東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

山尾志桜里より悪質な襟巻大年増

2017-09-29 11:16:50 | 選挙

小池女史のつまずきは民進党の票がそっくりはいってくると計算したばかりか、自分の人気でそれがさらに増えると欲に目がくらんで皮算用した時点だろう。民進党の熟年女たらし二人の誘惑に迷ったに違いない。細野なにがしと前島氏の口説に落ちたのだ。

 ま、日本の有権者はその程度に馬鹿だという判断も十分にありうるが。民進党の支持者は政策や実績なんてどうでもいいのか。それこそ、自民党が嫌だから民進党に入れるだけなのか。そうかもしんないね。民進党の候補が小池ブランドになって集票力が増すなんてことがあるのか。同じ人間だよ。民進党で実績をあげられないクズが小池のもとで変身できるとでもいうのか。子供ならいざ知らずいい大人がそんなにひょいひょい変われるものかね。

 また小池女史は自分の子分たちを信用していない。都議会議員選挙で当選した自分の子分にマスコミのインタビューを禁止しているというではないか。こんなことは北朝鮮でも中国でもないよ。信用していないというよりも、自分の子分には政治的能力がゼロだと公表しているようなものだ。つまりそういう連中しか小池のもとに集まらなかったということだ。発言を封じられて鎖につながれた犬のように従うというのも情けない話である。

 それとテレビなどで出てくるコメンテータの話を聞くと小池一派は細かい議会規則や選挙規則の隙間を巧妙についているという。およそ新顔らしい清潔さは見られない。ま、民進党の熟年美男子コンビにいいようにされるようでは山尾志桜里のケースよりも事態ははるかに深刻と言わなければならない。


小池女史はもう終わった

2017-09-28 11:36:17 | 選挙

もし都民と国民の民度がある程度高ければ。

 選挙の結果がどうなるかは分からない。安倍政権が不安定になった理由は二つある。

1・安倍氏には人の力量を判断する能力がない。人材登用能力に著しい跛行性がある。

2・保守政治を支えるのは政党だけではない。政党をその軌道から転落させないようにするためにはマスコミの在り方が大切である。また保守の論客が正論をはいて軌道を誤らないようにすることが非常に重要である。

 大手のマスコミでいえば読売と産経の系統であろうが彼らは政権の犬に成り下がっている。保守政治の正道を担うという矜持や自覚はまったくない。

 また、いわゆる保守論客とは名ばかりで安倍さんのやることのガードマンに成り下がっている。あんまり国民を馬鹿にしないほうがいい。下手をするとエリマキトカゲもとえ襟巻大年増にやられるよ。

 


小池新党の評価はできない

2017-09-28 08:02:00 | 選挙

小池新党の評価はまだ出来ない

 小池希望の党の評価はまだ出来ない。材料がない。都知事の任期を全うして大法螺を吹いたことが実現できたかどうかを見てからだ。

 ところで小池女史は首年齢が一番ふけている。これを隠すために従来は体のほかの部位に視線がいくように工夫していた。しきりに耳たぶをいじる。耳輪、イヤリングというのかな、をする。どでかい場違いな帽子をかぶる。服装を日替わりにするなど。

 最近のテレビを見ていると巨大スカーフで首を隠す手を考え付いたらしい。


高等教育無償化は金の流れが問題だ

2017-09-25 20:11:49 | 政治(内政、外交、軍事)

安倍さんの解散演説を聞いたが段々悪くなっていくね。スピーチライターが交代したのかな。あるいはゴーストライター本人の劣化が始まったのか。ワンパターンだし、場末のラーメン屋の看板みたいな陳腐なフレーズ、ネーミングだし、いつも。

 安倍さんは外交担当に限って首相にすればいいんじゃないかな。高等教育の無償化なんて目玉にならないよ。問題はその税金がどう流れていくかということを考えているのか。

 商売人「学校企業」に大量の税金が流れ込むわけだ。高等教育の無償化には理念のかけらもない。加計や森友みたいな商売人の懐に税金を流し込むだけだ。だから腹心の友って言うのだろう。

 教育法人と宗教法人には税金の特例があるから商売人が殺到する。これ以上彼らの懐を肥やしてどうするのだ。もし無償化をするなら私立学校法人は排除すべきだ。国立国営でやりなさい。大学改革とか言って小泉だったかな、法人化したがこれも内容理念なき政策で、日本の大学の研究レベルは中国にも抜かれたというではないか。

 自由化とか無償化というのは金の流れの適正化を確保して、ポジティブな成果が出ることを担保したうえで断行すべきものである。


西部劇ならトランプ保安官は

2017-09-17 13:01:19 | 東アジアの悪友

正調西部劇でいくと、ごろつきにさんざん悪態をつかせておき、強がりを言わせておいて、相手が増長して我慢できなくなって腰の拳銃に手を伸ばしたところを抜く手も見せずに早打ちで撃ち殺すわけだ。トランプ保安官はそのタイミングを待っているのだろう。

 チャイナには結局騙されたわけだ。アメリカは何とかして最初の一発を北鮮に撃たしたいわけだ。石油の全面禁輸を国連で提案したのも、北朝鮮に最初の一発を撃たせたいからである。北朝鮮を改心させようという期待幻想などさらさら持ってはいまい。だから中露も躊躇するわけである。しかし、どうなんだろう、アメリカの世論調査では北朝鮮への軍事攻撃やむなしというのが60パーセントを超えたんじゃないかな。まだアメリカは北朝鮮の暴発を待っているのか。

 もし、仮にだよ、韓国やアメリカが軍事目標に限定空爆を実施したら北朝鮮は反撃するだろうか。北は通常兵力でアメリカの攻撃に見合う報復攻撃をアメリカや韓国に行う能力はない。

