東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

行商人じゃあるまいに、動く知事室だって

2016-04-29 10:07:30 | 舛添都知事
また、腐敗史に残る迷言を舛添が吐いた。「湯河原への公用車は動く知事室」だって。電話も中からするし仕事をしているそうである。行商人じゃあるまいし、滑稽なことを言うな。ま、完全な痴呆症状だ。

あの車には運転手もいるし、SPも同乗しているんじゃないか。そんな狭い車内の会話筒抜けの所で都庁の機密事項をペラペラ電話で話すのか。常人の感覚ではない。第一携帯(自動車電話)には秘話装置はつけてあるのか。

また、SPはついているのかね。ついていれば費用その他の点で問題だし、ついていなければセキュリティ上の大問題である。この辺も週刊文春に明らかにしてもらいたい。SPがあれだけの距離ついていなければテロリストの狙い目となる。

それとも、舛添はテロリストと裏でツーカーなのかな、襲ってこないという密約でも彼らとの間であるのか。

記者会見で「股関節の大手術もしたので」静養して体調に気をつけなければいけない、といっていた。そんな身体なら都知事に立候補するな。都知事の激職(まじめにやれば)に耐えられない身体で立候補するな。都民を詐欺にかけたに等しい。辞職してゆっくりと養生したまえ。

一番気になるのは、官邸との関係も深く国家の機密情報に触れる機会も多い立場で得た重要な情報を外国に流しているのではないか、という不安である。韓国に頻繁に行くのもそう言う観点からすると気になる。

また、この間フランスから勲章をもらったが何の見返りなのか気になる。官邸、中央政府は彼との接触には十分注意する必要がある。

舛添都知事に精神鑑定を

2016-04-26 19:40:53 | 舛添都知事
週刊文春はいい仕事をしている。舛添都知事が毎回週末に湯河原の別荘に公用車で行っていた問題。舛添の週末は金曜日の午後2時過ぎから始まるらしい。

舛添は「ルールに違反してない」とにたにた笑いながら前歯をむき出して記者団に答えていた。「ルールに違反していない」とか「法律規則に違反していない」とは司法に追求された凶悪犯がなんとか罪を逃れようとして最後に言う言葉だ。

都民の税金を呆れた用途に使う言い訳にする言葉ではない。これはもはや正常な精神を持った人間のいう言葉ではない。舛添の精神鑑定を要求する。潜伏していた病勢が第四期に入った可能性もある。精神鑑定は心因性ばかりではなく、あらゆる検査を行うべきである。

舛添にはスタイリストはついていないのかね。あれだけ昔はテレビで稼いでいた男なのに。前歯をむき出しにするのは止めた方が良い。追いつめられた猿がとるおびえた表情に見えると友人の動物心理学者が言っていた。前歯を全部抜いたらどうだ。

行政のトップとして、知事として、都民の税金を都民のために有効に使う様に心をくだくのが知事の心がけではないか。都心一等地(防衛省本省のすぐ近くという)を永久に只のような条件で韓国学校に与える、説明のつかない非常識な莫大な費用を使って海外出張を頻繁に繰り返す、そして今回の公用車流用問題である。すべて、都民の税金であるという意識がゼロである。

都知事は都民の税金の運用を委託された立場にある。即刻辞意を表明すべきだろう。

「ルールに従っている」だって、それは凶悪犯が最後に苦し紛れに吐く逃げ口上だよ。すこし口に出すのが早すぎたね。

23区に自宅があるのに、100キロも離れた別荘でなければ仕事が出来ないという理屈が通ると本心で思っているなら狂人である。第一落ち着いた環境で仕事がしたいというなら、都庁内でそのような環境を整えるのが当たり前ではないか。

自民党さん、舛添に相乗りした罪は大きい。贖罪の意味でもリコールに協力しなさい。

週刊文春さん、今度は毎週末湯河原で舛添が何をしていたかを徹底取材してください。テレビでは来るたびにマッサージ師だか鍼灸をやっていたという証言もあった。どんな客が別荘に来ていたのかも調べるべきだろう。


舛添は金でレジオンドヌール勲章を買ったか

2016-04-22 19:24:11 | 舛添都知事
報道によると、舛添はスイート宿泊に70万円余りとファーストクラス運賃に225万円使ったそうだ。都の発表だそうである。

