプレイするなど、それだけで即時放送免許停止の要件を構成している。
海老蔵の時の芸のないリプレイもひどかったね。
松竹映画の総力をあげた海老蔵レスキュープログラムが滑り出したわけだ。
夕刊フジの論調をみるとあまり効果がなかったようでもある。今後はチームＬ・Ｉ も新作で対抗してくるだろう。
前号セリフの項目に◎をつけたが、これはしゃべりかた、発声についてだ。補足しておく。今朝のテレビでキャスターが声がいつものように通らないといっていたが、謝罪会見で音吐朗々とやってみろ、逆効果だろう。あれはプロの計算された演技だ。
勿論文句もチーム海老蔵、歌舞伎界の総力をあげてのバックアップがあるから、その辺のチンピラ・アイドルの謝罪会見の文句とは比較にならない。こんなところで歌舞伎界の実力を見せなければならないのは切ないだろうね。
昨夜の会見だが、一言でいえば「おぬしは役者よのう」
役者と言うのは言うまでもなく多義的な意味である。
メーキャップ：◎ 医者の腕か、医者のニセ診断書作文技術か。
せりふ： ◎ ＴＰＯを計算しつくした名優のもの（助演賞、桜質問の芸能記者）
要かなめの質問は事前に質問者と打ち合わせてあったと思われる。
役作り： ◎ セリフまわしと関連するがよく計算され、演じている。
小道具： ◎ 芝居でも映画でも小道具はきらりと光るものである。
左目の充血はまさか最新技術によるコンタクトレンズではあるまいな。
映画では黒目が碧眼になることなど朝飯前であると聞いている。
まして白目の部分だから色がついても視力には全く関係しない。
せめてどこかで説得力のある痕跡を提示しなければならないからね。
印象作り： ◎ 十分に写真、映像を取らせたのも計算されたものだろう。
補足１：演者の計算が効果をあげたかどうかは、なんとも言えない。
補足２：前号までの仮説にはなんら影響を与えない。
海老蔵が病院のベッドで「号泣しているソウデスヨ」と取り巻きがマスコミに情報をばらまいている。
そら、役者だ、うそ泣きはお手の物だろう。それにしても変だ。顔面修復の手術をしたばかりなら口を利くだけも激痛がはしろう。笑っても、咳をしても飛び上がるほど激痛が走るはずだ。
号泣なんて出来るはずがない。海老の広報お涙ちょうだい戦術は練り直したほうがいい。
はやく来い来い午後８時。記者会見は日ごろ飼っている芸能御用記者以外は締め出すんだろうな。
全治二カ月の重傷、それも頭や顔の外から見えるところに大けがを負った人間が、かりにタクシーに手を挙げたとして運転手は止めて乗せるだろうか。まず止まるまい。乗せるまい。
つまり外見上も軽傷だったのだ。
ところできょう退院して８時に記者会見をするそうだ。どうせマスコミでここ一週間はリプレーするだろうからゆっくりとみせてもらうよ。慌てることはない。
次に、マスコミが読者に報告すべ点を挙げておく。今日の記者会見でも聞いてみたまえ。
１・何時にタクシーで自宅に帰ったのか。
２．何時に病院に入院したのか。
３．病院に行く前に知り合いの医者が自宅に往診したのか。そこでインチキシナリオの打ち合わせをしたのか。
マスコミの諸君、あわてるなよ、監視カメラに「海老蔵ラシイ人物」が映っていたかどうかは裏をとってから報道せいよ。
血まみれで歩いている海老蔵を何時何分にどこで見たとか言う目撃者の証言は十分に吟味してから報道せいよ。
海老蔵の血のついた衣服は警察が押収しているのだろうな。役者のことだ。芝居の小道具を使っていないな。自分で赤インクを塗っていたのかどうか、確認できるのか。
とにかく当日早朝から朝にかけての海老の行動は一分単位で裏をとれ。
警察の諸君もかんばれよ。
全治二カ月がニセ診断書であることはほぼ確実となった。
今朝一部のマスコミで報じているらしいが、事件の後タクシーで自宅に帰った時に、１３２０円の料金を千円に値切ったらしい。赤信号を無視しろという要求に運転手が従わなかったから千円にしろ、ということらしい。
マメな男だ。こんな時に値切るとは。財布を無くして金がないというならともかく、一万円札を出して九千円お釣りを要求したという。
全治二カ月の重傷なら、そんな値切り交渉など出来るか。財布から金を出すのも自分では出来ないだろう。釣りを受け取らず一万円札を運転手に押し付けてでも寸刻を惜しんで家の中に入ろうとするだろう。
第一それだけの重傷で家に帰るというのが妙だ。病院直行だろうが。
