イラクの例からみると、アメリカはプーチンを吊るすまではやめないのではないか。フセインを追い込んで吊るしたように。もっとも吊るし方は色々あるだろうが。
同様の背景があるようだ。ウクライナでの戦争犯罪の対象はどうもウクライナ内の親米派らしい。友達がやられたら絶対に黙っていないのが西部劇だからね。イラク戦争の発端も、そうして最終的にフセインを追いつめたのも、きっかけはイラク内の親米派を虐殺したことが原因と言われている。
イラクの例からみると、アメリカはプーチンを吊るすまではやめないのではないか。フセインを追い込んで吊るしたように。もっとも吊るし方は色々あるだろうが。
同様の背景があるようだ。ウクライナでの戦争犯罪の対象はどうもウクライナ内の親米派らしい。友達がやられたら絶対に黙っていないのが西部劇だからね。イラク戦争の発端も、そうして最終的にフセインを追いつめたのも、きっかけはイラク内の親米派を虐殺したことが原因と言われている。
不思議な絵を見ることが多い。例のプーチンが露出されるとき、あるいは演出されるときの映像が妙だ。そうは思いませんか。ロシアだってプレゼンテイションの専門家はいると思うんだけどね。どうしてあんな学芸会の立て付けでやるのか。
最近では、二、三日前かな、ショイグ国防相から報告を受けて命令を出しているところだというのだが、粗末な小さな机に向かい合って二人が座っている。まるで警察の取調室みたいだ。もっとも小生はまだはいったこともみたこともないが、映画なんかで見ると、ああいう感じじゃないかなと想像する。しかも、ショイグが刑事に見えちゃうんだな。彼のほうがごつくて恰幅がいいせいかもしれないが。かれがプーチンを調べているみたいだ。ときどき上目使いにプーチンを見たりしていた。
日本語への吹き替えだったからか、二人の肉声はまったく聞こえない。同様にプーチンの発言も音声はなかったようだ。もっとも穴のあくほど熟視していなかったから聞き逃したのかもしれない。日本語の音声によると、プーチンはショイグのミネアポリ(でよかったかな)の制圧報告を是として、製鉄所をハエ一匹出さないように封鎖しろと言ったことになっている。
日本では、こういう政府高官、首相の発言の段取りは官房長官とか内閣府の下っ端が段取りをつける。アメリカだってイギリスだってそうだろう。それにしてはあの映像は異様だ。あれは国内向けにまだプーチンは生きていると、何らかの必要から、発信しているとしか思えない。発言内容からすれば、あんな段取りをつけなくても広報官の発表で充分のはずだ。
あの絵ではプーチンは下半身まで丸見えだ。わざと見えるように足を定期的にバタバタするところを見せるようにしたとしか思えない。大統領執務室の、立派なデスクでやればいいのに、あるいは会議室のテーブルでやればいいものを。取調室で横から全身丸見えの椅子に座って(座らせて?)やることはあるまい。あの時のプーチンの足の動き、硬直したような上半身、倒れるのを防ぐようにテーブルを握りしめている姿など意図的に見せるように段取りしたとしか思えない。
プーチンの、と言っておこう。あるいはちんちくりんの下院議長か副議長に取っておこう。ロシア国民全体を対象にするのはかわいそうだ。
馬鹿も休み休み言え。さてね、プーチンはウクライナに突き付けている条件は中立、ネオナチ化反対だ。ナチスに80年前にソ連が痛めつけられた事実は分かるよ。だからナチス反対は分かる。しかし、ロシアがウクライナに侵略したのはナチスの二番煎じだ。無条件の自国民優先だ。そのためには何をやってもいい。戦争犯罪を犯してもいいということだろう。ナチスドイツが80年前にやったことだ。同じことを自分たちがやっておいて、ネオナチ反対とはどういうことだ。
ロシアの黒海艦隊の旗艦が沈没したというニュースが昨日あった。テレビの映像を見てずいぶん小さいな、と思った。全長186メートルだそうだ。排水量1.2万トン。
私の記憶に残っている旗艦と言うと、真珠湾攻撃を行った日本の連合艦隊旗艦「長門」ぐらいなんだが、その記憶に比べるとおもちゃみたいなんだね。それでインターネットで調べたのだが、現代の旗艦と言うのはあんなものらしい。アメリカ第7艦隊の旗艦、ブルーリッジだったかな、あれもモスクワと同じくらいだ。
旗艦があっさりと沈没させられるとは呆れる。ウクライナの発表によるとたった2発のミサイルで撃沈されたらしい。もっともロシアは爆発事故という自沈説を主張している。
ところで真珠湾攻撃の時の連合艦隊旗艦「長門」だが長さは225メートルとそんなに変わらないのは意外だった。ただし排水量は4.6万トン。と4倍だ。それに写真で見る威圧感が全然違う。もっとも長門は戦艦だった。現代の旗艦は主として通信の中心で巡洋艦クラスを当てるらしい。
あっさりとウクライナのミサイルで沈没するのはお粗末だし、もし自沈とするなら、乗員の練度が相当に低いと見なければならない。ここでもアメリカは将来への貴重な情報を得たのではないか。
たしか、ニュースでは沿岸から100キロぐらいの近海をウロチョロしていたらしい。ろくに防護手段もない通信専門の旗艦をそんな近海まで持ってくるのも素人考えでは無謀だ。旗艦らしく離れたところから指揮を執るべきじゃないかと、ド素人は考える。
現代戦では核は持っていても使えない。使えば終わりだ。自分だけが生き残れる可能性はない。だから使えない兵器である。これからの現実的な戦争は、いわゆるコンベンショナルな兵力の戦いに必然的になる。従来型の兵器でも、いくらでも強力な兵器、戦術を開発で出来る。
今回のウクライナ紛争はウクライナを支援するアメリカの軍事能力がロシアを圧倒している。ロシアは第二次大戦から進歩していない。
要言すれば、ロシアは自爆的、ハルマゲトン型の世界戦争しか出来ない。分かり易く言えば、個人レベルでは日本でも多発する、例の「秋葉原事件」タイプしかできない。アメリカは地域的に精密な戦争能力があるということだ。
ところでプーチン一派の精神状態はどうなのだろうか。秋葉原事件の犯人と似ているのかな。