舛添は焦点そらしに宿泊費と一等運賃を目くらましにしているようだ。マスコミ諸君は騙されてはいけない。

舛添にとって一番いいのは出張旅費問題にスポットライトが当たらないのが一番いい。あたったらしょうがない、ニュースになりそうで、しかも一番害のないところをマスコミに食わして(公表して)犯罪的な行為に使用した比較にならないほどの巨額の不正使用を隠ぺいしようとするだろう。冒頭の数字は足しても300万円にしかならない。今回の全体の出張費用は5000万円を超えた。

二十人の随行員を連れて行ったというが、まさか彼らがスイートには泊まるまい。ま、2,3万というところだろう。二十人で一日50万、5泊で250万というところだろう。航空運賃でもまさか全員ファーストには乗らないだろう。よくてビジネスクラスじゃないの。局長クラスで。平の職員もいるだろうから彼らはエコノミーかな。舛添の300万に職員の旅費を足したって1000万にもなるまい。

あとの4000万円以上はどこにいったか、領収書を全部出させて調べたまえ、マスコミの諸君。舛添はわずか二年の間に8回もこのような出張をしたらしい。毎回4000万円浮かしていたら、これは大疑獄だ。

それからどの航空会社で行ったか調べること。本当にファーストクラス運賃を払ったかどうかも調べてみたまえ。航空会社は営業として、自社に役立ちそうな政治家や言論界の人間(評論家、テレビのパーソナリティ、新聞記者)にエコノミーの運賃で空港でアップグレードしてファーストやビジネスクラスに乗せることが常習化している。これはマスコミの諸君には自分に影響が及ぶからやらないかな。もちろんIATA規則(航空局に届けて許可された運賃)の違反であるが航空業界の慣習である。

もし、ビジネスクラスの料金でファーストに乗ったことにして出張旅費を請求して差額を懐にいれていたら大問題である。とにかく不正の手は色々あるのだ。徹底的な調査を都民のために要求する。

なお、新聞報道によると、毎回引き連れていく随員にはその時の出張目的の担当職員はすくなく、ほとんどは舛添の側近だそうである。都庁の人事をこのような不正なやり方で壟断することは厳しく断罪されるべきである。

オリンピック・スタジアムの建設費の問題で都に500万円の負担を求められた舛添は拒否してニュースになった。その時はなかなか正論を言うな、と思ったが今回の問題で自分には一点の不正の曇りも疑いもないことを誠実に都民に説明することを要求する。

舛添都知事の言い分を考える

2016-04-20 08:10:39 | 舛添都知事

舛添はまだ反省せずに膨大な出張旅費を正当化しているらしい。彼が辞任するか考えを改めるまではこのブログの話題は続く。

 ≪ある程度のクラスのホテルに泊まらないと相手に馬鹿にされる≪と相変わらず言っている。自分の人格がお粗末ならどんな高級ホテルに泊まっても馬鹿にされる。そりゃドヤ街の簡易宿泊所に泊まったら言えることだ。また、ベッドから足が出るようなビジネスホテルで棺桶みたいに狭い部屋に泊まったらまずいだろう。19万円のスイートルームに「泊まらなければならない」という強迫観念がどこから出てくるのか。ロンドン市長の東京出張ではどこかの一流ホテルで一泊3万五千円だったそうだ。ひょっとするとシングルかもしれない。ダブルでもごく普通の部屋だろう。

 舛添の言い分は高級ホテルを舞台に相手をだまして仕事をする詐欺師の言い分である。

 一流ホテルに泊まったほうがいいというのは認める。いろいろな施設設備がそろっているし、ロビーやレストランで相手にあっても不快感を与えない。VIPの警備もしやすいだろう。だが馬鹿広いスイートに宿泊しなければ、という発想は狂人か詐欺師のそれである。そんな部屋は中東の王様や闇成金が使えばいい。都民の税金を浪費していいという理由にはならない。

 大体出張先では接待するのは相手方であって、旅先の不便はなんら馬鹿にされることはない。これは憶測であるが、舛添は相手方をスイートルームで接待する目的があるのではないか。スイートルームは密室である。そんなところでアウェイの立場にある人間がホームの人間を接待する。よからぬ密談のために飲ませ、食わせ、抱かせる、つかませる舞台に利用する以外には考えられない。

 もっとも今回の出張は短期間で桜まつりに参加することらしいから都の業務としてそんなに込み入った要件を交渉する場とは考えられない。大体都にそんな国の重大な外交交渉みたいな課題があるわけはない。

