東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ゆすり屋は撃たない、8(コラム)

2013-05-31 07:44:26 | 国際・政治
よくハウツーものの本で「コラム」なんてのがある。埋め草とでも訳しますかな。

どうも刺激が強いアップが続いたので本シリーズもこのへんで一息入れて ;コラム; というわけです。

この国際・政治のカテゴリーには破天荒な夢物語もアップされているようで、下拙もひとつお許しを得て書いてみます。

1860年代でしたかな、南北戦争というのがありました。たしか5年以上続いて死者60万人以上、アメリカが対外戦争で戦ったどの戦争よりも死者が多かった内戦です。アメリカもこんな戦争をしたんですね。

これで助かったのが日本です。もし南北戦争がなく、アメリカが疲弊しきって半世紀も対外侵略の余裕が無くならなければ日本は19世紀のうちにアメリカの植民地になっていたでしょう。

ここまでは夢物語ではありません。しかし、南北戦争の影響をこのように捉える歴史家はいないようです。つまり歴史家は馬鹿だと言うことです。

さてこれからが面白いオハナシです。

徳川幕府の老中たちは密議をこらしておりました。出島のオランダ商館から詳細な情報(オランダ風説書)が幕府の元に提出され、アメリカの日本征服計画が報告されていたのです。

おりからアメリカは北部の新興工業地帯と南部の伝統的な大農場経営者たちとの対立が深刻となっておりました。これをけしかけて内戦させたらよかっぺ、と衆議一決。

南部側に軍資金が提供するのがよかろう、となった。幕府はそのころ親戚でもあった薩摩藩に相談した(NHK大河ドラマ篤姫は見ましたね)。なにしろ薩摩は琉球の密貿易で金がうなるように入ってきていた。まだ薩長連合が出来る前ですから、薩摩は佐幕です。

そこでうなるほどある薩摩の黄金と幕府の御金蔵の金をひそかに叛徒側に供給し始めた。これが南北戦争があれだけ、大規模になり5年も続いた理由です。

その後薩長連合が出来、江戸幕府は薩長に破れました。江戸城明け渡しの時に幕府の御金蔵にはなにも残っていなかったそうです。これは史実。

不思議なのは薩摩がその金の行方を本気になって追求しなかったことです。薩摩は知っていたからですね。

昔の人の戦略眼はすごい。南北戦争で疲弊したアメリカは半世紀以上日本に手を出す余裕が無くなったのですから。

&: 昔の人はうまいことを言いましたな。「星日ともに天を戴かず」

星条旗と日章旗は同じ空の下では両立しない、という意味です。もっとも、これは時差のことだという説もあります。








ゆすり屋は撃たない、7

2013-05-30 08:58:59 | 国際・政治
さて、1980年代の終わりに発症した中韓型「歴史認識」癌は有効な治療が出来ないまま増殖を続けている。

日本側の対策がことごとく、間違いであったからである。政府、外務省、族議員、対米問題、安全保障の専門家を自称する人間にまともな対策がたてられなかった故である。

昨日はたまたま日高くんが夕刊フジにひどい文章を寄せていたので演習に使ったが、安全保障の専門家の無能、背信を論ずるならまずこの人だろう。年配で長老格だし、マスコミにもよくでる。名前は岡崎なにがしという。

彼の認識はまずこんなものである。「アングロサクソンとうまくやっている間は大丈夫だ」

アングロサクソンというのは、日英同盟時代のイギリスと現在のアメリカをいうらしい。彼は外務省の吏員だったころ、税金を使ってケンブリッジだかどこかに留学している。それがこんなレベルの認識である。

なるほど日英同盟は優れた外交であったし、地政学的に必然性があった。その日英同盟は大正末年に延長されなかった。アメリカの妨害工作が成功したのである。日本を攻撃してもイギリスから反撃されないようにするためである。

