NHKがもたもたしているので新生NHKのために契約書の見本を作りました。ボランタリー・ベースで無料です。
まず、しっかりした契約書に基づいて視聴者と納得ずくの契約を結ばなければなりません。なにがなんだか分からないうちにあんたは契約したんだから、と一方的に高額の請求書を送るようなことをしてはいけません。それは詐欺商法ですよ。リフォーム詐欺みたいなことをしてはいけません。公共放送ですからね。勿論NHKの論法ではすでに契約していることになっている所帯にも最初から出直して納得してもらうことが大事です。あたらしく契約してもらうべきです。
高齢化社会に向かうにあたり契約書の活字はお年寄りでも楽に読めるように20ポイント以上の活字にする必要があるでしょう。銀行で口座を開いて通帳をもらうと目のいい人でも読めないような細かい活字で約款が印刷してありますが、いやしくも公共放送という気高い使命を持つNHKが知らない間に相手が読んで了解したことにしてしまうような薄汚い手を使うべきではありません。
選択と多様性の時代です。料金プランのオプションはきめ細かに設定すべきでしょう。公共放送のみを受信するコースを作るべきです。どうしても免許を維持したいのならそのコースをミニマムの条件として法律で規定するようにしたらよいでしょう。
その場合、料金設定が妥当であることを示すために、ただしいコスト計算書を示すべきでしょう。その原価計算書は権威のある監査法人のチェックを経たものでなければなりません。ライブドアの監査法人みたいなのはだめですよ。国会で郵政族議員とこそこそと決めてすり抜ける今までのやり方を改めて視聴者全員から承認を得るようにしなければなりません。
その場合、なにが公共放送かということで個別の契約者と明確な合意に達することが大切です。公共料金のコストを原価計算にもとづいて視聴者が負担するとすれば、料金は現在の百分の一にもなるでしょうか。いずれにせよ、数字を出すことが大切です。
NHKのど自慢とか、大河ドラマとか、紅白歌合戦とか、どうしようもないマンネリ番組を見たい人もいるでしょう。その人たちからはしかるべき負担を求めなさい。
以上の用件を満たせる契約書をもって根気よく各家庭をまわるべきでしょう。もちろん契約を法律で強要しようとしてはいけませんよ。契約は各人の自由意志を犯してはなりません。さあ、早速契約書のたたき案を作ってみましょう。