東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

政治と金のばか騒ぎに思う

2014-10-26 08:32:55 | 国際・政治
一番悪いのは選挙民だ。この選挙民にしてこの政治家ありだ。一切を転倒して終わりをもって始めにしなければ日本の政治はよくならない。

もっとも、共産主義国や独裁国はこの限りにあらず。

政治家も皆だらしが無い。ユダヤの預言者のように一人になっても荒野で国民を罵倒叱責する根性のあるものはいないのか。



啓蒙文書に感謝

2014-10-21 09:07:38 | 国際・政治
親切な人のアップを読んだが、公職選挙法221条というのがあるらしい。引用されているのが全文だとすると、これからウチワ配布を違法とする解釈に導くのは相当にアクロバテックな思考を必要とする。

もし、此れだけだとすると、ウチワが違反だとする主張は無法なものである。「有価物」なる日本語としては甚だこなれていない言葉が飛び交っているところをみると、何か他にもあるのだろうか。

ネットには民主党の連中の柄なしウチワの写真が多数流されているが、柄がついただけで国会の貴重な時間を費消する権利が野党のやつらにあるのか。それらの写真には蓮舫の柄なしウチワの写真もある。破廉恥極まる話だ。

むかし、熊手を支援者に送った代議士が問題になったころがある。あれの結論はどうなったのか。熊手は縁起物だし(つまり被贈与者が自宅などに大事に保存する)、価格も高い物は100万円のオーダーだという。安い物でも縁日の売り物だから千円以上するのだろう。其の代議士の場合は金額も非常識に高いものなので問題になったと記憶している。

いずれにせよ、ウチワを違法とする解釈は廃止しなければならないが、とりあえず、現在違法と声高に叫ぶ根拠を明確に具体的にマスコミは示さなければならない。そしてこれを機会に街頭連呼の騒音迷惑を法律で禁止しなければならない。

そうすれば、日本の選挙ももっと程度が高くなるだろう。

追加: 今朝の産經新聞によると、鹿児島大学吉田健一准教授のコメントがある。「ウチワについては有権者に配ってはいけない公職選挙法の【有価物】として例示している選挙管理委員会もあり」とある。

すなわち、それは例示であり、一部の選挙管理委員会の解釈にすぎない。東京14区の選挙管理委員会はどうだったのかな。不思議なのは自民党が彼女を弁護しなかったことだ、ウチワ問題についてね。もっとも同日の産経社説はウチワを問題視、断罪している。どうかな、最近の産経には背骨がないからな。

実際に判例でもあるのだろうか。





うちはは有価物か

2014-10-20 19:57:36 | 国際・政治
松島法務大臣が辞めたという。うちわ禍らしい。非常に違和感がある。

もっとも、松島さんの答弁を聞いていると彼女はプロとは思えない。時々口は動いているが音が聞こえないことが有る。こういうのは男でもあるが、大体女性に多い。非常に嫌な感じがするものだ。普通の場合は言語明瞭のようだから余計いろいろ勘ぐられる。プロらしくない。

うちわがどうしていけないのかよく分からん。マスコミは当然のことのように説明をはしょるが良くないよ。まずうちわがいけないという社会常識に反する法律?の根拠を読者、視聴者に解説すべきである。

・ 法律に明文化されているのか
・ 法匪(法務官僚)が国会答弁で明言したことがあるのか
・ 国会の質疑で法務大臣なり法制局なりの明確な解釈答弁があったのか、議事録で確認出来るのか。

マスコミの報道の仕方だと上記三つのどれかに該当する様に思われるが素人にはわからんよ。「うちわ」が有価物で配布が買収行為だというのは常識に反する。そう言う場合はマスコミは根拠を啓蒙すべきだろう。

不愉快極まる街宣車からの候補者氏名の連呼に比べればうちわ、カレンダーの配布はずっと迷惑度のすくないスマートで常識的な戦術だと思うがな。

上記のような法律が本当にあるなら、それを常識に従って改正提案をするのが野党の責務ではないか。どんな根拠、経緯があるのかしらないが、不自然な現状を盾に取っていちゃもんを付けるのは以ての外というべきだ。



