最近複数回の新聞記事(ニュースソースは新聞だったと曖昧に記憶する)で、政府の例のいかがわしいデジタル庁(でよかったかな)が通信速度を光の百万倍とかに、すると計画しているという。驚いたね、会陰シュタイン、もとへ、アインシュタインに挑戦しようというのか。その意図や、壮とすべきである。
ご案内のようにアインシュタインは世の中に、というよりか宇宙にはと言ったほうがいいかな、光より早いものはないと断定している。だれもこの「断定」に挑戦していない。私の記憶、理解するところによればこのことは証明された事実ではないが。
さわさりながら、いくらんでもこの記事は理解しがたい。そこで稚拙で曖昧な記事を幼稚園児の作文を検討するように再び注意して読むと、どうも単位時間当たりの情報伝送量を増やそうということらしい。それなら技術革新の余地はある。bps(ボー)という単位がある。300ボーの時代からデジタル通信に親しんできた余輩にもわかる。いまはそれがメガだとかテラバイトになっているのだから、ひょっとするとそれが更に百万倍になることは可能かもしれない。しかし、伝送速度を二倍にするとか、1.1倍にすることすら出来ない。アインシュタインを信用するなら。
察するに、これは無学なデジタル庁の連中が作ったプレスリリースを、無学な点ではデジタル庁を凌駕する新聞記者がそのままコピーして配信したものであろう。