言うまでもないが、現在日米同盟は必須であり、我が国に安全保障体制のかなめである。そんなことは言われなくても分かっておる。

第二次大戦後の東西冷戦が日米同盟を必要とした。冷戦は1980年代末に終わっている。いつまでも日米同盟がかってのように、有効であることはあり得ない。アメリカのアジア政策は日本もシナも、というものだ。1850年以来かわらない。

いまではシナも韓国も日本も、になっている。この地域で紛争が起これば、よくてアメリカの態度は中立である。
だから、なにがなんでも、アメリカの機嫌を損ねないようにご無理ご尤もを旨とすべきというのが岡崎をはじめ安全保障問題の専門家の意見である。

いまやアメリカにとって、ペリー来航以来再びチャンスが巡ってきた。日本には第二の神風が吹いた。南北戦争である。数年間にわたって62万人の死者を出した内戦である。アメリカの対外侵略は50年遅れた。19世紀の末から20世紀の初めにかけてアメリカは遅れを取り戻すために、やたらに侵略をはじめた。無防備のホノルル王族を拉致監禁して自分のものにした。

スペインに戦争をしかけて、パナマをとり、グアム、フィリピンを奪った。さて、次は日本だ。とみるとアメリカが南北戦争で疲弊している間に日本は清国を破り、ロシアを破り大陸に影響圏を拡大して、軍事強国になっている。しかも日英軍事同盟だ。へたにちょっかいを出すとイギリスからも反撃される。

まず日英同盟を延長しないようにイギリスに工作し成功した。それから十数年をかけてじっくりと、日本を挑発してルーズベルトはうまく日本をはめて戦争に持ち込んだ。その戦争にもようやく勝ち、さて日本次はシナの略取だとほくそ笑んだ時にシナに共産党政権樹立、ソ連、シナ、東欧との東西冷戦がはじまった。

朝鮮戦争は勃発するし、ベトナム、マレイシア、フィリピンでは共産党政権が樹立、あるいは共産ゲリラが勢力を伸ばす。

そうなると、出城として日本は重要となった。これが日米安保だよ。今の状況はまったく違う。行きがかり上、政策の大転換が出来ないだけの危うい状況である。

こういう状況に警鐘をならし、未来の外交政策を提言するのが安全保障の専門家だろうが。




ゆすり屋は撃たない、6-4

2013-05-29 23:06:29 | 国際・政治
もう一つ思い出した。インターネットで確認した上で書いている。

昨年7月国務省の非公開会議でヒラリー・クリキントキが従軍慰安婦の表現を、従来のcomfort women から
sex slaves にかえるように命令したという記事が流れた。国務省は否定も肯定もしなかった。

当時の玄葉外務大臣はもし本当なら抗議するといっていたが、どうなったか。

いかにも扇情週刊誌の見出しそのもののオドロオドロしい性奴隷という表現に国務長官の指示で変更されたなら、行政府の最高レベルが積極的に云々していたことになる。

ハドソン研究所の所長は国会で口にすべきことではないと言っているそうだが、国務長官(外務大臣)なら自らあれこれ指示してもいいとでも言うのか。

当時アメリカの新聞で大きく取り上げていた問題だからシンクタンクの所長が知らないとはしらを切れまい。ハドソン研究所って何なの。

前のアップで指摘したように米国議会でもさんざんこねくりまわされているんだけどね。それとも国会というのは日本の国会のことかな。アメリカの議会は日本の議会と違って紳士がいないから話してもいいが、紳士ばかりの日本の国会で話してはいけないということか。

もっとも、安倍首相は野党の質問にむりやり答えさせられて出来るだけ簡潔に答えているがね。その野党質問はあきらかに中韓の指示に基づいて行われたものである。あるいは中韓ご主人様の意向を忖度して召使いの野党が質問したと言い換えてもいい。

&: アメリカ人は自分たちでは、下品で紳士が口にすべきでないことを、ゆすり屋の口車に乗って政治の最高レベルで散々丁々しているのに、日本の国会で、売国野党の誘導質問に、やむを得ず、出来るだけ言葉すくなに首相が答弁していることを、いけないというのか。とんでもない言論抑圧ではないか。

