東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

鳩山由紀夫どの

2009-07-29 08:58:16 | 社会・経済

のぶれば、こけおどしのマニフェストなどどうでもよろしい。今度の選挙では各候補者の履歴を仔細に公表していただきたくお願い申しあげソロ。

この段きっときっとお願い申しあげソロ。

それと非現実的なマニフェストよりかも、体脂肪率をぜひとも公表願いたく伏してお願いいたしソロ。

自民党のあまりの醜状に今回は棄権するつもりなれど、御社(いや貴党か)に有望な若者あれば投票するのも一興かと再考つかまつりソロ。

旧社会党系、得体のしれない市民運動家などはよけて通りたく、カミに申しあげた各候補者の政治歴はつぶさに年単位、いや月単位にご報告をいただきたく重ねてお願い申しあげソロ。

体脂肪率とは(社会党、市民運動家)率のことにて、ご了解のこととは思いながらあえて失礼の段を顧みずご提案申しあげソロにつき格段のご配慮をたまわりたく、厚かましくも言上つかまつる次第にござソロ。 早々頓首

追伸:自民党棄権も貴党にとっては「おんのじ」と考え候も、民社党へ投票となれば御党にとっては棚からぼた餅、自民党にとっては往復ビンタとあいなりもうしソロ。このこと、とくと御勘考あるべきかと愚行いたしソロ。

さらに蛇足を加えれば、民主党員でも1993年以降のドタバタで活躍した諸党(新生党、自由党、さきがけなど)の諸君には一切投票いたす所存はなく、この段申し添えソロ。


執刀数に比例して技術向上、冗談じゃないよ

2009-07-27 15:38:06 | 社会・経済

今朝の産経にタイトルの記事がある。心臓手術にバチスタ手術というのがあるらしいが、その手術のエクスパートがこう言ったというのだね。

どこが問題だって。その通りだと思うが、こんなに大っぴらに自慢していいんですか、ということ。

手術なんて手技で職人技だから数こなせばうまくなる、わかる話だが対象が人体だからね、人間のいのちだからね。

これを素直に読めば見習いや新人のころは何人も殺していたということかな、と思う。また、数百人の手術をするまでは技術は未熟とすると、それまでの手術ではいずれも何らかの不手際があり、手術後の体調不良に患者は悩まされていることになる。

どの分野の医者の養成にも付きまとう問題だが、外科医の場合はとくに深刻だろう。

産経はこの医者が今度出した本を紹介しているのだが、マスコミなんだから、せっかくの機会だから外科医の養成、技量向上の過程で患者の安全はどう担保されているかというところをインタビューしてほしかった。

門外漢でも思いつくのは、手術の場合にはシミュレーターはまだないのかなということ。

犬なんかで手慣らしをしてから人体に及ぶのかな、ということ。

人間の手術でも最初は見習いで続けるのかな、その場合見習期間はどのくらい?といったこと。厚生労働省ははっきりした基準をもっているのかなど。

日ごろ患者が不安に思い、疑問に思っていることをマスコミは取材報道すべきではないか。

なんで上記のようなことを書くかというと、実際にはずい分いい加減なひどいことが大学病院でもおこなわれているということをよく聞くからである。

* ある私立大学病院では同僚の内科医がちょっとやらしてくれ、というと即席でやらしてみることもあるらしい。この大学病院ではかって内視鏡手術でお粗末な人身事故をおこしたところだ。

* 患者が手術前に「先生よろしく」と金をつつむことになっている。三十年ぐらい前の実見例で百万円くらいだったから、今の相場は数百万円になっているかもしれない。

そういうご挨拶がないと、大先生のお出ましはなく、見習い医者の実験台にされるという。そうして見習い医者は技量を身につけていく。

医者というのはテレビに出ることが好きだから売名になる有名人の手術の場合は金を包まなくても打算的な計算から自ら執刀するだろう。


This is 隠居 talking、2.マニフェストの禁止

2009-07-25 08:44:29 | 社会・経済

隠居の選挙対策2:

