東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

札幌マラソンのdue processに疑問

2019-10-30 08:21:44 | 東京オリンピック

 だんだんと出てきた、漏れ伝わる報道の断片から判断すると、組織としての決定が適切な過程を経ているとは思えない。IOCのバッハ会長の発案であることは間違いないが、それが森(彼の肩書はなんだっけ)氏に打診され、森氏が日本国内での意思決定で手順を踏んだとは到底考えられない。しかも、自分の政治的利益(橋本聖子や丸川珠代ほかの子分への利益誘導)まで推測されているとあっては。しかもそれがバカに生々しいんだね。

 安部首相にも報告したと言われるが、首相まで累が及ぶことは無いだろう。首相としては、関係機関との調整や意思決定プロセスを踏んだうえでの結論の報告と理解したと言えるからね。しかし、森氏の政治生命はかなり危うくなるだろう。


B52の異例の機跡が意味するもの

2019-10-29 23:05:06 | 東アジアの悪友

 ある報道によるとグアムを発進したB52戦略爆撃機は対馬海峡をまわり日本海を北進したという。こういうルートで飛行するのは「異例」だそうだ。異例というのは前例がないということか、まれにしか無かったということか意味ははっきりしないものの、ある予兆を感じる。

 クリントン大統領の時代、アメリカは北朝鮮の核開発を阻止するために北爆を計画したが、同盟国なかんずく南朝鮮の人的被害が大きいので思い留まったことがある。トランプは民主党がやったことをことごとくひっくり返してきた。逆にやらなかったことを強行してきた。アメリカは最近の韓国の、従北、反日の姿勢を警戒している。GSOMIAの理屈の通らない破棄に危惧を抱いている。もはや同盟関係を維持できないとの不満もあるという。

 同盟国とみなしえなくなればクリントンが躊躇した同盟国への甚大な被害も北爆を中止する理由にはならない。ディール上手のトランプだか、北との交渉を見限れば一転して強硬な手段に転じることは十分に予想できる。

 

 


ラグビー選手のリクルート先

2019-10-28 19:32:20 | ワールドカップ

 日本チームの活躍もありラグビーが大変な人気だ。特に青少年の間で強いらしい。

確かにあのクラス(世界レベル)の試合を見るとサッカーよりもはるかにメリハリがある。

 文句なしに面白い。準々決勝の南アフリカ戦では日本のスクラムが少し弱かったようだ。そこで提案だ。未来の選手にまっさらの青少年を対象とするのは、もちろん基本だが、相撲界が有望ではないか。相撲人口はアマチュアを含めてかなり大きいらしい。シマ争いに発展するのはまずいが、おおいにスカウトしたらいい。プロでも、大相撲ということだが、幕下以下序二段とか三段目なんかは無給なうえ、上に上がれるのは少数だ。ラグビーに転身する道も開くべきだろう。相撲で鍛えたぶちかましの威力は十分ラグビーの世界トップレベルで通用する。あの何とかいったな、貴景勝だったかな、暴力事件で引退させられたのがいるだろう、彼もまだ若いからラグビーに誘ったらどうだ。

 それで思い出したが、元横綱の若乃花が引退してアメリカンフットボールに入ったんだよね。大した話題も作らず、実績もなかったようだが、かれのアメフト人生を検証してみる必要があるだろう。もう年だったかもしれない、あるいは横綱までいくと相撲の型が染みついているからアメフトには適応できなかったのかもしれないが。