違うかね。なぜこんな態度が採れるのか。核を持ち強力な軍隊をもって定期的に演習をかねて他国に侵入しているアメリカだから出来るというなら、日本もいわゆる「まともな国」になろうという人たちが増えてきたらどうするね。

日高くんは率先してこういう指摘をする立場にいる人間である。しっかりしろよ。

もっとも、衆参両院の議長は野党のこうした質問を禁止すべきかもしれない。




想像力は身の丈を越えない

2013-05-29 21:03:14 | 国際・政治
韓国軍、アメリカ軍の従軍慰安婦のことを取り上げた記事があった。北朝鮮女性兵士、女性ゲリラ、韓国内で北のスパイと疑われた女性が強制連行されて慰安婦にさせられたという。

常々、思っていることだが、想像力は身の丈を超えない、あるいは自分の性向に合わせて想像力は鋳造されるということだ。

自分たちがこうしているから、相手もこうするだろうと考える。相手がそうしたと言っても通用すると考えるようだ。

韓国内、あるいは中国内にある抗日記念館では戦時中の日本軍の残虐行為だとして、蝋人形などを使って、正視に耐えないような展示物を作っているらしい。彼らの身の丈にあわせた想像力の産物であろう。

とても日本から修学旅行に生徒を連れて行ってみせられるようなものではないが、民族性を研究する者にとっては参考になるだろう。

実際、日本から修学旅行生をそういうところに連れて行く学校があるらしい。信じられない感覚である。





ゆすり屋は撃たない、6-3

2013-05-29 20:41:50 | 国際・政治
ひとつ書き忘れたが、日本が小さな国をいじめているというが、小さな国をいじめるのはアメリが常にやっていることではないのか。

最近の例をとっても、パナマに侵攻し国家元首を拉致してアメリカの監獄に入れる、為政者が気に入らないと言って。
グラナダ侵攻もそうだ。歴史的に見れば無数といっていいほどだ。それでアメリカの国土はなりたっている。よくあんな説教ができるものだと呆れる。

ハワイの強奪もそうだし、最近でも証拠もないのにイラクに侵攻して大殺戮を行っている。あれは口実なんかどうでもよかったらしい。フセイン大統領がブッシュの顔写真も地面において皆で踏みつけたのを怒ったという、呆れたような理由らしいな。

そんなことを言えば、日本は何かと言うと国旗を焼くシナ、韓国に毎年侵攻しなければならなくなる。アメリカン・スタンダードでいけば。本当はそれが正しいのかも知れないね。




ゆすり屋は撃たない、6-2

2013-05-29 20:28:32 | 国際・政治
日高氏の文章であるが、日本の韓国政策がアメリカで評判が良くない理由の二番目は

「『慰安婦問題は国会という場で言及する問題ではない』と米国人が思っていることだ。米国も似たような施設を作っていたことは大勢の人が知っている。恥ずべきではあるが、あえて口にするべき問題ではないと考えているので、日本の政治家があれこれ弁明するのを見苦しいと思っている」

まことにごもっともな意見だ。そうこなくてはいけない。アメリカがこの立派なコメントと相反することを行動でしていなければ、であるが。

こんな下ねたは公の場で口にするものではない、するのはチョンチャン、ヤクザくらいのものだ。しかし、アメリカは議会で慰安婦決議を可決しているね。最近では議会の公聴会でこの問題を取り上げている。アメリカの韓国代理人のシェーファーなどが勝手なことをまくしたてたことは報道されている。

また、議会の調査委員会で韓国作文の調査書をまとめて公表している。あれが法的拘束力がないといっても、アメリカの議員活動の参考に配布されているものだろう。議会活動そのものだ。マスコミもそれを信じ込んで報道している。

冒頭の立派なコメントは恥ずかしくてアメリカ人には言えない筈だ。日高氏も日米問題をフォローしているのが仕事だろうから上に指摘したアメリカ議会の活動を知っている筈で、彼が話を聞いたその場で相手に指摘するべきだろう。

