東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ロシアでも民主主義を教えているのか、というオドロキ !!

2022-03-29 07:21:40 | 政治(内政、外交、軍事)

  漫才師崩れみたいな顔をした男がいるでしょう、ロシア大統領補佐官でペシコフとかいう男が。彼がバイデン大統領の「プーチンは権力の座にいるべきではない」というすこぶる付のストレイトな発言に漫才師みたいに目玉をむいて向いて答えていました(おそらく記者の質問に答えて)。彼は言う、「ロシアの大統領はロシア国民が決めるのであって、バイデンが決めるのではない」
 それでロシアでも学校の社会科で民主主義を教えているのだという驚愕すべき実態を知ったわけです。それなら、ロシアの言うことを聞かないウクライナのゼレンスキーを排除して傀儡政権を樹立するために、威嚇的な大軍事演習をし、それが効果がないと非道乱暴な侵略を始めたのはどういうことですか。ペシコフの言っていることと逆でしょうが。ウクライナの大統領はウクライナの国民が決めるんじゃありませんか。


ロシアは北朝鮮並みになった?

2022-03-23 07:47:19 | 政治(内政、外交、軍事)

 冷戦後、世界の軍事警察秩序はアメリカが主導してきたが、その戦略の基本は通常兵器の威力向上、洗練、効率化によるものであって、核使用は排除してきた。冷戦に敗れたソ連、ほぼイコール、ロシアは遅れてきてチェチェンとかグルジアとかクリミアとかに出てきたが、通常兵器による戦略、戦術は帝政ロシア時代から進化はないらしい。
 この実態が白日の下にさらされたのが今回のウクライナ事変である。そして実質上失敗した、負けた。こうなると、頼れるのは貧者の武器である核兵器、生物化学兵器となる。
 核兵器などは最貧国の国力でも開発所持できるレベルの物である。そんなものは組織さえ動員できれば大学院生レベルで作れる。その威力は破壊的だが、戦略的戦術的にその威力を効果的にコントロールすることは不可能な兵器である。言ってみれば、手の付けられないヒステリー女のようなものなのだ。
 実質いまやロシアは北朝鮮並みとなった。アメリカや西欧はロシアに対して北朝鮮に対するのと同じ対策を取ることになるだろう。
 註:宣戦布告なき紛争を事変という。

 


攻撃を前提にした大演習ってあるの?

2022-03-14 20:12:53 | 政治(内政、外交、軍事)

?マークは軍事のド素人だからつけたんだが。攻撃侵略の第一段階として「大演習」というのは軍事常識に反するのではないか。プチンスカヤのやることは滅茶苦茶のように思われる。
大規模な軍事演習と言うのは防御的なものではないか。相手が攻めてきたらひどい目に遭いますよという威嚇ならわかる。侵略の第一ステップにするなんて逆だろう。相手は当然防御の態勢を固める。特に今回のロシアの威嚇的演習は一月弱も続いたんだろう。ウクライナも体制を整える十分な時間があった。西側も非公式レベルで最新鋭の武器供与や軍事指導、作戦指導を行うだろう。具体的に言えば、アメリカが強力な軍事顧問団的な役割を果たしていたに相違ない。
時代遅れのおんぼろ兵器で数だけはそろえていたロシア軍が苦戦するのは当たり前だ。
かって日本陸軍で、関東軍特別大演習(関特演)というのを満州でやった。これはあくまでも防御的な示威行為であった。ソ連はソ連最強の大兵力を極東シベリアに展開した。そこをついてヒトラーがソ連に攻め入った。そしてモスクワ近郊まで攻め込まれたわけだ。その時にソ連は日本軍対策に張り付けていた最強兵力を欧州に送り返してドイツ軍への反撃を開始した。ソ連がシベリアに張り付けていた兵力を欧州に送り返したのは、同国のスパイであるゾルゲや協力者の朝日新聞記者尾崎秀実が日本政府首脳から得た情報である。つまり日本の進出の方向は東南アジアの資源地帯であり、ソ連には向かわないといういわゆる南進政策の情報を得たからであった。
こののち、ヒトラーは守勢に転じた。ソ連、今のロシアでもゾルゲは偉大な英雄として尊敬されている。協力者の尾崎の墓のある多摩墓地にはロシア人の参詣者が絶えない。

2022年三月十七日

若干の補強:ロシアが侵略に使った戦車は相当旧式らしい。だからウクライナに供与された対戦車ミサイルの前にイチコロなんだろう。衛星写真で戦車の大群が撮影されてtVで放映されているが、アメリカの軍事衛星は民間TVの数千倍の精度で映像をとらえているはずだ。そこで戦車の型式も分かる。それに最適のミサイルを供与できる。