韓国開催冬季五輪実質的ボイコット

2014-10-11 20:21:13 | 国際・政治
一週間ほど前に韓国で開催予定の次期冬期五輪をボイコットせよと書いた。
日本が韓国冬季五輪をボイコットし、韓国が報復として東京五輪をボイコットする(だろう)。これが理想的な段取りである。

しかしIOCに泣きつかれる可能性がある。そこで次善の案として、韓国開催冬季五輪には主力選手を選ばず、角落ちレベルを出してIOCと顔をたてるという実質ボイコット案が現実的かも知れない。スキーのジャンプも距離競技もシーズンを通してワールドシリーズがあり、広く報道される。またスケートもフィギュアなんかはワールドシリーズというかシリーズで数回開催される。オリンピック並みのマスコミのカバーがある。スピードスケートもワールドシリーズがある。

オリンピックメダル級の主力選手には活躍の舞台がある。こちらの方を重視したらよろしい。

オリンピックには勿論出たいだろうが、不利益,不正、悪意を受けて不愉快な思いをしたり、納得のできない成績になって調子を狂わせたり、怪我をするのは嫌だろう。選手の方からオリンピックを辞退する方法もある。選手の考え方次第ではあるが。



パククネのオウンゴール

2014-10-11 16:10:15 | 国際・政治
ブログ人もそろそろ終わりだというのに、どうも食指の動くトピックが続く。なんだか金魚のウンコみたいだ。パクさん、金魚のウンコというのはあなたのことではありませんよ。アップのことですから逆上しないように。

産經新聞支局長?の出国禁止、起訴、これは監禁だね。半島人お得意の拉致監禁だ。北も南も無い。そういえば、新興国(といっていいだろう。長く見積もっても50年の歴史しかないんだから)の大統領をかくまで神格化する、しかも自分で自分を神格化して力むのも南北まったく同じだ。

世界でこんなことが通用するところがないのに、大まじめ?らしい。間違いなく、今度の行為はパククネと韓国のオウンゴールになるだろう。



九条ノーベル賞もまた可なり

2014-10-11 14:52:52 | 国際・政治
九条がノーベル賞を受賞したら安倍首相が困る、当惑すると期待していた向きがあるが、浅はか極まる。安倍さんは喜んでもらいに行ったんじゃないかな。もっとも、国会議長あたりの方が常識的ではあろうが。

九条は日米安保とセットだよ。日米安保条約にもノーベル平和賞を上げないと片手落ちになる。日米安保がなくなれば、日本は侵略されるか、自前で強力な戦力を持たなければならなくなる。そして現在のアメリカが侵略の脅威に対して相手国への先制攻撃オプションを持っている様に日本も持たなければならなくなる。

それと冷戦下の時代とチャイナが戦力を我が国の脅威になるまで強化した現在とは分けて考える必要がある。

冷戦時代、日本が侵略される可能性があったのはソ連の脅威である。その証拠に自衛隊の主力は北海道に展開されていた。現在は西南方面である。チャイナの侵略である。自衛隊の戦力も米軍の戦力も北方から西南方面にシフトしている。

来年は是非九条でノーベル平和賞を取りたいね。安倍さんが授賞式で「日米安保にもノーベル賞をあげてよ」と世界にアピールすればいい。

スエーデンはNATOの一員だろう。欧州の平和が冷戦時代保たれたのもNATOのおかげだと分かっているから、日本の平和に日米安保が欠かせない(もし日本が自分で十全の軍備を持たない場合は)という事情は理解している筈だから九条だけにノーベル賞を与えるということはまずあり得ないだろう。

