東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

西部劇を見なくちゃ

2015-10-27 19:56:00 | 南沙戦争
アメリカのイージス艦が南沙諸島に派遣された。アメリカの戦争の仕方は西部劇を見ていると分かるのだが、あれは西部きってのガンファイターである保安官が相手を追いつめるパターンだね。

相手に散々好きなことをやらせておいて、相手がもう少しやっても大丈夫だろうと、段々図にのってくる。そして伸びきった所でのっぴきならない事態に追い込む。相手が挑発に乗って拳銃に手を伸ばせば一巻のおわりだ。西部劇では全部そういう筋書きだが、チャイナはどうかな。

現実には、そうならないようにすごすごと尻尾を巻いて退却する方法もある。そしてこれだと穏便に収まるが、シナの内部は収まらないだろう。共産党政権は崩壊する可能性が高い。また内乱勃発も予想される。どっちにしてもチャイナは終わる可能性がある。

さて、西部劇通りになるか、シナが尻尾を巻いて逃げる現実的な政策をとるか。見物する価値はある。

太平洋戦争のきっかけになった日本軍の北部仏印(フランス領インドシナ、現在のベトナム)進駐が日本への全面的経済封鎖となり、太平洋戦争に至った。両者を単純に比較することは出来ないが、喧嘩の手法という点だけでは変わっていない。どうなりますか。

日本も北部仏印への進駐があれだけ強烈なアメリカの反応を呼ぶとは想像もしていなかったわけだ。

もっとも、日本はシナほど無法でも一方的でもなかった。当時のフランスはヴィシー政権で日本はフランスと話をつけた上で当時のフランス領インドシナに進駐したのだが。

おまわりさん お願いします

2015-10-23 20:13:33 | 自転車
オリンピックまでには東京をもっと住みやすい町に、外国人には旅行しやすい街にしなければいけない。

自転車のマナーは一頃よりすこしは改善されたようだが、相変わらず常識のない利用者が多い。自転車に自動車並みの強烈な光を放つライトを付けているのがいる。安価なLEDが出回ったせいだろうが、車道を走るのならまだ許せるが歩道を走るやつがいる。

しかもそういうライトを二つも付けているのがいた。どういう了見だか理解しかねる。あれは非常識というだけではない。非常に危険だ。反対側から来るもの(歩行者および自転車)は強烈なライトに目がくらんで、その自転車の周囲の別の自転車や歩行者が見えなくなる。

子供や老人には特に危険だ。自転車の危険走行には若者が多いのが通例だが、こういう非常識なライトを付けているのは圧倒的に子供を一緒に乗せた女性が多い。不思議な現象だ。自動車のような強烈なライトをつければ、明るければ明るいほど自分たちは安全になるという幼稚で他人のことを考慮しない母親、祖母のエゴイズムなのだろうか。それなら車道を走りなさい。歩道を走ってはいけない。

大体、ああいうライトを自転車用に生産、販売する業者が悪い。法律で取り締まるべきだ。おまわりさんもああいう自転車の走行を見つけたら即座に取り締まるべきだ。

NHKのムーンフェースのお姉さんにお願いする。夜のニュースの前にしきりにオレオレ詐欺対策をやる女性アナウンサーがいる。おおかた、警視庁とタイアップしているのだろうが、もういい。あのしつこさは異常だし、聞いている方はマンネリでうんざりする。芸のない話ではある。効果のほども疑問である。公共財である電波は貴重な国民の財産だ。つまらんことにしつこく使うな。

ミス・ムーンフェースにお願いする。自転車マナーのキャンペーンをしてくれ給え。せめて一ヶ月でも。そうね、手始めに上記の非常識な強烈殺人ライト撲滅キャンペーンから始めるといい。それから前屈みでこぐスポーツタイプの自転車はいかなる場合でも歩道走行を禁止するキャンペーンをしてほしい。

習主席の訪英のつじつまは

2015-10-22 22:08:27 | 国際・政治
7兆4千億だかの契約を一気に結んだというニュースには狐につままれたような気がした。どうしてこういう等式がなりたつのかな。表に出ない契約でよほど英国側に有利な条件でもあるとしか思えない。

腐っても大英帝国であろうから、しかとした計算があるのだろうが、よほど有利な契約になっているとしか考えられない。イコール・ベースの契約で何時沈むか分からない泥の大船に相乗りするほど、イギリスは焼きがまわっているのか。

とても対等の契約を結ぶとは考えにくい。日本をゆすれば簡単に金になるという手も使えなくなり、アメリカからも突き放されたシナは名目だけでも成果がほしい。後のことは考えていない。イギリスの言うことはすべて飲んだのではないか。イギリスは契約といいじょう、どう転んでもリスクは負わないような条項でもあるのだろう。

