東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

消費税に例外を設けるな

2010-06-30 20:15:40 | 社会・経済

アカデミックな議論になる。プライオリティに観点から消費税値上げは手順が違うからだ。

だが、増税必須であることには間違いない。そうしてそれには消費税、付加価値税、売上税なんでも呼称はいいが、これしかない。

消費税が成功するためには食料品などに例外を設けてはいけない。増税効果を失わないで、生活必需品に例外を設けることはできない。

欧米で消費税が20パーセントと馬鹿高いのは生活必需品に例外を設けているいるからだ。しかも20パーセントにしてもまともな効果をあげている国はないではないか。

消費税に例外を認めないという正論を表明主張できる政治家がいない限り、この議論は止めたほうがいい。

&昨日も菅直人は性懲りもなく消費税消費税と絶叫していたが、狂したようだ。今度は400万とか以下の所得の家庭には還付するとかいっている。絶対に不可である。

だいたい、どうやって処理するんだ。その処理に必要となるコストだけで税収を超える。一体何年かかると思っているのか。準備で。あげくは随意契約だ。プログラムミスだ。

財務省に手なずけられたというのが世評のようだが、さにあらず。共産主義者の菅直人だ。だまされたふりをしているとしか思えない。

逆進性の排除とか不自然なことを強調すれば必ず納税者番号制に話が行く。

これは財務省が自分の勢力拡大に役立つから前から狙っている。主義者、市民運動家、社会の転覆者たる菅直人もこれを狙っている。彼らにこの情報を握られると恐怖の共産主義独裁社会が実現する。国民のプライバシーは主義者、独裁者に握られ利用され、彼らのゆすりに利用される。

財務省との思惑が一致したのだ。目的は同じではないが。官僚と言うものは自分の目的がかなえば悪魔にでも魂を売り渡すものだ。

消費税に例外を設けるな。公平平等に課税せよ。不自然な操作を可能にする如何なる条項も設けてはならない。


相撲観客は減らない

2010-06-29 07:00:38 | 社会・経済

今度のいかがわしい委員会の勧告を実施すれば名古屋場所の観客は減る、だからペナルティになるという意見があるが、ばかばかしいにもほどがある。

観客は減らない。倫理的な理由では。それは人気力士の取り組みが減る分では観客数は減るだろうが、相撲ファンが倫理的不快感から相撲をボイコットするなどということはあり得ない。

温泉街のストリップ小屋で公然わいせつ罪で手入れを受ければ受けるだけ客の入りは良くなる。それと同じだよ。

それが分かっているから相撲協会は「これですめばゴッツアンです」と二つ返事で勧告を受け入れたのだ。一枚上手だよ、反っ歯おとこよりは。

したがって、適切な懲罰は場所の開催を禁止したうえで、関係者を厳罰にすることだ。場所の開催を許せば懲罰は帳消しになる。

一番素直なやり方は、公益法人格をはく奪し、文部省あるいは名古屋市などが開催を禁止して、懲罰は警察にゆだねることだ。


星日ともに天を戴かず(不倶戴天)

2010-06-28 21:53:06 | 社会・経済

オバマ大統領と菅首相の後ろにあるばかでかい星条旗と日章旗を見て昔の言葉を思い出した。

戦前日米が不倶戴天の敵であったときに言われた言葉だ。星はもちろん星条旗、日は日章旗、ともに天を戴くことは不可能(物理的に、あるいは天文学的に)というほどの意味である。共存できないということ。

今日の日米会談ではそれぞれの首脳の後ろに置かれた両国の国旗が馬鹿に大きくて立派だった。いつもとサイズが全然違ったんじゃないかな。アメリカの演出だろう。


制度疲労が制度疲労を笑う

2010-06-28 20:38:49 | 社会・経済

NHKクローズアップ現代、大相撲野球とばくの話をやっていた。ゲストの何チャラいうのが、大相撲は制度疲労だといっていた。制度疲労の元締めみたいなNHKの番組でやるところが笑える。