最善の投票行動は棄権である。なに、排中律違反だって。なるほど。

党としての統一マニフェストを声高に叫ぶパカが多い。被選挙民にも、選挙民にも、マスコミにも、評論家にも。嘆かわしいことである。

政党は党としての統一マニフェスト作成、公表をただちに中止せよ、選挙民のために。

政策を練り上げるのは継続的な作業であり、ある時点を切り取って無理やりに作成するのは意味のない行動である。

政権を取ったのち、あるいは野党は国会活動の過程で進行形で作業をするのが政策、国家意思決定のプロセスだろう。

特に、政党の構成員の生い立ち、思想がバラバラの場合にむりやりマニフェストをつくるとわけのわからない抽象的なものとなる。最大公約数をまとめると無意味な美辞麗句が並ぶ。やめなさい。

とくに、民主党のように自民党分派あり、旧社会党系が身を潜めているアルカイダ系、旧民社党系、過激な「市民グループ」系が無理やりに自己の利益のために一つになっている場合、選挙民は「民主党」というレッテルに投票してはいけないのである。

保守層は今の自民党には投票しない。棄権するのが第一チョイスだ。しかし、民主党が小選挙区で個人マニフェスト(前には普通のことだった)で訴えれば保守層の票を得られるかもしれない。

民主党の議員は個人マニフェストにすることと、自分の生い立ち、来歴を詳細に公表明記する義務がある。たとえば、旧社会党員だったとか、自民党田中派だったとかだ。

民主党の場合は、選挙民向けの「マニフェスト」のほかに、党内政治のために、名前はどうつけようとまったく別の内政面での「別マニフェスト」を作成しようとしているらしい。

それは公表しないし、選挙では使わないらしい。こんなことを許してはならない。旧社会党系、過激派市民運動出身者を手なずけるためらしいが、選挙民、マスコミは厳重に監視しなければならない。

かしこい選挙民は、ボタン餅が出てくるか、とんこつラーメンが出てくるか分からない「おまかせ民主党メニュー」でオーダーするわけにはいかない。

続く

幼稚園児でもわかることだが、選挙というのは代議士、被選挙民のこれまでの行状、実績に審判を下すという意味が半分はある。残りの半分が将来への約束というか方針表示である。具体的過ぎれば意味がない。パカでも分かろう。

あんたが日記の最初に今年の目標というのを書くだろう。日別、週別、月別、年別とだんだん抽象的になるべ。選挙は長ければ向こう4年の計画だ。具体的な数字を入れすぎれば嘘をついていることになる。自分の四年日記の巻頭になんて書いたかもう一度見てみな。

いずれにせよ、将来への主張というのは選挙で有権者が判断評価する考課の半分にしかならない。実績の評価が重要である。民主党が解散、解散と喚き散らすのもこれまでの自民党の実績に文句をつけているからだろう。おいらが棄権を正面案とするのも別の観点からの実績評価である。

それを外国ではマニフェスト選挙が常識だなどと、女学生みたいな生かじりの知識に飛びついて、マニフェスト、マニフェストと騒ぎたてるマスコミ、小泉チルドレンは豚の餌にするより使い道がない。

小泉チルドレンはかんぽの宿など日本郵政不正をどう反省するかまず述べよ。

続く ?


隠居の選挙対策1

2009-07-24 14:40:52 | 社会・経済

うれしい総選挙ももうすぐだ。そこで隠居の選挙対策。

今日は騒音対策: スピーカーがうるさい。うっかり車を見ようものならルンペン根性丸出しで、窓から体を乗り出して「ご声援ありがとうございます。がんばりまーす」とこえを張り上げる。

そういう時には先手をうって、人差し指を唇の上に直角にたてて「おだまり」と合図をする。それでも宣伝カーが言うことを聞かなければ、両手を左右に広げて下向きに押し下げるジェスチュアをすることだ。