しかし、シナという疫病神に取り憑かれたが最後一緒に奈落の底に落ちる可能性が高い。イギリスの経済が低迷しているとは聞いているが、危機的状況になっているとはマスコミの報道では考えられない。それとも、経済評論家が口を揃えていうようには、チャイナの経済は酷くないのか。

とにかく、マスコミはこのイギリスの発狂したような政策の背景を取材して納得がいくような報道をして欲しい。

マイナンバー制度は止めたほうがいい

2015-10-17 17:27:20 | ITと情報システム
ITと情報システムは違う。ITがなくても情報システムは作れる。あれば便利だが、気違いに刃物にならない様に気をつける必要がある。ITが使えれば便利だが、そのかわり完全に自分の手のうちに入れていなければならない。室長補佐とやらの古参下士官が操れても上級管理職の理解能力が欠けていれば国を滅ぼすだけである。

町医者の診療所に行くと、あるいはしょっちゅう問題を起こす二流大学病院に行くと、こけおどしの最新式の検査機械や医療器械がおいてあったりする。いかにも二代目低能化の見本みたいな医師が使うと危険きわまりない。医療関連会社はどうして、彼らに取り入って、おだててそういう高い機械を売りつけるのかしらないが、まるでガキが最新式のモデルガンでも扱う様に嬉々として得意になって使っているのを見るとぞっとする。

情報システムにITを使う(組み込む)ためには最高の意志決定者は完全に使用するITについて理解してることが必須である。そうでなければ、精神薄弱者に核兵器の発射ボタンを任せるのに等しい。

マイナンバーは何のために導入する必要があるのか。国民の利便性のためだという。危険を犯してまで利便性を追求する必要はない。手続きを簡単にするためだって。これ以上簡単にする必要はない。

マイナンバーは税収を上げるために役に立つという。税収をあげるためにまずすることが沢山あるだろう。闇経済とか在日の現在補足不能な地下収入を徹底的に絞り上げる努力をしているのか。全然していないだろう。代議士は在日の脱税の口利きで政治資金を稼いでいるという。

官僚の仕事を便利にして人件費を削減するという。住民基本台帳とか、こういうシステムを導入する時には必ず仕事の効率化人件費の削減を宣伝する。本当に効果があったか導入後評価したというニュースを聞いたことがない。人件費を削減したければ公務員の給与をカットするのがまず第一のスジである。公務員が楽をするために、国民の安全を危険に晒してもいいというのか。

マイナンバー制度の導入は中止して、まず高級官僚についてのITという最新式機械の理解度をサーベイすることのほうが先だろう。

バカもの(ワカもの)文化から情報システムへ:1

2015-10-16 08:27:22 | ITと情報システム
現代の若者は戦前のことを知らないから「軍国主義」という言葉を勝手に解釈する。軍国主義の最大の特徴は「軍事官僚主義」である。現代軍隊に当たる官庁は厚生労働省である。予算規模が最大であるという意味では。彼らの錦の御旗は天照大神ではなく、アジアの解放者でもなくて「福祉」である。水戸黄門の印籠のようなものである。

この印籠が目に入らぬか、
ヘヘー

てなものである。

軍事官僚は政治家の容喙を許さない。政治家が介入してくれば「黙れ」と一喝すれば済むのである。いまでも同じことである。ただ「黙れ」と直裁にはいわない。これが文明という物らしい。

軍事官僚集団は陸軍海軍大学出のエリート官僚である。将軍への道が開かれている。第二級高級官僚は陸軍士官学校、海軍兵学校卒業で陸軍、海軍大学の入試に失敗した者達である。原則として大佐で昇進はとまり将官にはよほどのことがないとなれない。逆に言えば大佐までは誰でもなれる(今の官僚制度と同じだ)。

これを支える手代は、古参兵上がりの下士官である。今で言えば高卒ノンキャリアでうまく立ち回った連中である。これらがヒエラルキーを構成して軍事官僚制度を維持する。軍事イデオロギー等はそこらの若造が見繕って売り込んでくる。

こんどのマイナンバー制度汚職で捕まった、なんとか言う室長補佐(この役職名も珍妙だ。古参兵下士官にしゃぶらせるあめ玉なのだろう)は典型的な兵隊叩き上げの異能の古参兵下士官である。とはいっても酒保に出入りする業者には将軍以上に権力を振るう。戦前からなにも変わってはいないのだ。