それとも、日高氏の英語力では表現できなかったのか。日高氏の対談相手はハドソン研究所の所長だそうだから、そんなことを言ったら自分が首になると思ったのかな。

橋下氏が決死の問題提起をしてアメリカに火の粉が飛んできたから、自国の前歴を棚に上げて、冒頭のような奇麗ごとを言ったとすれば、アメリカ国民は唾棄すべき存在ということになる。






ゆすり屋は撃たない、6-1

2013-05-29 20:06:44 | 国際・政治
三宅さんの発言の問題点をやろうと思っていたが、いい演習の事例が夕刊フジに出ていたので、そっちを先にする。

日高義樹氏の連載コラムに「世界を斬る」というのがある。きょうは「米国が対韓で日本に冷たい理由」というのである。

日高氏は私がこれから何回かにわたって書こうと思っている対米チャネルの一人で、NHKの記者から現在はハドソン研究所主席研究員とあるから、ま、このシリーズで取り上げてもよかろう。日高さん、あしからず。

ひどい文章で、それだけ演習には最適ということもある。

日高氏によると、アメリカでの安倍首相の経済政策は評判が大変高いという。それにくらべて韓国政策の評価は低いというのだな。その理由は二つあるそうで、

一つ目は「世界の一流国である日本が、かっては日本の植民地だった小さな国の韓国をいじめているように映るからである」という。どうも突拍子もないコメントだが、日高氏のあいかたは英語でなんと言ったのかな。誤訳じゃなければとても信じがたい「浮世離れ」した見方だ。

植民地だった、日本にくらべれば吹けば飛ぶような小さな国云々はよろしい。

しかし、しかけているのは韓国だよ。日本はいじめているのではない。いじめるほど韓国に力があるかどうかは別にして、アメリカまで巻き込んで日本に難癖をつけているのは韓国だよ。日本は政府をはじめ橋下市長も弁解に終始しているのだよ。あわれに見えてもいじめているとみるヤツがいるのは驚きだ。

つづく





ゆすり屋は撃たない、5

2013-05-29 09:15:56 | 国際・政治
ここで、ひきこみ役のことを触れておくのが時宜を得たことかもしれない。

再就職に成功した進歩的文化人といいますかね。

東西冷戦時代には彼らはアメリカを批判していればオマンマが食えた。そこに冷戦終結だ。
困った、困った。

テレビの時代劇を見ると押し込みに入る家の雇い人のなかに、盗賊の内通者がいる。引き込み役というらしい。
冷戦後その仕事をしたのが、『良心的マスコミ』、『進歩的文化人』である。

冷戦終結で彼らは職を失った。彼らの雇い主は冷戦時代にはソ連とシナであった。
歴史認識問題ではシナが彼らの雇い主となり、韓国がこれに加わった。

日本と中韓は永遠に交わることのあり得ない二つの『声』である。進歩的文化人はめしに食いはぐれることが
なくなった。めでたし、めでたし。




ゆすり屋は撃たない、4

2013-05-28 21:20:35 | 国際・政治
冷戦終結、日本のバブル崩壊で従来のように金を日本からせびり取れなくなった中韓は、歴史教科書問題での揺さぶりによる効果に味を占めて路線変更だ。

国交樹立時に賠償請求権を放棄するとかっこのいい見栄を切った中国が、日本が援助しなくなると、援助は実は賠償で未来永劫続くなどと最初は日本を脅かしていたが、効果がないと分かると、歴史認識問題で強請をかけるようになった。歴史教科書問題で、意外に効果があることを偶然に学習した。

韓国もさっそく尻馬に乗って、日韓基本条約で賠償問題は解決としていたのに、従軍慰安婦問題は別腹だと、無茶苦茶を言い出した。

最近にいたってはパククネまでが被害者の恨みは千年経っても続く、と狂気としか思えないことを平気で公言する。韓国のなかで同じ議論をする火病患者は前から多かったが、大統領がこういうことをいうようになっては国全体の完全ヤクザ化である。