 都の高級職員との打ち上げパーティをやる目的でスイートルームを使うなら犯罪である。背任横領である。 

 明細が明らかにならない、つじつま帳尻の合わない金額はなんらかの正当化できない支出で、当然にその金は舛添へのリベートという形で還流している可能性がある。憶測である。舛添が検証可能な形で支出の全容を明らかにすれば、それを精査の上発言を撤回することもありうるが。

 相手が日本に来た時にはしかるべき接待応対をすることはありうるだろう。知事公邸は広大豪華なものだというし、迎賓館というか都の接待施設でもてなすというならまだわかる。それはホーム側の礼儀でもある。アウェイで相手が要求もしていないのに見栄を張るのは田舎者として馬鹿にされるだけである。
 

舛添要一における人間の研究

2016-04-15 08:10:37 | 舛添都知事
チョン・ウリガ星雲から来た『背乗り星人』と言われている。
アンドロイドとも言われており、最近になってバッテリイが致命的に損傷して制御不能になったという情報もある。なお潜伏性の進行性麻痺が第四期に入ったという観測もある。

昔テレビの討論番組にしきりに出ていた頃の発言には平凡ながらそつのない発言だった記憶があるが、最近は素性をむき出しにしてきた様相がある。

普通日本人は親から『品位は金で買えない』と教えられるが彼の家庭ではそうは教えられなかったようである。しかし、べらぼうに高いスイートに泊まっても、ファーストクラスに乗っても、品位のある風貌や言動は獲得出来なかったようである。香港の記者に対するあの発言は世界に恥をまき散らした。

金の亡者といわれるチャイニーズでも公式の場であのような発言を世界に向ってする者はいない。質問者は唖然として二の句がつげなかった。金のかけかたと品位のアンマッチは吉本興行級である。

自民党はほかに玉がいなかったのか、とんだ人物に相乗りしたものだ。こうなった以上彼に引導を渡す責任が自民党にはある。

週刊新潮、週刊文春は舛添班を

2016-04-13 22:33:47 | 舛添都知事
今朝のフジテレビで舛添都知事の出張費用のべらぼうな額について放送していた。小倉という人かな、スイートが一泊19万円やファーストクラス搭乗なんて問題ないじゃないかと話していた。おやとおもったが、あれはほめ殺しかな、それともなにか他の下心があったのかな。

ロンドン出張で5000万円以上というので、非難や呆れるコメントが多くマスコミに出ているなかで小倉氏はどういう魂胆なのか。問題は宿泊代や飛行機代だけではない。どう足したって5000万円にはならないのではないか。その辺を都庁記者諸君には聞いて欲しかった。これでは週刊文春、週刊新潮の出番だ。かっての田中角栄の疑惑追及の時の様に社内に本格的な取材チームを編成してもらいたい。

フジテレビでは舛添が記者会見で答えている場面が出ていたが、ひどい顔をしていた。なんていうか、邪悪な田舎おやじというところだ。前歯をむきだして陰険な金壷眼で理屈にもならない反論をしていることに非常な不快感をおぼえた。本性、素性が出て来たという印象を強く受けた。

「香港の市長が日本に来てビジネスホテルに泊まったらどう見られるでしょうね」という趣旨の「反論」をしていた。そうして記者に対して「もう少し冷静になれ」という。幼稚園の児童でもこれが反論にならない低脳なものであることは分かるだろう。だれもビジネスホテルに都知事が泊まるべきだという批判をしていない、ということが分からないらしいね、舛添は。

今日の夕刊フジではロンドン市長の出張経費と比較している。来日した時の宿泊費は一泊3万5千円だったそうだ。また、航空運賃は66万円(舛添は266万円)という。

埼玉県の黒岩知事や埼玉県の上田知事の批判も載っている。

5000万円の内訳明細は週刊誌にしらべてもらおう。お土産代なんて名目で千万円単位の支出があるのではないか。また、相応のお土産を渡せば向うからも返礼せざるを得ないが、この相手からのお土産をだまって舛添のポケットに入れているかどうかも調べなければならない。

随行員の問題、石原、猪瀬前知事よりも多いそうだ。これは何を意味するか。都庁の高級職員の懐柔費と見るのが妥当だろう。ということは舛添はまだ都職員をコントロールしていないということだ。この辺の背景も探る必要がある。

