東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

三行ブログ:ドイツと引き分け

2006-05-31 21:27:28 | スポーツ

ああいう試合なんだよ。興奮させるのは。決めるのは素早い個人技。力強いドリブルだ。失点はいずれもフリーキックから。高さ云々もあるが、FKを取られることが問題。もっともサッカーの審判というのは恣意性の典型で、FKはすべて反則の判定をどうとるかだからね。今朝の審判のバイアスはどうだったかな。ま、ペナルティ・キックを取られなかったことでよしとするか。


三行ブログ:あれは痴話喧嘩だ

2006-05-31 21:13:42 | 社会・経済

イタリア画家の絵を盗作したとかいう話題だが、あれは痴話喧嘩じゃないのかな。そうじゃないと随分変な話だ。昔一緒に絵を書いていたとかいうが、一緒に住んでいたんじゃないの。テレビのコメンテーターに同名で同じ嗜好?の人がいるじゃない。オスギさんとかいったかな。彼女?に話題を振ってみたいね。

以上が三行ブログ、スペースに制約があるために短くて何のことを言っているのか分からないというカマトト娘のための若干の補足が以下。

最近は日本人も豊かになったが、昔は海外で暮らす人はパトロンを持っている人が多かった。女性ならパトロンということになる。男性ならパトロネスを探す。男性の場合はパトロンでもいいというなら機会が広がる。ひげの薄い日本人は需要が多いという。中東なんかの駐在員は無理にでもひげを伸ばしていく。さもないとやられてしまう。イタリアも半分中東みたいなところだ。

とくに芸能、芸術関係に多いね。これは国内でも多い。かって歌謡曲の作曲家のK先生なんかはパトロンとして有名だった。そんな昔の甘い口約束をめぐるトラブル、双方の行き違いじゃないかな。マスコミの諸君は調べてみたらいい。こんなことが書けるのもマイナーなブログだからだろうね。

それはそうと、あの人を芸術選奨に強力に押した人物がいるというが、だれだろう。マスコミも報道してほしい。


三行ブログ:外部の人間を呼ぶのは禁治産者

2006-05-30 20:19:15 | 社会・経済

社会保険庁が勝手に年金を免除して徴収率を取り繕った。川崎大臣が外部の人間を入れて調査するという。この手の事案が発生すると、安易に『外部の有識者に諮問して』てなことを皆いう。自分が禁治産者であることを白状しているのが分からないのか。

何のために大臣を拝命しているのか、何のために『身分保障』のある高級官僚のオマンマを頂戴しているのか。調査するのは自分の責務ではないか。妙な風潮だ。外部を入れるというと客観的で厳正な印象を国民に与えると期待している。国民をずいぶん愚弄している。楽をして、責任を転嫁し、ガス抜きをするというずるがしこいやつらだ。

行政、立法から一切の有識者諮問、外部調査を排除せよ。あるいはその費用は自分たちのオマンマ代から削れ。そして、結果については明確に、潔く責任を取れ。


仮面の告白

2006-05-30 08:01:24 | 社会・経済

やしゃごの女子高生の読書傾向を監督するのがわたしの役目である。先日娘の机の上に「仮面の告白」という本が置いてあった。怪しい本だと取り上げると著者は三島由紀夫だ。ますますいかんと顔をしかめてパラパラとページをめくる。

見たことのない妙な言葉が目に入った。「屎尿処理人」、なんだこれは。「糞尿汲み取り人」だったかな。ぎょっとして視線のピントを合わせて、あらためて見ると汚わい屋のことらしい。どこかの「言葉のゆすり屋」を恐れてわざわざ注をいれたらしい。それとも汚わい屋といっても現代の娘にはわからんのか。言い換えてかえって生々しくカラフルになった感じだ。

いくらハイカラな三島由紀夫でもこんな言葉は使わないだろう。後で編集者が***の襲撃を恐れて注を入れたものと思われる。汚わい屋が市役所のヴァキューム・カーになり、それも水洗便所に取って代わられて久しい。化学肥料になって米にカオリがなくなったわけだ。

最近は、汚わい屋というと医者を連想するようになった。肉体の壊れ物、汚れ物、排泄物を扱う。また「不浄役人」を思う。不浄役人といっても最近テレビのワイドショーで話題を賑わす貪官汚吏のたぐいではない。江戸時代には司法労働者を不浄役人といった。不浄者を扱うからであろう。


三行ブログ:IT捜査はアメリカの指導の下で

2006-05-28 22:14:19 | インポート

昨年の六本木ヒルのホリエモン・ガサ入れはアメリカの技術指導のもとに行われたと期待した。日本にはITネットワーク上にある証拠を収拾分析する能力はないと思っていたからである。しかし、独自にやったらしい。少年の意気や壮とすべきである。しかし、能力のないことをやっては駄目だ。