そういえば日本相撲協会が出来たのもNHKが出来たのも大正末年だったね。

NHKは今日に及んでも中継中止を決定していない。何とか言う、国なんとかだったかな、女性キャスターが口をもごもごさせていたが、よく聞こえなかった。


文部科学省はまる投げを止めろ

2010-06-28 20:32:11 | 社会・経済

大相撲の野球とばく問題だが、外部のなんとか委員会が勧告をのましたというんだが、おかしくないか。

こんなのは文部科学省の小役人が鉛筆をなめればすむことじゃないの。日当をはらって民間人にまる投げすることじゃない。

文科省がやらないなら役人の給料を減給しろ。それにしてもあの反っ歯の男楽しそうにやっていたね。無給でやっているんだろうな。


サポートの貢献、ワールドカップ予選突破

2010-06-25 08:57:24 | 社会・経済

ワールドカップ一次リーグの突破は、ここへ向けてチームの状態をトップに持っていったサポートとマネジメントの力が大きい。

どうしても競馬に例えちゃうが、大レースに焦点を合わせて馬のコンディションをチューニングすることがすべてだ。もちろんスターホースでどうころんでも本命と言う馬にはそんな心配はない。ワールドカップでいえばブラジルなどだ。ディープインパクト級ならね。

それでももともと調子が悪ければ話は別だが。フランス、イタリアみたいに。

日本みたいな中堅クラスの馬ではピンポイントのチューニングがすべてだ。今回サポートチームの貢献は大きい。昨日の二つのフリーキックと同様に芸術的な仕事をしたようだ。

本番で大穴を出すこういう馬はトライアルで負けることがある。岡田ジャパンでのトライアル不振は予定通りだったのか、分からない。人間の場合は負け癖というのがあるからね、トライアルで選手と監督が心を合わせて相手を欺くために負けるのは超高等戦術だが危険だ。それはなかったと思う。*

あくまでもコンディショニングで、それは意図的な面もあったかもしれない。

決勝リーグの次の試合はあまり間隔を置かないで組まれているようだから、調子を維持できればチャンスはまだ続く。

*もっとも怪しいこともあった。たしか二試合で三つもオウンゴールした。やろうとしてもなかなかできないことだ。しかもそのうちの二つは海千山千のトゥーリオだ。くさい。におう。

彼は監督との仲をいろいろ書かれているが存外影のチーム・サポートなのかもしれない。いずれにしても八百長と言うのは名選手しかできないものだ。競馬の場合も名騎手の八百長は発覚しにくい。


菅直人の「琉球処分」発言

2010-06-24 07:30:58 | 社会・経済

マスコミへの調査取材報道要求、その二

菅首相が「琉球処分」という本を読んでいるといった。マスコミはすぐにその意味を反問すべきだ。ポカンと聞いているな。

琉球処分についてふれた歴史書は多いと思うが具体的な書名、著者をすぐに聞かなければいけない。どういう立場からの本なのか、だ。

それと菅は本を読んで、だから何なんだということを言っていないらしい。マスコミもそこをすぐに聞き返す反射神経もないらしい。そんなんじゃ、一次リーグは突破できないよ。

海洋貿易の商業エリア(国家ではない)としての沖縄の明治維新までのスタンスを両属国家ととらえる立場がある。

つまりチャイナ、薩摩に服属(両属)する地域とする立場だ。

チャイナからの貿易商人が来た時には薩摩の役人は隠れて表にでない。これがチャイナの沖縄自国領土の主張の根拠だ。これに同調したくて菅直人は琉球処分をマスコミのバカの前にとりあえず投げ出して見たのか。おそらくそうだろう。

マスコミの低脳ぶりをみて菅はこれはいけるとおもったのではないか。

菅直人は副首相時代沖縄の代議士に沖縄は独立するしかないと放言したと報道された。つまりは尖閣諸島ともどもチャイナに献上しようという深慮遠望だ。ま、遠慮して『だろう』としておこう。