頬っぺたをひっぱたいただけなのに刀を振り回すようなことをすればアメリカの徹底的な攻撃を招くだけだ。

体制維持を至上命令とする彼らがそんな危険を冒すだろうか。そんなことをするとも思えないが。あまりそんなことを決めつけないほうがいい。小出しに限定空爆(ピンポイント爆撃)を実施したらどうだろう。限定攻撃なら韓国も能力があるらしいから、まず韓国にやらせたらいい。

 

 


どうしたナヴァロ

2017-09-12 09:32:12 | 国際・政治

トランプ政権で発足前から有力なブレーンといわれたピーター・ヴァロの活動がマスコミから消えている。インターネットで見るとまだ政権内にはいるようだが影響力はあまりないようだ。

 対中強硬派として期待されていたが、トランプとそりが合わなくなったのか。あるいは利害が一致しなくなったのか。最近追放されたが影の大統領と呼ばれたバノンと対立したのか。とにかくトランプ政権の対中政策の行方を占うにはナヴァロの処遇が焦点となろう。

 トランプは「あきんど」として「ドリームボート ツー チャイナ」の幻想が強い。バノンも対中政策では強硬ではなかったようだ。バノンの関心はもっぱらメキシコの壁とかイスラム諸国からの移民制限に限られていたようである。

 本気で現在アジアの匈奴であるシナを退治するためには今のトランプのやり方では絶対に効果がない。前にも書いたが、対中対決は当座のウィン・ウィン関係はありえない。アメリカだけが勝つというウィン・ロスの関係の道も平たんではないだろう。アメリカの守銭奴グローバル企業が中国の買弁と成り下がっている状況である。両国は経済的に骨がらみの関係にある。本当に退治するなら、短期的にはロス・ロスの関係を耐えなければならない。

 そして最後は底力のあるほうの一方的勝利となる。すなわちアメリカが勝つ。「あきんど」トランプにはどうもその度胸がないようだ。短期的なアメリカの大商人の利益や労働者へのおべっか(つまり雇用維持、トランプの生命線でもある)を優先するだろうからいつまでたっても対中政策も北朝鮮対策も効果は出ない。

 ピ-ター・ナヴァロを重用すれば活路は開けるだろう。

 


脅迫者は撃たない

2017-09-08 18:59:42 | 東アジアの悪友

北朝鮮が日本に対して攻撃する可能性をどう考えるか。もしそんなことをすれば日本からの賠償金だか戦後補償だか知らないが、彼らが長年夢見ていたものを要求する権利はなくなる。逆に日本が賠償金を求める立場になる。

 これまで金丸訪朝団とか、旧社会党系の訪朝団からささやかれた目のくらむような賠償金はパーになる。彼らはそうして吹き込まれた膨大な金額を夢に見てきたから、それをふいにするようなことはまずしないだろう。


北方領土完全返還とロシア軍の北朝鮮侵攻

2017-09-08 16:11:06 | 東アジアの悪友

安倍さんに本当の外交交渉能力があれば北方領土返還と北鮮崩壊後その北東部のロシア領土化の密約を秘密パッケージで取り交わせる。前例がある。十九世紀と二十世紀の交、日本とアメリカは、日本がアメリカのハワイ併合に対する抗議を中止するかわりに朝鮮半島問題に対してアメリカは介入しないという交換条件を取り決めた。もちろん秘密条約(あるいは了解)である。注

 北鮮の分割は日ロだけでは決められない。まずアメリカそして中国との調整が必要であるが、安倍さんにこのように複雑な多国間の領土、利害調整の橋渡しができるかどうかがカギとなる。ウラジオではどんな話をしたのかな。

 注:アメリカの砂糖栽培入植者によるハワイ王族の拉致監禁脅迫 1894年

合衆国新法の制定によるハワイ併合追認 1900年

日本による韓国の保護国化 1905年

日韓併合 1910年


北朝鮮分割統治案

2017-09-06 20:07:47 | 東アジアの悪友

アメリカが悩んでいるのは北鮮殲滅後の統治スタイルに不安があるからだろう。中国は武力討伐後に地政学的力関係が変化することを恐れている。ロシアは何とか一枚からみたいというので後付けで因縁をつけている。

 だから彼らの不安を解消してやればいいわけである。その談合がうまくいけば中国やロシアも合同軍に参加してアメリカと一緒に北鮮事変に出兵するかもしれない。戦後処理は結論から言えば山分け案しかない。手本となる前例もある。北朝鮮の三分割統治である。第二次大戦後オーストリアをアメリカ、イギリス、ソ連、それにフランスだったかな、で四カ国分割統治した実績がある。ドイツのベルリンも同じ形で四か国の分割統治で平衡を保った。共同統治ではない。そんなことをするとどの国がヘゲモニーをとるかで収集がつかなくなる。

 中国に近い地域は中国が支配する。ロシアに近い範囲はロシアが支配する。38度線以北はアメリカが南朝鮮を従えて支配する。これが中国、ロシアと談合できればことはきわめてスムースに進み地域は安定するであろう。

 日本はどうするか。日本は参加しないほうがいい。参加を必ず求められるだろうが、戦後の分割統治にはかかわらないほうがいい。体よく利用され金だけとられるだけだ。日本には総合力として事態を裁く外交能力はない。安倍さん一人がいくら頑張っても限度がある。高見の見物でよろしい。ただし、金は一切出さないで戦後処理に協力するという条件をアメリカなどが呑めば参加する余地はある。

 国際社会には清国の西太后を日本を含めた国際連合軍がやっつけたときの経験がある。あの時は北信事変だったけどね。あのときは俺のひい爺さんも北京へ出張したものさ、新任少尉としてね。