東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

相撲協会の改革は全相撲記者の追放から始めよ

2018-09-29 10:43:37 | 大相撲

 今ワイドショーに相撲記者と称して出ている人間はすべて協会のスポークスマンである。それがすべての相撲記者や相撲評論家に言えるのだから恐ろしい笑劇である。相撲記者50年とか取材歴50年とか紹介されているのは相撲協会の太鼓持ちを50年やっていたということだ。

  協会の権力者の意志、意向を代弁しているに過ぎない。取材記者ではない。これは二方面から説明すべきである。まず記者側から、もちろん彼らが大馬鹿で協会の力士あがりにくすぐられて踊らされている。

 協会側から見ると、相撲取りと言うのは現役時代から(後援者)タニマチの機嫌を取ることがうまい。相撲取りはかっては男芸者と言われていた。今でも言われているかもしれない。実態は変わっていないのだから。つまり接待とかよいしょとかくすぐりはめっぽう上手である。そうしてタニマチからいただいたご祝儀が積もり積もって年寄株を買う金になる。そういうのが下手な力士もいる。そういう力士は引退しても年寄株を買う資金がないから協会に残れないのである。つまり正直者、一刻ものは協会にのこれない。

  もちろんめっぽう強い横綱などはタニマチのご祝儀が少なくても懸賞金があるから年寄になれる。また、成績抜群なら一代年寄という道もある。

  今の協会にも何人かいるが三役の経験もないのに理事になっているのがいる。そして理事のほとんどがせいぜい現役時代の地位は関脇、小結あたりである。つまりよいしょ一途で来た連中である。バカな記者をたぶらかして手なずけるのはお茶の子さいさいである。関脇や小結では懸賞金などほとんどないのに年寄になれるのは、男芸者でご祝儀を稼いだからである。

  こうした相撲協会に飼われているのが相撲記者という人種である。相撲協会に擽られて協会の御用を務める代弁者に成り下がる。彼らが受ける接待供応は罪にはならないのかな。少なくともマスコミ各社の服務規定には違反するのではないか。

ほかのスポーツの世界では見られない奇妙な状況である。テレビの視聴者はこういう連中の意見しか聞けないから貴乃花もよくないのかな、と思ってしまう。マスコミ各社は今の記者を全員首にせよ。そして相撲担当にはくすぐられて転ぶような軟弱な連中ではなくて根性のしっかりした若手記者を配属せよ。

  ちなみに特に地方場所に多いが勝ち越すとご祝儀集めに連日タニマチ(後援者)のお座敷に出て連夜接待に精を出す力士がある。こういう連中は勝ち越したとたんに連敗するからすぐわかる。

 


阿武松ユダの末路

2018-09-28 10:14:25 | 大相撲

 だんだん貴乃花親方がキリストに見えてきた。ユダは阿武松親方だろう。ほとんど無名無力の彼が一門を引き継いだ経緯にもあっけにとられた。そして最近の彼の人相の悪いこと、けわしいこと。以前の彼とは全く別人である。彼の末路は悲しい。彼を操っているのは尾車、春日野それから平幕で一度優勝した名前は忘れたが男、たちであろう。もちろん操るのは八角理事長。もっとも彼は完全なでくの坊で彼も操られているかも。森は動くか。


貴乃花親方へのパワハラ

2018-09-25 18:54:54 | 大相撲

 今夕のテレビ記者会見の質疑応答を聞いていたが、これはあからさまなパワハラだ。パワハラは親告罪というわけでもないだろう。またスポーツ庁は当事者、民間からの告発がなければ動けないということはあるまい。スポーツ庁はパワハラの調査を開始すべきだ。

  貴乃花親方は告発状を取り下げている。大変な譲歩ではないか。それをその内容が事実無根であったと言えというのだろう。陰湿、明白なパワハラである。誇り高い貴乃花親方が自分を貶めるようなパワハラ告発はしないだろう。しかし、頻発するスポーツ界のパワハラに打つ手がない無策なスポーツ庁は名誉回復の機会が来た。本問題を改めて調査すべきである。

  今回の陰湿なパワハラ当事者はテレビの相撲解説に出てくる親方たちだろうが、テレビ解説ではもっともらしいことを言っているが、やることはやくざと変わりない。悪質なこと、陰湿なこと、礼儀をわきまえないことはフロント企業の一見口当たりのいいやくざと変わりがない。

 ++ 26日追加:相撲協会の選んだメンバーによる調査委員会で「貴乃花親方の告発は事実無根」との結論が出ていたというが、このニュース憶えていないな。マスコミに発表したのか。調査委員会は弁護士も入っていたというが、なぜ世間に結論を公表しないのか。スポーツ庁には報告をしたのか。