ロシアはそれが分からないのかな。軍事演習と言う示威行為にはおもちゃみたいな戦車を何万輌並べてもいいが、侵略時には最新鋭の戦車を投入するのが軍事的な常識じゃないかな。それをアメリカの偵察衛星に一か月以上さらし続けた戦車を使うなんて幼児にも劣る知能と言わなければなるまい。

おまけに戦車群の移動方向とか位置も民間GPSの数千倍の精度を持つ軍事衛星GPSで捕らえていて、リアルタイムで地上のウクライナ軍に連絡されていた可能性もある。こうなれば、おもちゃの戦車を相手にしているようなものだ。今回の戦況を見るとロシアの軍事力は幼児のレベルにあるようだ。

だからどうしようもなくなって、第二次大戦で使ったような大砲でメクラメッポウに撃ちまくることになる。


auの犯罪行為 、これが経営の神様稲盛和夫の威光を反映する会社なのか!?!

2022-03-12 15:43:53 | 街で拾った話題

 友人でauの携帯、俗にいうガラケーを持っている人が呆れていた。怒っていた。
新聞でauのガラケーは今月いっぱいで使えなくなるという小さな記事を読んで慌ててauに行ったそうだ。
元来、使っている人にとっては重大なニュースは前ビロに公式に間違いなく顧客に伝達するのがあたりまえだが、友人のところには何も来ていないそうだ。それで職員に聞くと平然とそうだというのだ。もし彼がたまたま新聞を読まなけば、突然四月から携帯が不通になってパニックになっていただろう。職員にその広報の不備を指摘しても、面にションベンをひっかけられたカエルもかくや、と顔色一つ変えず悪びれず平然としていたそうだ。
 よくしらないが、auというのはKDDIの関連会社か子会社らしい。そして友人が使っていたのは京セラ製の端末だった。京セラというのも稲盛の作った会社じゃないのか。今でも役員なのかどうかは分からないがふつうなら創業者としての影響力は隠然としてあるはずだ。まして現役で経営陣にいるなら、経営者失格の烙印を押されて当然である。これが「心のこもった経営とは何ぞや」というCDや書籍を濫作している人物というからおそれいる。あきれる。
 auはその他にもかなり顧客を無視した不良営業を行っているらしい。友人のところにはインフォメールとかいって毎日十通以上の広告メールが来る。いちいち削除しているがあまりにおおいと、自動的に、機械的に削除したくなるが、間違えて重要なメッセージも一緒に削除する不安もあるので、いちいち内容を確かめて削除しなけらばならない。大変な労力と時間がかかる。auにメールを止めてくれと言っても、止めてくれない。
 それでメールアドレスを変更した。そうすると、どうだ。数分後には同じところから同じ広告メールが殺到する。メールアドレス変更の情報はauしか持っていないのだから、これは明らかにauが外部に顧客の大切な個人情報を流している。其のすばしっこさからして、電子的にプログラムされているのだ。悪質、破廉恥きわまりない。意図的な犯罪行為である。
 何回メールアドレスを変更してもすぐに同じところから悪質ビラ的メールが届く。これは犯罪ですよ!! 総務省さん
 それでauはなにがしかのコミッションを取っているのだろう。総務省さんよ、携帯料金の値下げもしないよりはましだが、auの悪徳、不正、犯罪的な営業を禁止するほうが先ではないか。

 


射界の清掃のプロとコン

2022-03-08 08:13:40 | 政治(内政、外交、軍事)

  軍事用語に「射界の清掃」と言う用語がある。いまの自衛隊で使われる言葉かどうかは知らない。これは対峙するA軍とB軍の間に障害物がある。それは深い森林かもしれない。また密集する民家であってもいい。「シャカイのセイソウ」とは砲撃によって両軍の間にある障害物を焼き払うことである。
 もっとも両軍の間の障害物は場合によっては障害ではなくて有利な状況となる場合がある。例を明治十年の西南戦争にとると、西郷軍が政府軍が立てこもっていた熊本城を攻略した時である。城下にはもちろん城下町の民家が密集している。これは薩摩軍にとっては有利となる。近代兵器の乏しい彼らにとっては、民家を盾として政府軍の砲撃を交わしながら城に接近できる絶好の遮蔽物となる。

 一方西欧から導入した大砲などの近代的な圧倒的な火力を持つ政府軍にとっては、住民がいる民家を盾に接近する薩摩軍を砲撃できない。やすやすと相手の接近を許してしまう。気がついたら薩摩軍が城下に押し寄せている。そこで政府軍は城下町の住民を立ち退かせたうえで「シャカイの清掃」を行い薩摩軍を砲撃した。
 さて、今度のウクライナ戦争の場合であるが、停戦交渉の項目にある「住民の避難回廊」の場合、双方の思惑はどうであろうか。もし住民が避難すれば、あるいは避難したとロシアが例によって「勝手に言い立てれば」、その時こそ、ロシアの圧倒的な火力で大ホロコーストが起こるかもしれない。