三行ブログ:行司は刀を差している

2006-05-28 22:01:06 | インポート

行司差し違えの場合、その場で腹を切るためのものだったという。今でも形だけは残っている。ホリエモンはせいぜい執行猶予という観測が専らであったが、最近の状況を見ると無罪になる可能性も出てきた。マスコミを操って世間や株式市場に混乱を与えた捜査の責任は重大だ。町奉行は江戸時代なら軽くて閉門蟄居、まあ切腹だろう。検察はドスをのんで事にあたっているかな。


三行ブログ:示談共通教材の作成

2006-05-25 20:39:43 | 社会・経済

弁護士、警察、外務省は共同でシナ、半島との交渉マニュアルの作成を急ぐべきである。

契約、条約、示談の無視、倫理的に優位に立つように暗示をかけて終生たかる習性に適切、厳正過酷に対処するために、外務省は経験豊富な弁護士、警察の指導をあおぎマニュアルの整備をはかるべきである。マニュアルは全省庁の常備操典とすべきであり、義務教育の必須教材とすべきである。


三行ブログ:小泉政権の成績通知簿

2006-05-22 11:19:55 | 社会・経済

殊勲甲: 橋本派をはじめとする売国的容中派を排斥したこと

殊勲甲マイナス: 靖国問題、言葉による態度発信が不適切、不明確で弱々しい。

殊勲乙: 拉致問題 結果殊勲(政治家に結果責任のように結果殊勲があれば)

殊勲乙マイナス: 各種民営化 見かけだけで詰めがあまく混乱をまねき、病状を潜在化、悪化させた気味あり。

殊勲丙: 5年も権力の座にありながら官僚を手の内に入れていない。その結果、政官業の癒着はかえって進行している。


雅山の繰上げ優勝へ

2006-05-21 19:51:30 | スポーツ

前のブログでも書いたとおり、白鵬は失格、降格ものだ。いくつか補足しておく。優勝決定戦はこれからしばらく繰り返してテレビでリプレイされるだろう。そそかっしい視聴者のために補足しておく。

最後の仕切りで白鵬はタオルを使っている、と抗議をされそうだ。よく見ると顔を一撫でしただけ。雅山のツッパリが入る喉から胸にかけては水溜りが出来ている。立会いでは雅山のツッパリが横に滑っている。大体白鵬は汗をかかない方だ。本割りのバルト戦のビデオを見るとタオルは使っていないが、全然汗をかいていない。

係りから入場をうながされても、支度部屋を出ないでぐずぐず体を動かしていたことは書いたが支度部屋を出る前に風呂場に駆け込んでドアを閉めてテレビに映らないようにしていた。なかで駄目押しに発汗促進剤を服用したのではないか。唐辛子の汁とか。

これほど、勝ちにこだわるのは面子や名誉欲だけか。相撲賭博というのがあるが、これが国際的になっているのではないか。友人から聞いた話だが、パチンコ屋にたむろする不法滞在のシナ人がテレビを見ながら掛け金の行方に一喜一憂しているそうだ。そんなちまちました小金バクチではなくてドでかい規模の組織がやっているのがあるのではないか。

相撲協会が目をつぶっているのはその辺の理由があるのだろうか。日本の力士がだらしない間はモンゴルから輸入するのも手だったろうが、いい欧州勢が育ってきた。興行的には欧州勢中心でも十分やっていけるようになった。腐敗を助長するような勢力は整理にはいったほうがいいかもしれない。欧州勢のほうが見ていても気持ちがいい。聞くところによると、欧州からの入門希望者は断りきれないほど多いそうだ。リクルート可能ならモンゴルから欧州勢に切り替え時かもしれない。


白鵬の優勝は無効にせよ

2006-05-21 18:50:34 | スポーツ

白鵬の千秋楽の二試合には失望した。昨年琴欧州と朝青龍が優勝を争った相撲について『朝青龍の汗』という文章をブログに書いた。本文の末尾に採録しておく。二度目である。これは明らかに意図的な八百長、不正試合である。行司なり、四人もいる審判は注意しなければならない。

制限時間が来たら上体に発汗のある力士にはタオルで汗を拭くように注意しなければならない。制限時間前にたつこともあるから、仕切りの途中でも発汗が甚だしい場合は途中でもタオルで拭くように注意しなければならない。ボクシングでもレスリングでも発汗にはレフリーが注意してタオルを使うように命じている。公正な試合のためである。

モンゴルやトルコのレスリングでは体に油を塗ってやるらしい。それはそれでいい。技や戦い方もそれに合わせて発達してきた一つの体系だからだ。だから最初から組んだまま試合を始める。しかし、相撲では汗で手や体が滑れば意味をなさなくなる技が多い。雅山が得意とするツッパリ、のどに両手を当てて突き立てる戦法は全く通用しなくなる。ぶちかまし、かち上げ、おっつけなどは効果がなくなるだろう。ぶつかり合ったとたんに手や体が滑って横向きになってしまう。そして相撲の面白さはこのような技を交換する立会いの妙にあるのではないか。