今朝大乃国親方(名前自信なし)の記者会見の映像を見たが、相撲協会お抱えの調査委員会があったのか、なかったのかはっきりしない。貴乃花の言うような結論があったのか。あったとすれば貴乃花に結論を伝達したのか。あるいはそれに基づいて昨日の貴乃花の会見にあったような圧力をかけたのか。ま、これはマスコミが明らかにすべき課題だろう。今日のモーニングショーが楽しみだ。あてにしていないけどね。

スポーツ庁長官というの、ありゃだめだね。

 


プーチンの思惑

2018-09-14 08:50:16 | 東アジアの悪友

 ウラジオストックでプーチンが突然平和条約を締結してそれから懸案を解決しようと言って話題を賑わしている。どういう意図があるかとマスコミは騒いでいる。単純なことじゃないかな。

  ロシアにとっては極東に限って言えば、日本と中国は仲が良くないほうがいい。投資なども誘い込める。そこにするつもりなどない四島返還をほのめかせばいい。ところが今度の会議には習もでていたが、どうも日本と中国の関係は改善の方向が出てきたらしい。ロシアの諜報機関もそう把握したとする。そうすると、する気もない四島返還をちらつかせて安倍をたぶらかし融資投資をさせるという手も使えない。日本も簡単にはこれまでのやり口では通用しなくなる。この辺のあせりから出た発言だろう。


安倍晋三のゴロツキ流血判書

2018-09-04 08:07:00 | 政治(内政、外交、軍事)

 首相が出身派閥を含め支持を表明している派閥の議員全員に誓約書を出させたという。アベのアイデアか、おそらく取り巻くごろつき恫喝屋の提案だろう。安倍は即座に名案だと言ったに相違ない。いずれにせよ「よきにはからえ」とごろつきにお墨付きを与えたわけである。

  少数派が必死の思いで血判状まがいのものを同志の間で取り交わすことはままあるが、権力派が血判状を求めるなど、史上の歴史でも初めてではないか。ごろつきしか思いつかない品位のない愚連隊流である。体操協会の塚原夫妻もまっさおなパワハラである。

  安倍一派は良識ある国民がどのように不快な思いを抱き、あきれて失笑するのか想像する能力すらないらしい。安倍は政策ではもっともらしいことを言うが実績は何一つとしてない。自分の権力基盤をごろつき恫喝屋と忖度茶坊主で固めたことだけがこの五年間の唯一の実績だろう。

 それにしても、国民の選良たる議員諸君は、これを侮辱と受け取る良識も気概も失くしたのだろうか。

  つまり国民は政策だけで政治家を選んではいけないということだ。人間性を確かめるべきである。ひねこびた欲望を持つ人間は排除しなければならない。ヒトラーはいいことを言ったんだよ。だから圧倒的な支持を得た。そして大部分の知識人の支持を得た。哲学者ハイデガーはマケドニア王アレクサンドロス大王の家庭教師だったアリストテレスの役割を自分に一度は擬したのである。しかし、やがてゴロツキばかりがヒトラーの周りに集まった。ハイデガーはナチスに入党し若くしてフライブルグ大学の総長になったが、政争に敗れ一年で総長を辞めさせられたのである。

 

 


真珠湾は歴史の鏡である、とトランプは言った

2018-09-02 06:27:37 | 東アジアの悪友

 トランプ大統領が言ったという真珠湾をわすれないとは、どういう意味か。

  今日のニュースで安部首相がトランプ大統領とのあいだでこの話はなかったと否定したからこの話は一応(あるいは半応)終わったが、前から疑問に思ったことを書いておこう。実際にはこういうやり取りがあったとして、どういう文脈で出てきたかとうことが大事だ。

 トラ ンプがいくらぼけていても日米の貿易交渉に関連して、言われているような意味でこのような発言をするとは考えにくい。

  安部さんと大統領の間の話題と言えば、まず中国問題と北朝鮮問題だ。ぎりぎりと両国を追い詰めると窮鼠猫を噛むような、つまり真珠湾攻撃のような奇襲攻撃を受けるかもしれないが、かっての真珠湾のようにむざむざ攻撃させることは無い。という意味じゃないかな。ちゃんと準備して待っている、あるいは危険な兆候があれば両国に先制攻撃をするという意味で話したと考えるほうが分かりやすい。

  日本も当然奇襲攻撃の対象になるが、どうだろうと安部首相が持ち掛けたところ大統領が真珠湾の轍は踏まない(忘れていない)と返事をしたのではないか。