運転手だってそんなとんでもない要求に応じるはずもないし、相当もめたにちがいない。それをとうとう負けさせたらしいから、相当時間もかかっただろうし、交渉に使ったエネルギーは大変なものだろう。
オイラなんてそんな交渉は素面で普通の時でも出来ない。海老蔵が全治一週間程度の軽傷であったことは間違いない。父親や、見かけによらずコス辛い妻との共同謀議で、金で言うことを聞く医者を選んでニセの診断書を書かせたことは間違いない。
そしてマスコミと警察をだましにかかったのである。
海老蔵が救急車を嫌った理由のもう一つは、自分の自由がきく病院を選べないからだろう。
最初に全治二カ月と言い、手まわしよく顔の図面に負傷個所を詳細に書き入れたイラストをマスコミに公表するようなインチキ治療機関である。患者と医者の共同でっち上げである可能性がある。
全身麻酔をして手術をしたようなことを言っているが、厚生労働省と東京都衛生局は病院の診療治療記録を差し押さえて証拠隠滅される前に立ち入り検査を速やかに実施すべきである。
目黒警察署の諸君、立件はその後だ。早まるな。
マスコミ労働者諸君だまされるなよ。
当ブログで扱う基準は、社会現象になっているものは貴賎を問わず扱う。じゃによって尖閣問題も海老蔵も質量ともに同じ扱いになる。要するに。ワイドショーで取り上げれば取り上げるほど当ブログに続編が出るわけだ。
喧嘩沙汰についてはいくつかの疑問がある。最初は全治２カ月とか６週間と言っていたのが、もう一週間ぐらいで退院できるという報道が出てきた。海老の入っている病院はどこだね。医者というものはいかようにも金のある患者のために嘘をいうものだがひどすぎないか。来月の独演会にも出るつもりらしい。チケットも販売中だ。
この嘘も海老蔵側で考え抜かれたものだ。一刻も早く世間に自分は大変な被害者なんだという印象を植え付けようとしたのだ。
それから海老のワイフが最初に救急車１１９番ではなくて、１１０番警察を呼んだということが議論になっていた。これは本人が軽傷であると自覚があり（そうだろうタクシーで自分で帰ってきたんだから。流血の規模と重症度は一致しない）、自分も相手を殴っている弱みがあり、一刻も早く世間に被害者という印象を与えるためではないか。かなり、小知恵の働く一家という気がする。
歌舞伎の世界は、粋と意地と都会性が自慢じゃないかと思っていたが、海老の言動はドン百姓のそれだ。お上のお与えになる人間国宝というものを無上のものと心得、権力、権威に拝跪し、所かまわず自慢吹聴してまわる。しかも本人は人間国宝でもなんでもないのに。
これは詐欺師が相手をだます時に自分は元華族だとか皇族だとか言う手と同じだ。芸と伝統と都会性の保持者、継承者たる自負自覚とは無縁の百姓根性である。
彼は団十郎の実子だというが驚きだ。田舎者でよく歌舞伎名門の養子になるのがあるが、それならまだわからんでもないが、実子であの百姓ぶりなら歌舞伎界全体が拝金、成り上がり、ドン百姓集団と言うことになる。
歌舞伎の世界は狭い。歌舞伎で人間国宝に指定されたものは一ダースほどいるようだが（注）、全員人間国宝を返上しろ。年金も辞退して返上しろ。狭い世界で海老があれほど自分は人間国宝だとしゃべり散らしていた情報は耳に入っていたはずなのに仲間内で制裁を加える義務を怠った。人間国宝になる資格のあるものは歌舞伎界に一人もいない。
注：歌舞伎界で人間国宝に指定されて生きているのは５人らしい。いつの時点のリストか明示がないが、某電網家庭頁による。
江戸時代だったらどういうさばきになったろうね。次のようなものだったろう。
；暴行事件について：喧嘩両成敗 ２６歳 Ｉ ならびに徒党を組むものに
佐渡へ遠島申しつくるものなり
；お上の授ける栄爵を詐称した罪 市川海老蔵 どうだろう、まず打ち首だろう、江戸時代なら
官名詐称は今でも大罪だからね。
市川団十郎家；人間国宝を僭称、詐称することが世間に広く知れ渡っているのに見逃していた罪免れがたく、よってお家断絶を申しつくる。
歌舞伎界全体； 同じ理由により向こう三年間の興行を禁止する。
南町奉行 遠山金四郎景元
人間国宝の決済は文化庁どまりなのか、文部科学省どまりか、あるいは天皇まで奉るのか、それによって上は打ち首獄門まである。
なお、人間国宝の年金は年間二百万円らしい。海老蔵は二億円と言っていたらしいが、何なら何まででたらめな男だ。