クリントン長官「アメリカは守れるが」

2009-07-21 09:06:07 | 社会・経済

今日は休刊日だ。ニュースの確認のしようもないのだが。テレビだかラジオのニュースでクリキントキ国務長官が北朝鮮の度重なる挑戦について、「北朝鮮の攻撃からアメリカは守れる」と発言したそうだ。

全体の文脈は確認できないが、アメリカ(本土、領土という意味か)さえ北朝鮮のミサイル、核などから守れればいいと考えているのか。日米同盟はどうなる。日米同盟というのは日本人の生命のためにアメリカ軍兵士が血を喜んで流すということを前提としている。

日本は同様のことをアメリカに提供できない。君たちが作ってくれた憲法でできないのだ。そのかわり、独自の核も持たないし、独自の戦闘機開発もアメリカが日本を恐れて許さないのを認めている。思いやり予算という大盤振る舞いをしてやっている。

それがクリントンの発言だ。F22の輸出は禁止するという。日米同盟は一対一対応ではないが、完全なバランスの上に立っている。日本のために血を流さないというなら、日本は独自の核、先制攻撃能力、独自の指揮系統を構築しなければならなくなる。


ゲリラに失礼だよ

2009-07-17 06:34:34 | 社会・経済

マスコミは妙な言葉をオイラの了承もなしに作る。かと思うとおいらの許可なしに勝手に言葉狩りをする。

ゲリラ豪雨なんて何のことだい。夕立ちダベ。集中豪雨ならまだ言葉としてのセンスがある。ゲリラ豪雨とはなんだ。

かと思うと看護婦といわないで看護師という。ばかばかしいにもほどがある。しかもそれを強制するにいたっては狂気の沙汰である。これは自民党の「何のおんな」とかいう法務大臣をやった看護婦あがりがすごんでいるというのだから呆れたはなしだ。


未成年の思い違いと思いあがり

2009-07-08 23:14:08 | 社会・経済

芸人やテレビタレントに投票するのは、自民党や既成政治家、官僚政治家の思い上がりに対する大衆の一つの回答であった。きわめて消極的な態度表明にすぎない。だれも芸人が立派な政治家になるなんて思っていない。そんなバカな国民は一人もいない。

芸人政治屋はこれを自分の実力に対する評価だと思い違いをして思いあがって、舞い上がっている。古賀ちゃんをはじめとする既成の政治屋は、どんな状況下でも芸人を出せば自分の党に票が集まると思い違いをしている。

総裁選挙でも、人気さえあれば、どんな小派閥の政治屋でも、派閥のボスでなくても小泉みたいに自民党に票が集まると思い違いをしている。それで麻生太郎を選んだのだろう。

小泉が郵政選挙で勝ったのは大衆が郵政民営化に賛成したためではない。自民党の政治、人事に吐き気がしていたからである。小泉は独特のきゅう覚で「自民党をぶっ壊す」といった。マジック・ワードだね。

国民は小泉みたいに派閥のボスでない人間に非自民党的なものを期待し、既成政治家にないものを幻視したにすぎない。これが国民の思い違いであった。

芸人の精神年齢はいうまでもなく、いつの時代でも、どの芸人でも未成年である。精神に限って言えば、既成政治屋も未成年である。ずる賢さという精神活動についていえば彼らの精神年齢は年齢よりも三十歳は老けているが。

そして日本の国民も芸人、タレント候補者や小泉、石原などのはぐれ政治家を選んだという点では未成年であった。各地の首長に芸人、タレントを選んだという点ではやはり未成年であったのだ。

一億総反省合掌


古賀ちゃんのバランスシートはプラスですか

2009-07-03 08:55:25 | 社会・経済

東国春手品のことだが、古賀さんの損得勘定はどうなっているのか。民主党からの出馬とか応援弁士の可能性はつぶしたからそれでよしか。

しかし自民党は相当のイメージダウンになるが、差し引きは計算してから交渉ははじめたのだろうね。

最初からこうなるシナリオで、裏取引が付随していたのかどうかだ。そのへんがマスコミ労働者諸君のフォローすべきところだろう。