さて若者文化とはなんぞや。チカチカドンドンのIT文化である。以下次号

安倍政権の弱点・・サワリとオチ

2015-10-04 10:25:07 | ITと情報システム
* もう一つ思い出した。ニュースでも流れていたが、NHKが受信料徴収にマイナンバーを使うとかいう話。ひどい話だが、中村某の発言によると、これはNHK、政府の間ですでに談合が出来ているようだ。

他の出席者から質問が出ていたが、中村の回答は支離滅裂、異様で意味をなしていない。NHKを擁護して代弁しているようだから両者の談合は出来ているのだろう。

大体安倍さんはどういう了見で楺井氏を会長に送り込んだのだ。安倍さんのことだ、NHKを解体清算するために楺井氏を送り込んだと思っていたのに、わけがわからない。

NHKを存続させるということは国民に無駄な資産投入を強いる物だ。明治初年に国策で出来た八幡製鉄所を平成の時代まで無理矢理存続させようと言う不条理だということが、安倍氏には分からないのかな。「国有鉄道」に乗らない乗客の家に押し掛けて運賃を国の制度を使って強制徴用しようというものだ。こんな理不尽なことが許されていいのかね。

安保、外交(ごく大枠)では支持しているのが当ブログであるが、官僚主導で作られる政策では安倍氏は判断力も理解力もないらしい。

たとえば、マイナンバー制度、最近の国勢調査、NHK関係等。いずれも安倍さんには自分の政策、考え等ないようだ。官僚が作ったものを分析理解批判する能力はブレインにもないらしい。

官僚が作ったというのは、言い換えれば、自治労が作ったということである。マイナンバー制度も民主党政権で決まった物だしね。

そうか、教育政策では安倍色はあるかな。とにかく限られた特定分野以外は官僚に100パーセント依存しているようだ。まあ、一時に全部改革するというのも大変だろうよ。民主党、それから以前の自民党が何十年もやってきたことだからね。

安保改正等一点突破をはかる戦術とも言えるが、抜け目のない官僚はその間にあちこちで隙間を見つけて地盤を浸食しているよ。こういうことをさせないのが政治の役割だろうに。



安倍政権の弱点・・マクラ

2015-10-04 09:38:50 | ITと情報システム
今朝のフジテレビ報道20**を見た。今日は水準より上だったな。
日曜朝のワイドショーではまあ、フジテレビがましなので、時間を忘れていない時で暇があるときは一応冒頭10分ほどは見る。今週はつまらないと思えばそこでスイッチを切る。きょうは話題が二つあったがよかったね。

最初はルポ的なもので中国人の国慶節の訪日「爆買」事情の変化でそれなりに面白かった。二番目の話題が「マイナンバー制度」でこれは感心する出席者の発言もあって最後まで見た。マイナンバーという詐欺臭い制度はよく分からないからなにか情報でもあるかなという興味もあってね。

内閣からは補佐官とかで中村という男が出ていたが、これが発言不適切、詐欺師的ないかにも人を騙かそうという語り口だった。ところでネットで内閣府名簿というのをみたが中村という名前はないな。あるいは別の名前だったかも知れない。内閣からの主席者は一人。

感心した発言者はたしか信州大学教授と共同通信のもと記者だ。このひと名前はしらないが、テレビ朝日等左メディアで時々見る顔だ。しかし今日の発言は要を得ていた。

内閣補佐官(肩書き仮、不詳。つまり正確に記憶していないということ)の発言で怒りを覚えた「だまくらかし」を順不同で思い出すまま書いてみる。

* これでもすこしマイナンバーは勉強した。私の理解する所では写真入りのカードを申請するメリットは国民にはない。申請する義務もない。それを盛んに便利になると説明していた。その説明の仕方が支離滅裂だ。だますならもっと上手にやれ。
この男は「リアル」なメリットと「ネット」でのメリットを分けていたが変なこなれない言葉を使うな。もうすこしましな説明があるだろう。
リアルとは各種役所での手続きが簡便になることらしい。そうなら、そうと言え。写真入りのカードを銀行で使えば2017、18年に導入するという預金口座とのリンクがはやくなり、政府にとってはホクホクということらしく、だましながら国民を誘導しているらしい。

本来的に写真入りのカードは国民にとってメリットはない。それをわずかな嘘の利便性が増えるがごとき詐欺的言辞で誘っている。為政者の行うべきことではない。

大体ICチップを埋め込むということは国民を騙すギミックにすぎない。本質的なところを外れたところで子供を騙すような手口である。

* 他にももっとあったが、ど忘れした。思い出したら続きを書こう。

さて、ここからが本題だ。次回へ。