ルノーの役員報酬

2010-06-24 07:16:13 | 社会・経済

マスコミへの調査取材要求、その一

日産自動車のゴーン社長への役員報酬のニュースであるが、彼は記者会見で国際水準では高くないと言った。マスコミの諸君はすぐにルノーからの報酬を聞くべきだろう。

日本の新聞記者にはその程度の反射神経もないらしい。それともルノーっていうのはニッサンと合併したんだっけ。

それとソニーの社長の報酬にもおどろいた。あれだけ経営内容が悪くなっているのにね。それとも業績改善への先付け報酬かな。業績が改善しなければ報酬返上条件付きなのかな。


菅直人のシナリオ

2010-06-22 08:37:42 | 社会・経済

これが存外スジが良いかも知れないのだ。要点は小沢一派の処分である。

鳩山みたいにある期間をおいて復権させるか、これはなさそうだ。

とすると、小沢を追い出すか、出て行かせるか。いずれにせよ悪性ウイルスのように宿主民主党を食い荒らすパラサイトは許さない覚悟と見た。

小沢がどれだけの人数を連れていけるかの読みだが、少なくはないが、そう多くもないと計算しているらしい。

いずれにしても民主党単独政権は難しい。かといって社民党は離れたし、よりをもどしても足元に絡みつかれるだけなのは菅には分かっている。

国民新党だっけ、ひげのない男芸者みたいな、何と言ったかな、亀井静香か。あんな細かい政党には使い道がない。

菅直人は自民党しかないとみているのだろう。消費税論議は最初は視点そらしかと思ったが、自民党との連携の撒き餌のようだ。

それにこれで亀井静香が連立政権を出るきっかけになれば一石二鳥だ。

大ばくちだが成功する確率は45パーセントかな。保証はないが、政治の世界でヘゲモニーを取るなら女学生みたいに事前保証など無意味だ。

小沢一派の情報はダブルエイジェント細野を通して収集しているのだろう。

どう考えても小沢についていく連中で力のあるのは一人もいないからね。菅くん、違うかね。


昭和天皇の間違い

2010-06-17 19:57:49 | 社会・経済

至尊至聖の昭和天皇の数少ないミスに日本相撲協会の設立がある。摂政皇太子時代の大正末、相撲好きの昭和天皇(皇太子)は全国に散らばっていた大相撲の全国大会を促した。これが現在の日本相撲協会になった。

今の囲碁界と同じで関東の大相撲あり、関西の大相撲が興行団体としてあった。関西棋院、名古屋棋院、日本棋院があるようなものである。

そしてポケットマネー、すなわち摂政予算から全国大会優勝者に天皇賜杯を送った。民間の団体に天皇が金を出すのはけしからんという官僚がいて相撲協会は財団法人となったのである。

相撲取りの世界、相撲興行の実態を知っていればこんなことが無理なことは分かったろうが何分下情にはうとくてあらせられた。

その後、昭和の軍人の時代となり、軍部が相撲界のスポンサーになったということも相撲界には幸い?したのだろう。およそ相撲取の世界からかけ離れた精神論がまかり通るようになった。国技だなんて妙なことになった。だから初期のころの相撲協会の理事長は陸軍中将だったのである。

双葉山なんていうオカルティックで神がかり的な力士がタイミング良く現れたことも大きい。

私はおかしな評論家が国技だとか、伝統だとか、文化だとかいきむたびにお相撲さんがかわいそうになる。ばかばかしい、実情に合わない精神論でいじめられるのがかわいそうでならない。

はやく財団法人の縛りを解いてあげて自由闊達に、いかがわしく、色っぽく江戸時代以来の伝統的な相撲界の雰囲気を取り戻してほしいと願っている。

歌舞伎役者、吉原のおいらん、相撲取りは浮世絵の三大分野だよ。つまらんことをいうな、杉山とかいうの他。