白鵬と雅山の優勝決定戦のビデオを見れば分かるが、白鵬の喉から胸は大量に発汗している。これでは雅山が昨日のバルトや本日の朝赤龍にみせた威力のある突きはできない。今日の試合も喉ツッパリの効果がなくすぐに組みとめられてしまった。それにしてもその後雅山はよくがんばった。よほど調子がよかったのだろう。

末尾に採録した『朝青龍の汗』でも書いたが、昨年の朝青龍も今日の白鵬も支度部屋で異常とも思える過度のウオーミングアップを行っている。発汗を促すためである。本日の白鵬は係りから入場を催促されてもぐずぐずと四股の真似をしていた。これは効果的である。特に優勝決定戦では土俵下であまり待たないから仕切りの終わりごろにちょうど発汗がピークに達する。その意図的なことは犯罪と断じても差し支えない。

異様だったのは、今日の支度部屋で部屋の親方ではなくて、旭鷲山がひそひそと白鵬にコーチしていたことだ。明らかに昨年の朝青龍の戦法を伝授していたのだ。私は元来相撲の自由化論者であり、モンゴル勢の活躍を楽しんできた。朝青龍が礼儀を知らないとか、しきたりを無視するとマスコミで非難されるのを冷笑してきた。そんなことはどうでもいい。

しかし、この問題は見逃せない。発汗を利用するのは犯罪である。しかも、発汗を利用する手を再度用いるとなると、何らかの対策を相撲協会にたててもらわねばならない。スポーツのフェアプレイに反する根本的問題である。プロだから、優勝の行方は大きな金の流れを作る。正に作為した犯罪である。

決定戦の前のバルトとの対戦で変ったのも感心しない。相手は前頭11枚目だろ。ああいう駆け引きは下の力士が、かないそうもない上手に試みるのは許されるだろう。また大関同士で実力が拮抗していれば変化も許されよう。

今回の白鵬の優勝は不正で無効というべきだろう。また相撲美学の観点からみれば醜悪そのものであった。

* 昨年9月のブログ採録はじめ

朝青龍の汗

相撲協会は朝青龍の汗を黙認しているらしい。営業上の配慮であろう。相撲協会が財団法人の特典を受けていなければ余も黙っていただろう。

テレビの画面でもはっきりと朝青龍の胸に汗が球をなしているのが見えた。優勝決定戦の前の両力士の様子をNHKのカメラが追っていたが、琴欧州は緊張のためか控え室にカメラを入れず、付け人が部屋の外をがっちりとガードしていた。

一方、朝青龍は珍しく盛んに鉄砲をしたり、四股を踏んでいた。その前の栃東戦があっけなく終わったのでウオームアップが必要だったのかもしれない。それはいい。立会いの前になってタイミングよく汗が噴出してきた。

問題は立会いの前に横綱がタオルで胸の汗をぬぐわなかったことである。体の汗をぬぐうのは相手に対する礼儀でもあるが、公正な試合を担保するためでもある。さもないと体に油を塗って勝負するモンゴル相撲やトルコ式レスリングと同じになる。突きや体がぶつかったときに滑って不利が生じる。

土俵下の審判か行司が注意すべきことであろう。まま、こういうことがある。そうして大体において横綱とか大関のような上位者が汗をそのままにすることを黙認する。仕切りの手つき不十分を黙認することも同然である。大相撲の伝統であろうか。相撲協会が節目節目で演出を行うことは明らかである。興行というシステムによっているかぎり止むを得ないことであろう。

さて、この場合相撲協会はどちらに勝ってほしいか。出来れば両方勝たせたいのが協会の親心であろうが、そうもいかない。

琴欧州は今場所すでに大記録を達成している。新関脇で12連勝という前人未踏の記録である。優勝すればさらに入幕7場所目で優勝という大記録を立てる。これも相撲人気のためには欲しいだろう。

一方、横綱が勝てば、六連覇タイ記録が生まれ、さらに来場所優勝すれば7連覇新記録という相撲を盛り上げる格好の話題が出来る。それに、年間六場所完全制覇という大記録も生まれる。琴欧州の未来はまだまだあるということを考えれば、ここは横綱にかかった記録を優先したいだろう。

余は積極的な八百長や陰謀があったと言っているのではない。暗黙の、消極的な黙認、汗をそのままにするという、があったということを言っている。責めても始まらない。これが日本の社会であり、相撲協会でもあるのだから。

追記:今朝のテレビで大鵬親方が言った。<強いものが勝つのが相撲の発展、人気のためには良いことだ> 補足 強いもの = 横綱 なら理想的だ。また大鵬は横綱の来場所も優勝して7連覇の記録を立てることが大切だ、とも。要するに、<拭わぬ胸の汗>は横綱に与えられたささやかな特権の一つであるということ。強いものにプラスハンデがつくということが競馬とは逆だ。悔しかったら横綱になってみろ、ということ。横綱のインセンティブ。まさに番付が一つ下なら虫けら同然の世界だ。それでこそ、ハングリースポーツの雄たりうる。

昨年のブログ採録おわり *