つまり、1990年代にゆすり屋中韓という癌ウィールスが増殖しだしたのである。癌治療がその後ことごとく失敗している。日本政府、外交官僚がヤブ医者すぎたのである。

テレビに時々顔をだす元外務省官僚の三宅なにがしという男がいる。この前の日曜日のフジテレビだったか、韓国は従軍慰安婦問題を解決する気はないから、云々といっていた。

云々にしたのは彼の発言を注意して、かつ全部聞いていたわけではないので、三宅氏の意見を取り違えていると迷惑だろうと思った訳だ。

云々以下はこう理解したのだがね。韓国は解決する気がない、解決しては困る、未来永劫ゆするつもりだから解決してゆすりのタネが無くなっては困る、とね。まったく同感である。外務省官僚もたまには、そして部分的にはいいこと言う。

こういうのを moving the goal post というそうである。相手のゴールがそこだと思ってボールを蹴り入れると、相手が勝手にゴールを動かして、今のはゴールじゃないというわけだ。そういう相手なんだよ。

だから三宅さんのいうように、日本も解決しようなどと、しなくてもいいということらしい。同感だ。
だけどその後の発言がいけなかった。 以下次号








ゆすり屋は撃たない、3

2013-05-28 11:04:46 | 国際・政治
Blackmailers Don't Shoot も三回目である。

1988年、ベルリンの壁は崩壊した。冷戦が終わった。こういう時には真っ先に新しい仕組みを作った方が勝ちである。

間の悪いことに、時期を同じくして自民党政治家の著しい劣化が始まった。ぼんやり眺めていたのだね。アメリカが新しい仕組みをつくってくれると思っていたのだ。馬鹿なやつだ。作ってくれても日本のために作る筈が無い。

経済的には日本は高度成長の最終段階とも言うべきバブルに湧いていた。日本のGNPでアメリカの国土の二倍が買えると浮かれていた。

90年代はアメリカが本気で日本をつぶしにかかった時期である。おりあしく民主党政権が二期続いた。民主党時代に日本はアメリカの謀略で戦争に引き込まれた。そして民主党政権時代にアメリカは原爆を落とした。いずれも民主党大統領ルーズベルトの時代である。

90年代はクリキントキ大統領が二期続けた。経済的に日本を弱化するのがアメリカの国をあげての目標であった。脅迫的な通商交渉が連続した。礼儀もなにもない通商交渉をテレビで毎日見せられたから憶えているだろう。

先に自民党政治家の劣化を指摘したが、とうとう自民党は政権を奪われ細川連立政権、あげくのはては
あろうことか社会党と自民党が連立した村山政権だ。アメリカにとことん吸い尽くされるのは当然である。

もう一つ忘れてはならないのか、シナに江沢民政権が成立し10年続いたことだ。ほぼアメリカのクリキントキ政権と重なる。間の悪いことだ。江沢民は政権をとると真っ先にアメリカに飛んだ。途中ホノルルで演説して『我々はともに第二次大戦で日本と戦った血の結盟であった』とやらかしたことである。江沢民がこれから10年間アメリカと組んで日本に何を企んでいたのは明白である。

私は早くからこの危険な動きに警鐘を鳴らし続けたが、日本の政治家でピンと来たのは一人もいなかったらしい。

そして、とうとう、バブルがはじけた。日本にはジャブジャブ中韓に金をばらまく余裕はない。もう大人になったんだから、自分でやってくれ、といった。

こういう時期にヤクザは牙をむくのだな。

歴史問題などは、記憶がなまなましく、未解決の問題があるなら、終戦後直ちに解決しなければならない問題なのに、戦後50年たってヤクザの強請のタネになったのはこういう理由があるのである。

すこし、冷静に考えれば、何で今頃ゆすられるのかな、と不審に思うべきところを、口汚く当たりかまわず喚き散らされると慌てふためくのが日本人である。純真な点は中韓よりはるかにましだが、もうすこし毅然と対応すべきであろう。

次回は親米、知米代理人が主張する対策が事態を悪化させた元凶であることを述べる。