九条を推薦している国内の人たちは日米安保も推薦しなければならない。そうすると、ぴょっとして、間違えた、ひょっとして、ノーベル賞が貰えるかも知れない。


河野談話はダイエットが必要

2014-10-10 20:23:59 | 国際・政治
もっともノーベル賞を狙うにはシェープアップが必要だな。作成途中で色々相手が干渉してきてすりあわせ妥協をしたことは関係者当事者の証言で明らかになっている。改めて文章を読むとその箇所(複数)は一目瞭然だ。いわゆる化粧ののりが悪いところね。

この辺はばっさりと手を入れなければならない。この仕事を安倍内閣がやったらどうかな。そうすればノーベル賞疑いなしだ。



グルが与える命題集 5

2014-10-10 10:39:32 | 国際・政治
;; 橋下徹氏が言う様に、類似の「戦場に置ける性(売春婦)」の問題を抱えていない国、軍隊はない。要するにその内容、悪質さの正しい把握に基づいて判断されなければならない。

;; 戦場における兵士の性は業者、売春婦にとってぼろい商売のタネである。軍隊にはあらゆる業者が群がり、特権的地位を求める。食料、酒、衣類、日常品、女である。

;; 取りはぐれがない。一般の市場価格よりはるかに高く独占的価格を設定できる。

;; 売春婦の問題は上品なテーマではないので、戦場と女を真正面から取り上げた社会学的研究はないようだ。これだけ、あやふやな根拠で、相手を強請り、尊厳を傷つける国が出てくるようなら、このテーマについて包括的な(全世界的な規模で、少なくとも19世紀以降の歴史を網羅した)社会学的研究が必要である。まともな研究者を選定できれば国連の活動として行っても良い。

;; 朝日新聞、テレビ朝日は彼らの主張は吉田証言の虚偽性を認めても揺らがないというなら、明確な証拠を提出する義務が有る。証拠も出さずに「強制があった」などという主張が通ると思うな。



小保方論文に対する早大決定

2014-10-10 07:28:43 | 国際・政治
調査委員会の報告から随分時間がかかったという印象である。早大の消極性、躊躇、逡巡、なんとかやり過ごしたいという思惑がこの不決定の長さを生んだのだろう。

小保方問題に付いては沢山書いたので一応フォローアップしておこう。

小保方さんの論文に書き直しの機会を与えたのは疑問だ。処分の厳粛さが失われている。それ以上に不可解なのは、指導教官に対する処分の軽さである。停職一ヶ月というのは蚊にさされたくらいなものだろう。いつも新聞に出てくる東大教授がコメントしていたが、免職、罷免が妥当なところではないか。

この教授一人で早稲田の理工は持っているのかな。彼(彼女?)を罷免すると早稲田の理工は崩壊するのだろうか。この処分を世間は見て、逆に早稲田の崩壊のだめ押しになるのではないか。

今年のノーベル物理学賞受賞者の天野さんがインタビューで恩師の赤崎氏のことを言っていたが、博士論文は五十回書き直しを命じられたという。教育指導という観点からいうと博士論文は重大な節目で早稲田の教授は教育を放棄していたということである。

天野氏の様に50回書き直しというのはまれでも数回は書き直しを求められるのが普通らしい。小保方さんはそんなことも無く、下書きを間違えて提出したと言い訳しているが、こういう言い訳を出来るという厚顔さは女性ならではといえるのだろうか。



ノーベル賞(自然科学系)雑感

2014-10-09 22:19:36 | 国際・政治
今年の物理学受賞者および周辺は特に異色だな。中村氏のことはこのカテゴリーでも誰かが書いていたが、違和感がある。ま、他のことは言わないでもアメリカが天国みたいなことを、「恥ずかしげ」もなく言うのには驚いた。今時あんなことを言う人がいるんだね。戦争直後の世相を思い出した。

異色と言えば、天野さんといったかな、一番若い人、あの人の奥さんも相当ユニークだ。「天真爛漫」というのかな。

赤崎さんですか、さすがに年齢のせいか、大人の風格がある。この人だけは異色という感じではない。天野さんもご本人だけなら別に異色ということはないが。

三年前の物理学賞も日本人三人だったか、随分異色の人たちだった記憶があるが、今回は別種の異色さがある。