それ以外にも色々調べる点があろう。それは新潮、文春の得意分野だろう。素人が思いつくよりもはるかに多くの調査ポイントがあるだろう。期待していますよ。

ドイツ外相行方不明

2016-04-12 08:34:39 | G7外相会議
ドイツ外相が捕捉不能となる事態があった。

G7外相会議で「機材のトラブル、都合でドイツ外相の到着が遅れる」と報道された。実際半日ほど遅れたようだ。こんなのは先進国の恥というか笑話だと思っていたが。

ところが実際は事前に北京に寄っていたんだね。極秘の訪問だったらしい。G7で反日的態度を取る様に強要されていた。今朝の産経一面に以下の記事がある。

『オウキ外相は8日、訪日前に北京に立ち寄ったドイツのシュタインマイヤー外相と会談した際、「一部の国が政治的な理由から、南シナ海でいざこざを引き起こし、緊張を作り出すことを認めない」』とドイツに厳命したという。

ドイツ外相は秘密裏に北京に呼びつけられたと見るべきだろう。ドイツが北京で給油しなければならないオンボロ飛行機しか持ってないということはないだろう。情けない話だ。マスコミも外相が何処にいるか捕捉できなかった。「機材の都合」だってさ。どういう経緯、やりとりが両者の間であったのか、相当時間を食ったようである。ドイツも自動車やエアバスを買ってもらうためにとんだピエロを演じた。

そこへいくと、アメリカは腐っても鯛だ。習金平がワシントン訪問に先立ってシアトルでジャンボ300機の注文してアメリカを懐柔しようとしたが、オバマ大統領に一顧だにされなかった。ドイツはオワ(り)だな。

ところでマスコミはG7でのドイツ外相の振る舞いを検証すべきでしょう。

「中国(チャイナ)4・0」は読む時に注意が必要だが

2016-04-09 07:21:56 | 東アジアの悪友
コンサルタントとかシンクタンクの研究員が一般向けに書いた本は割り引いて注意して読む必要があるものである。なぜなら、彼らは情報や分析サービスを特定の顧客(政府機関、国際機関、戦略的企業)に売ってナンボという商売であり、一般大衆向けの書籍を書く理由等ないからである。その辺を割り引いても文春新書の「チャイナ4・0」は興味深い。

まして、この著者の様にアメリカにもチャイナにも要人、言論界に人的つながりがあり直接人的取材している連中の文章はフィルターにかけて読む必要がある。そうした中ではこの本は一読の価値がある。

経済成長がうまく行くまではトウショウヘイが日本詣でまでして莫大な援助とノウハウを貰っていたのに江沢民あたりからの忘恩的態度への豹変は、昔の彼らの胡麻すりぶりを知っている人たちには理解不能の犯罪者を見ているような気がしたが、この本を読むとなるほどと参考になるところがある。

あの日本に対するニコニコ、ペコペコぶりはなんだったのか。チャイナ1.0であったのである。著者のルトワック氏によればそれはフェーズ・ワンだったのである。チャイナは2000年以降国家戦略というか世界戦略を三回替えているそうである。つまり戦略的思考の出来ないチャイニーズはいずれのフェーズも5年足らずに行き詰まり、チャイナ1・0、2・0、3・0と国家戦略をコロコロと変えて来た。そして3・0もうまく行かなくなって4・0を模索しているが、それもうまくいかなくて自爆するだろうと著者は予想している。

文春新書1063「中国4・0 暴発する中華帝国」著者エドワード・ルトワック 780円+税

ゲルマンの民族大移動

2016-04-07 07:56:43 | 国際・政治
シリア他から欧州への難民の大量流入のニュースを見ていると千数百年前の民族大移動を思い出す。

あれは、いまの中東あたりに住んでいたフン族の西方移動でゲルマン族が圧迫されたんじゃなかったかな。今回はどうなりますか。今回は欧州族の行き場がない。北かな。ロシアになだれ込むか。アフリカというわけにもいかないだろう。アフリカからも難民が逆に来ているんだから。

アメリカか。トランプ氏がいるからな。そうすると東か。どうして東に行かないのかな。決まっている、豊かじゃないからだ。しかし豊かさは絶対条件ではないだろう。要は空間があるかどうか、ではないか。東方も一考の余地ありだ。

北と東が彼らの移動する方向ではないか。