東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

団体球技と監督

2021-07-29 08:26:33 | オリンピック

 さて、昨日までのオリンピックでの日本選手の成績を見ると、本命視されていた選手が振るわず、新星が躍り出て驚かしているという状況ではないか。全部の競技を見ているわけではないが、相対的にはそんな風に総括できそうだ。

 さてすでに優勝が決したソフトボール、中盤のサッカー、始まったばかりの野球の経過についての素人の感想である。団体球技ではチームワークが絶対であるがこれが監督にとっては難しいようだ。オリンピックやサッカーではプロの参加が認められて大分経つが、ようするに営利団体からの寄せ集めである。選手の力の凝集と言うか結集が肝心だが難しい。

 招集された選手はてんでんばらばらの営利団体の大事な商品である。監督がよほどしっかりしていないとこれを纏めることは不可能だろう。現状で見ると野球の場合が一番弊害が出ているようだ。所有者の営利団体(球団など)は供出選手の使い方に口を出す。けがをさせるな、から始まって後半戦への顧慮から使いすぎるなとか色々と条件を出す。あるいは逆にせっかく出してやるのだから自分のところの選手は一番いいところで使えとか、勝手な注文を出す。監督が弱ければというはなしだが。逆に監督が所有者の意向を無視すれば所有者は選手の供出に応じない。

 一番うまくいっていたのはソフトボールの監督ではないか。もう結論が出ているわけではあるが、優勝の背景には監督の力が大きい。一番不安なのは野球である。昨日の試合(七月二十八日)では、選手たちにやる気が感じられなかった。断っておくが、そう感じるのは視聴者の自由と言うか権利だからね、と予防線を張っておく。テレビを見ていて何度も消そうと思った。九回の逆転劇がなければあんなに詰まらない試合は無かった。野球の場合は監督が弱すぎるというか人が良すぎるというか。

 思い出すのは第一回のWBCの監督だった王さんだろう。彼は球団、各選手に非常に気を使って各人各球団にまんべんなく個人的に手紙を出したと聞いた。選手をまとめるのに大変気を使った。非常なストレスだったらしい。それが彼のその後の胃がんの誘因になったらしい。

 サッカーの場合も選手の所有者と監督の関係は同様な問題がある。かって、このブログでは日本人の監督では所有者たちに右顧左眄して選手をまとめられないから、外国人監督にしろ、と主張した。現に日本が最初のワールドカップに進んだのはたしかフランス人監督のもとでだった。

 それを考えると、森安監督はよくやっている。もっとも日本選手の大部分は欧州のクラブに今では属しているから、彼らは日本の所有者よりも理解があるのだろう。

 

 


大谷翔平への判定

2021-07-22 08:13:20 | スポーツ

メジャーリーグの審判のいい加減な呆れた判定の原因については二、三回このブログにも書いたが、その趣旨はメタボ老人の過酷な労働によるものだろうというのだったが(つまり眼のカスミ)、最近の大谷に対するヨシ、ダメ(ストライク、ボール)の審判の判定は別の側面があるのではないかと思う。

 アメリカのメディアの報道が根拠である。私自身そうテレビを見ているわけではないし、日本の記者の批判はあまり目に触れない。自国のつまりアメリカ人の批判が厳しいのだから、審判の判定は相当にひどいものと言って間違いではあるまい。

 いくらなんでもひどすぎる。しかもしょっちゅうとなると別の理由を考えなければいけない。断っておくが根拠はない。さて、これだけ用心して逃げを打っておいてから『推論』に入る。

 ふつう、メジャーリーグで審判と選手は試合中に話をしない。ところが大谷は塁に出た時によく審判と談笑していた。球審はまわりに捕手もいるからあまりいかがわしい話は出来ない。出塁した時には、勿論野手が走塁を警戒して走者に密着している場合もあるが、離れている場合も多い。そんなときに塁審と大谷はどんな雑談をしているのか。

 こんな時、審判は大谷になにかをねだっているのではないか。孫が欲しがっているとか云って。大谷も英語がそう完ぺきではないだろうから、そして日本人の通弊として分からなくてもウンウンという。ところがオオタニグッッズはどんなものでも非常な高値がついている。そして、それらの『商品』は球団の管理のもとにある(のだろう)。そこで大谷は球団から勝手にホイホイ与えるなと指示されている。

 そうすると、メタボ審判はあてが外れて孫への約束を果たせないというので大谷を恨んで嫌がらせをする。そうとしか考えられない。かれらの傍若無人な意図的な誤審の原因は。

 

 


大相撲優勝者にはドーピングテストを義務づけよ

2021-07-20 07:48:44 | ドーピング

千秋楽の白鵬はあきらかにドラッグの影響下にあった。天皇賜杯の名誉を汚さないためにも大相撲優勝者にはドーピングテストは必須である。もっとも今からやっても(どうせ検討とか準備とかひと月以上かかるだろうから)証拠は消えているだろうが)、来場所から千秋楽直後のドーピングテストは絶対の条件である。公益法人なんだろう。税金の特典があるのだろう。

千秋楽の白鵬の狂乱状態のほかにも、あのような作戦をとるのはまともにあたっても勝つ自信がないからである。それなのに、野獣のように絶叫するのはまともな精神状態ではない。もしドーピングが判明した場合には白鵬のすべての優勝記録は剥奪抹消すべきである。

彼を引退後年寄りにするのなら、履歴の徹底的な調査と検査が必要であろう。